エジプトのピラミッドに憧れた王が作った世界遺産「アスキア墳墓」

画像出典: Iwanami Photos

エジプトのピラミッドに憧れた王が作った世界遺産「アスキア墳墓」

マリ共和国はアフリカの西にある内陸部の国。国土の3分の1が砂漠というマリ共和国を代表する世界遺産が「アスキア墳墓」です。15世紀頃のアスキア・ムハンマドの墓と言われており、泥山のような素朴な形のピラミッドに何本もの木が突き出ているユニークな形をしています。当時繁栄を誇っていたソンガイ帝国のアスキア王が建築させたもので、その特異な建築方法が認められ世界遺産となりました。素材が泥のため毎年修復や塗り直しが行われています。また近年のイスラム国等の紛争により遺跡の破壊が危惧される世界遺産の危機遺産となっているんです。そんなアスキア墳墓をご紹介しましょう。

目次

エジプトのピラミッドに憧れた王が作った世界遺産「アスキア墳墓」

アスキア墳墓とは?

マリ共和国を代表する世界遺産アスキア墳墓は、マリの南東、ニジェール川近隣のガオという町にあります。これは15世紀末から16世紀にかけて塩と金の交易により栄えたソンガイ帝国の最盛期の王「アスキア・ムハンマド」によって建築されました。アスキア王がメッカへの巡礼の帰りに訪れたエジプトでピラミッドを見て感動し、帰国後の1495年に当時の首都であったガオで作らせたと伝えられています。

3段からなる泥と日干し煉瓦で作られたアスキア墳墓は2004年に世界遺産に認定されました。泥山のような形に何本も木が突き出てたユニークな形をしています。突き出た木は足場として使用されたといわれているんですよ。マリの貴重な世界遺産です。

アスキア墳墓のポイント①:アスキア墳墓

国王アスキア・ムハンマドがメッカ巡礼の帰りにエジプトのピラミッドを見て、その影響を受けてつくられたのがこの世界遺産のアスキア墳墓といわれています。当時のサハラ地方独特の建築様式で作った墳墓は3段からなっており、高さ17メートルもあります。当時人々にとっては、アスキア王の富と権力を印象付ける巨大建築物でした。

泥を材料として作られた壁には足場として使ったと思われる木があちらこちらに刺さっています。まるで泥山から木が生えているようなユニークな形ですね。歴史を物語る、マリ共和国を代表する世界遺産の建築物です。

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