日本から一番近い外国といえる韓国。ファッションや美容など以前より様々な魅力がありましたが、韓流ブームにより更に人気に拍車がかかり、韓国を訪れる日本人の数は大きく増加しました。週末や3連休を利用した海外旅行先としても人気です。
海外旅行の際に気になるのは訪れる国の治安ですね。隣国なだけに韓国のニュースは耳に入りやすく、さほど治安の悪いイメージはありませんが、実際はどうでしょう?韓国の治安をチェックしましょう!
目次
【韓国の治安】日本よりも危険?韓国の治安って本当はどうなの?
1.基本的に治安は良好

韓国の治安は、基本的には良好です。外務省の海外安全ホームページにおいても、危険レベルは設定されていません。その証拠に、ソウルやプサンなどの大都市では、日本の都市と同じように夜の時間帯でも女性がひとりで歩く姿を多く見かけます。スリやひったくり、置き引きなどの犯罪が全くないという訳ではありませんが、危険な目に遭遇する可能性は低いと言えるでしょう。ただし、油断は禁物です。どんなに国際的に治安が良いとされる都市でも犯罪は起こり得ます。基本的な防犯意識を持つことを忘れずに!
2.犯罪発生率は日本よりも高い
韓国は、世界的に安全な国だと判断されています。しかし、犯罪が極めて少ない国という訳でもありません。殺人・強姦などの凶悪な犯罪の発生率は日本よりもかなり高く、中には外国人が被害に逢ったケースもあります。これらの犯罪は、心がけで回避できる場合もあります。楽しい旅行中に残念な目に逢わないよう、深夜の外出や無駄に露出の多い服装、人通りの少ない場所のひとり歩きなどは避けましょう。治安は良くとも常に犯罪が起こる可能性があることを忘れずに!
3.スリやぼったくりに注意!

凶悪犯罪ではありませんが、観光客が遭遇しやすいのがスリやぼったくり詐欺などです。治安の良い国であっても、このような犯罪はゼロではありません。韓国の市場など多くの観光客が訪れるスポットですが、人混みの中で観光客がスリの被害に逢うことは少なくありません。貴重品は肌身離さず、バッグは歩道側に持つなど常に意識しましょう。強引な押し売りも多いので、気をつけましょう。またタクシーの賃金のぼったくりも多発しています。メーターの確認は徹底しましょう。
◎まとめ
日本から一番近く馴染みの深い国、韓国。何度も繰り返し訪れる人も多く、特別に警戒心を持つ必要のある国ではありません。しかし日本と比較して犯罪発生率は高く、凶悪な事件が起こることもあります。過度に心配しすぎる必要はありませんが、最低限の防犯意識を持つことが自衛につながります。トラブルを遠ざけて韓国旅行を楽しみましょう!