世界遺産!ネスヴィジにあるラジヴィウ家の建築的・居住的・文化的複合体

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世界遺産!ネスヴィジにあるラジヴィウ家の建築的・居住的・文化的複合体

ベラルーシには、ヨーロッパ最大級のイギリス流風景式庭園を持つ城があることをご存知でしょうか。それは、ベラルーシの中西部にあるネスヴィジという町のネスヴィジ城です。ネスヴィジ城は、2005年世界遺産に登録されたネスヴィジにあるラジヴィウ家の建築的・居住的・文化的複合体に含まれており、ベラルーシでは見逃せない観光スポット。

広大で美しい庭園や、歴史のある城、内部の教会にある豪華な芸術作品など魅力が詰まっています。ここでは、ネスヴィジにあるラジヴィウ家の建築的・居住的・文化的複合体についてご紹介します。

目次

世界遺産!ネスヴィジにあるラジヴィウ家の建築的・居住的・文化的複合体

ネスヴィジにあるラジヴィウ家の建築的・居住的・文化的複合体とは?

出典: Viktar Malyshchyts/shutterstock

ネスヴィジにあるラジヴィウ家の建築的・居住的・文化的複合体は、ラジヴィウ家の居城として建てられた城郭建築物。10の建造物で構成されており、それぞれが内部で結ばれて全体が一つの建物のようになっています。1582年に元からあった中世の城をルネサンス様式やバロック様式に替え、1604年に完成しました。

その後回廊や、城の四隅に八角形の塔を付け加えられましたが、1706年に略奪行為に及び破壊され、数十年後に修復と巨大化を実施。1770年代には、ロシア軍に略奪されラジヴィウ家は追放されましたが、その後城は再びラジヴィウ家の元にわたりました。その際の復元作業においてデザインしたイギリス流の風景式庭園は、ヨーロッパ最大級の規模を誇りこの世界遺産の特徴の一つとなっています。

1939年に赤軍の侵攻によってラジヴィウ家は再び城を追放され、ソ連時代は長期的な療養を必要とする人々のための療養所として使用。16世紀から1939年まで存続したラジヴィール王朝がヨーロッパの歴史や文化において重要な役割を果たしたことを評価されて2005年に世界遺産に登録されました。

ネスヴィジにあるラジヴィウ家の建築的・居住的・文化的複合体へのアクセス

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ネスヴィジへは、ベラルーシの首都ミンスクからバスが出ており、約1時間半かかります。ただバスの本数が少なく乗り遅れた場合、自力で帰ることが困難になるため、あまりおすすめはできません。

ミンスクからいろいろなツアーが出ているので、そちらの利用をおすすめします。

ネスヴィジにあるラジヴィウ家の建築的・居住的・文化的複合体のおすすめポイント2

ネスヴィジ城

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一番の見所は、ネスヴィジ城です。ベラルーシは第二次世界大戦の際、当時のナチスドイツに徹底的に破壊されてしまったため、歴史を感じることのできる建物がほとんど残っていないのですが、ネスヴィジ城は修復を繰り返して当時の雰囲気を残す貴重な建築物。観光客だけでなくベラルーシの国民からも愛されている観光スポットです。

また、ヨーロッパで最大級の規模を誇るイギリス流の風景式庭園も見どころの一つ。その美しくスケールの大きな庭園の風景には、圧倒されてしまいますよ。

キリスト聖体教会

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ネスヴィジにあるラジヴィウ家の建築的・居住的・文化的複合体の中で、人々を魅了している建物の一つがキリスト聖体教会です。1587年から1603年にかけて建てられたこの教会は、水路越しの堰提によってネースヴィジ城とつながっている建物。ラジヴィウ家の人間が72人眠っている場所となっています。

この教会の最大の特徴として、バロック様式のファザードを備えたドーム型の天井を持つ、世界初のバシリカ式聖堂です。また東ヨーロッパで初めて建てられたバロック様式建築としても有名。内部には、1760年代以降に作成されたバロック様式のフレスコ画や、ヴェネツィア人彫刻家たちによって製作された聖十字架の祭壇などがあり、見どころ満載です。

◎まとめ

ベラルーシの世界遺産、ネスヴィジにあるラジヴィウ家の建築的・居住的・文化的複合体についてご紹介しました。歴史的な雰囲気を感じる外観や圧倒的なスケールと美しさを兼ね備えた庭園など、様々な魅力が詰まっています。ベラルーシに観光に訪れた際は、是非ネスヴィジにあるラジヴィウ家の建築的・居住的・文化的複合体に足を運んでみてくださいね。

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