化粧品は、女性にとって欠かせないアイテムのひとつ。旅行先や出張先でも、ぜひともバッチリメイクで決めていきたいものですよね。
しかし、飛行機を利用する際にはそんな化粧品がネックになる・・・なんて方もいるのではないでしょうか。液体やクリーム、はたまたスプレーの化粧品などもあったりして、「もしかしてこの化粧品は機内に持ち込めないのかな・・・」とフライト前に不安になってしまうこともあるでしょう。
ここではそんなお悩みを一挙解決!飛行機内に持ち込める化粧品についてわかりやすくまとめました。
目次
飛行機で化粧品はどうする?機内に持ち込める化粧品をチェック!
国内線では細かい制限はなし
実は、飛行機に持ち込める化粧品については国内線か国際線かでルールが異なります。
国内線の場合は、「0.5㎏または0.5リットル以下、ひとりあたり2㎏または2リットルまで」という制限のみ。
国内線を利用する際は、機内に持ち込める化粧品に対して細かい制限は設けられていないのです。
また、化粧道具としての刃物類(T字型のカミソリや眉用のカミソリ、刃体が4㎝以下の小さなカットバサミ等)も、飛行機内への持ち込みが可能となっています。
国際線でも、100ミリリットル以下であればすべての化粧品が持ち込み可能
国際線においても、すべての化粧品は持ち込みが可能です。化粧品としての刃物も、持ち込みが許可されています。ただし、国際線では国内線と異なり細かい注意点が出てくるので、以下で3点に分けてチェックしていきましょう。
①液体やジェル、ムース、スプレー等は、すべて100ミリリットル以下の容器に入れます。このとき、100ミリリットルに満たない内容量を100ミリリットルを超える容器に入れる、といったことも禁止ですので、ご注意ください。
②飛行機内持ち込み用の化粧品をすべて100ミリリットル以下のものにしたら、それらを容量1リットル以下のジップロック状のプラスチック袋に入れます。持ち込めるプラスチック袋はひとり一枚です。
※この際、化粧落としシートや制汗シート等のシート類は化粧品には含まれませんので、プラスチック袋に入れる必要はありません。
③手荷物検査では、用意したプラスチック袋は他の手荷物とは分けて検査係員に提示するようにしてください。
スプレーは「可燃性」「高圧ガススプレー」などの表示に注意
以上、飛行機を利用する際の化粧品の機内持ち込みについて確認しました。しかし、スプレータイプの化粧品についてはさらに留意点があるので、確認しておきましょう。
スプレータイプの化粧品で気を付けるべきポイントは、スプレー缶に記載されている文字です。「可燃性」「微可燃性」「火気と高温に注意」「高圧ガススプレー」といった表示を見たことがある方も多いと思います。それらの表示があるスプレー缶は、機内持ち込みと預け荷物の両方ともが禁止されています。くれぐれもご注意ください。
◎まとめ
飛行機に乗る際の、機内に持ち込み可能な化粧品について確認してきました。
基本的にどの化粧品も飛行機内への持ち込みが可能ですが、国内線は500ml以下、国際線では100ml以下にしてプラスチック袋に入れるという規則があります。また、スプレー缶を持っていきたい場合も、飛行機で運べるものかどうか、表示をきちんと確認することを忘れないでくださいね。
飛行機搭乗時に持ち込める化粧品についてぜひここでチェックして、しっかりとフライトに備えましょう。