美肌の湯を堪能！島根県出雲市斐川町のおすすめ宿と観光スポット

宍道湖と斐伊川の間に位置する島根県出雲市斐川町（ひかわちょう）。町内東部に出雲空港があり、山陰自動車道とJR山陰本線が横断し、アクセス至便な町です。2011年（平成23年）10月1日に出雲市と合併しました。

斐川町の温泉宿は、古民家風で半露天風呂が付いていたり、見たこともない構造で作られた歴史ある宿など、「贅沢な気分に浸りたいな」「ちょっと変わった雰囲気に包まれたいな」という方におすすめ。また、スポーツが楽しめる斐川公園や、広大なひまわり畑、があることでも知られている観光にぴったりな場所です。

1.食事・部屋・温泉どれをとっても上質で居心地のよい宿「草菴」

「草菴（そうあん）」は、古民家風の建物にヨーロッパのアンティーク家具を融合させた素敵な雰囲気の宿。「お客様が選んだ4つ星以上の人気宿＆ホテル2015」などにも選ばれたことがある上質な旅館です。

コンセプトは、古い物から新しい価値を見つけ出し新たなものを創り出していくという「復古創新」。古い物を残しそれを活かせるように再生したことで独特な安らげる空間を作り上げています。湯の川温泉は美肌効果の高いことで知られる「日本三美人の湯」のひとつ。掛け流し半露店風呂が付いた部屋では、部屋ごとに違った雰囲気のお風呂を楽しむことができます。夜にはライトアップされるため、昼間とは違った雰囲気を楽しめておすすめです。

2.縄文時代や弥生時代にタイムスリップしたかのような宿「松園」

「松園（しょうえん）」は出雲空港から車で約10分、出雲市駅から2駅の場所にあるアクセスが便利な宿。しかしそんな街中にあるとは思えないほどの閑静な温泉地であり、歴史と自然に囲まれています。

特徴的なのは高床式の離れがあることで、実際に宿泊できます。高床式宿泊棟には2つのタイプがありますが、1日1組限定の貸切。泊りたい場合は早めに予約しましょう。お風呂は離れ専用の貸切風呂となっており、食事も離れ専用の食事処。大規模ホテルのようににごちゃごちゃした雰囲気はなく、自分たちだけのプライベートな時間を満喫することができます。食事は、約50種類の素材を使用した発酵食品が中心となったヘルシーメニューです。

3.自然にスポーツにお祭りに！イベント盛りだくさんの「斐川公園」

斐川公園は、風景を楽しめる日本庭園と、野球場・テニスコート・多目的広場などスポーツを楽しめる施設をそなえる公園です。春には桜が満開になり、夜桜もイチオシ。

ツツジの名所としても有名で、4月の下旬から5月上旬ごろには2万本ものツツジが咲きほこります。斐川公園のツツジの始まりは、昭和30年代。ある町内の家庭から譲りうけて植えられたことがきっかけで2万本もの規模になったというのですから驚きですね。つつじ祭りではゲーム大会や屋台村も出て、さまざまな年代の人が楽しめます。ほかの時期にはバーベキューを楽しむのがおすすめ。斐川公園は、自然のなかでおもいきり羽を伸ばしたいという方にピッタリな観光スポットです。

4.天に向かって元気に育つ「斐川ひまわり畑」

「斐川ひまわり畑」は出雲空港から車で約3分、JR荘原駅から車で約5分と近いところにあるひまわり畑です。2001年から始まり、今では約20万平方メートルという広大な土地一面に数種類のひまわりが咲き誇ります。中でも沖州にある3万平方メートルのひまわりが見ものです。

見ごろである8月中旬から9月上旬ごろに「ひまわり祭」を開催。一面黄色に染まったひまわり畑では、大人でもすっぽり隠れるほど。お友達や家族、カップルなど様々なグループに人気で、カメラを持って訪れる観光客でにぎわいます。出雲空港から近いので、飛行機とひまわりのコラボレーション写真も撮影できますよ。自分なりのベストショットを撮影して楽しんでみてください。

◎まとめ

島根県出雲市の斐川町は、空港から近いという好立地条件と、自然が豊かな大地であることを活かした観光の町。春には斐川公園のツツジを見たりスポーツを楽しみ、夏には斐川ひまわり畑がイチオシです。秋や冬には紅葉を楽しんだり、雪化粧姿の露天風呂が楽しめる旅館に泊まり、美人の湯につかってゆっくりとした時間を過ごすのもいいですね。特にご紹介した2つの旅館は、現実を忘れさせてくれるような雰囲気を醸し出しているため、ゆったりと過ごしたい人にはぴったり。ご家族やお友達、カップルや夫婦でのんびりと、普段味わうことのできない雰囲気を楽しんではいかがでしょうか。

美肌の湯を堪能！島根県出雲市斐川町のおすすめ宿と観光スポット