ソウルを代表する仁川国際空港は、今や世界を代表するハブ空港。ソウル市内にほど近い金浦空港と合わせて、日本からの韓国へ旅行へ行く観光客も毎日のように利用していますよね。今回は、仁川国際空港と金浦空港2つの主要空港とソウル市内を最速で結ぶ空港鉄道「A'REX」を利用して、空港からソウル市内まで向かう方法をご紹介します。これさえ読めば、迷うことなくソウル市内へ出ることができますよ!
目次
飛行機を降りたら最速でソウル市内へ!空港鉄道「A’REX」の利用方法
空港鉄道【A’REX】
仁川国際空港から金浦国際空港やソウル市内を結んでいる韓国空港鉄道、その名も「A’REX(エーレックス)」。開港当時は車でしかアクセスできなかった仁川国際空港ですが、A’REXのおかげでとっても便利になりました。
仁川国際空港は地下1階が、金浦空港地下3階が乗車ホームとなっており、どちらも空港内から途切れることなく頭上や壁に案内板がありますので、迷うことなく利用できると観光客にも大好評です。
仁川国際空港での乗り方
仁川国際空港でA'REXを利用する際、最も分かりやすいのが、1階到着ロビーからターミナル中央(7・8番ゲート周辺)のエレベーターで地下1階に降りて空港鉄道駅に行く方法。
チケットは空港1階の鉄道案内カウンターか、乗り口手前のトラベルカウンターあるいは自動券売機で購入することが可能です。
チケットは2種類、ソウル市内までノンストップの「特急」か、金浦空港経由の「一般列車」で、自動券売機で購入する場合はオレンジのマークがあるものが特急「EXPRESS」の券売機、ブルーのものが一般列車の券売機ですのでお間違えなく!
特急の場合は、領収書に座席番号が記載されていますので、無くさないように注意してくださいね。
特急と一般列車の違い
特急列車の特徴は何といってもソウル市内までノンストップという点。1時間に1~2本と運行本数は少なめですが、所要時間43分と他のどの交通手段よりも早くソウル市内に向かうことが可能です。車内はとっても清潔で、もちろんトイレも完備。座席もゆとりをもって設置されているので、荷物が多い方も余裕を持って座ることができます。
一方12分間隔で運行されている一般列車は、ソウル市内に到着するまでに10ヶ所の駅に停車します。所要時間は53分と、金浦空港を経由する分時間はかかりますが、地下鉄駅とも連結していますので、途中で乗り換えて目的地に向かうこともでき便利です。車内では日本語アナウンスもありますので安心です。
金浦空港での乗り方
金浦空港から乗るA'REXは、仁川国際空港発の一般列車。ソウル駅までの間にデジタルメディアシティ駅、弘大入口駅、孔徳駅の3駅に停まります。金浦空港には、A’REX以外にも地下鉄5号線・9号線も乗り入れており、いずれも連絡通路通路から向かう形です。
金浦空港1階にある新韓銀行(Shinhan Bank)前のエスカレーターで地下へ向かうと、まず見えてくるのが地下鉄5号線の改札口。それを過ぎて左に曲がればA'REXと地下鉄9号線の改札口です。乗り方は日本の電車と同じなので、券売機で目的地までのチケットを購入しましょう。仁川国際空港のようにチケットの種類はありませんので、簡単に利用することができますよ!
◎まとめ
いかがでしたか?今回は韓国の主要空港、仁川国際空港と金浦空港とソウル市内を最速で結ぶ空港鉄道「A'REX」の利用方法についてご紹介しました。
普段は旅行会社催行のツアーに参加する方の中にも、空港からの移動手段さえ分かれば個人旅行もしてみたい!と考えている方もいらっしゃることと思います。空港からは色々な移動手段がありますが、A'REXなら簡単に、最も早くソウル市内まで出ることができますので、ぜひ利用してみてくださいね!