カナダだけれどボンジュール?!モントリオールの観光スポット25選

画像出典:R.M. Nunes/Shutterstock

カナダだけれどボンジュール?!モントリオールの観光スポット25選

カナダ第二の規模を誇るモントリオールは、住民の大半がヨーロッパからの移民という多民族都市です。中でも最も多いのがフランス系移民で、フランス語が第一言語として使用されています。カナダのほかの都市とは異なり、石造りの建造物や石畳の歩道が多いのが特徴。その美しい街並みから「北米のパリ」とも称されています。また、国際花火大会やジャズフェスティバルなど、年間を通して楽しいイベントが多数開催されることでも有名です。それでは、カナダ第二の都市モントリオールのおすすめ観光スポットを25ヶ所をご紹介していきましょう。

目次

カナダだけれどボンジュール?!モントリオールの観光スポット25選

目次を閉じる

1.モントリオール・ノートルダム大聖堂

出典: S. Greg Panosian

旧市街のシンボル「モントリオール・ノートルダム大聖堂」は、北米最大級のカトリック教会です。壮麗ないでたちの外観も見どころの一つですが、注目すべきは豪華絢爛な内装。コバルトブルーに輝く黄金の祭壇に世界最大級のパイプオルガン、ステンドグラスが施されたバラ窓などとにかく見どころ満載です。細部までこだわりつくされた装飾は、息を呑むほど美しく神秘的ですよ。

これを見ずして帰れない!モントリオールのシンボル「ノートルダム大聖堂」

2.ラ・ロンド

出典: commons.wikimedia.org

「ラ・ロンド」は、1967年のモントリオール万博のために建設された遊園地です。毎年5月下旬から10月下旬にのみオープンしており、休日にもなるとたくさんの観光客で賑わいます。一番人気の「ゴリアース」は、高さ53.3mから時速110.1 kmの速さで落下するジェットコースター。かつては、高さとスピードで国内ナンバーワンを誇っていたのだとか。これはぜひチャレンジしておきたいですね。

3.モントリオール国際花火大会

出典: Barisev Roman/Shutterstock

モントリオールを代表する夏の一大イベント「モントリオール国際花火大会」は、毎年6月下旬から7月下旬にかけて開催されます。打ち上げ場所はサン・テレーヌ島にある遊園地「ラ・ロンド」で、世界各国から選ばれし国々が音楽に合わせて美しい花火を夜空に咲かせます。

大迫力の花火を間近で楽しみたい方は、ラ・ロンド内にある有料鑑賞席がおすすめ。何発もの花火が一気に打ち上げられる様子に、思わず圧倒されてしまうでしょう。会場に行かなくても花火は見えるので、周辺にある公園やビーチにぜひ足を運んでみてください。混雑しますが「パーク・ベルーフ・オー・ピエ=デュ=コーラン」からは特によく見えますよ。

4.旧市街

出典: Lissandra Melo/Shutterstock

「北米のパリ」と呼ばれるモントリオールらしい景観を楽しめるのが、モントリオール旧市街です。石畳の歩道には白馬の馬車が行き交い、道の両側には歴史的建造物やおしゃれなレストラン、カフェなどが立ち並びます。可愛らしい雑貨店もたくさんあり、お土産探しにもおすすめですよ。

5.ジャン・タロン市場

出典: RnDmS

「ジャン・タロン市場」は、1933年にオープンした北米最大規模を誇るマーケット。観光客だけではなくローカルレストランの関係者やモントリオール市民が食材の調達に訪れる、いわゆる「市民の台所」です。
ここに来れば新鮮な果物や野菜をはじめ、魚介類、精肉、チーズ、ワイン、パン、惣菜、生花などありとあらゆるものが手に入ります。

地元民とのコミュニケーションを楽しめるのが、市場の醍醐味の一つ。食材について尋ねたり、お料理のレシピの相談に乗ってもらうのも良いでしょう。試食ができるお店やテイクアウトの飲食店も多いので、お腹を空かせて行って食べ歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか?

6.サン・ドニ通り

出典: commons.wikimedia.org

おしゃれなブティックやレストランが並ぶ「サン・ドニ通り」は、モントリオールを代表するおしゃれスポット。夏季になるとカフェにテラス席が設置され、街を行き交う人を眺めながらコーヒーを楽しむ地元の人々で賑わいます。サーカスや大道芸などのイベントも行われるので、子供との観光にもぴったりです。

一方、日中の様子とはうって変わって、夜になるとバーやクラブの営業が始まります。特にライブパフォーマンスが行われるパブは人気で、地元の若者や観光客が多く足を運びます。ほかのエリアに比べると比較的治安が良いので、夜遊びをするならぜひサン・ドニ通りへどうぞ。

7.モン・ロワイヤル公園

出典: Vito DeFilippo/Shutterstock

「モン・ロワイヤル公園」は、モントリオール屈指の絶景を楽しめる人気の観光スポットです。ダウンタウンからすぐの場所に位置しながらも広大な森林が生い茂り、野生のリスやアライグマ、スカンクなどたくさんの動物たちが生息しています。

園内にはハイキングに最適な山があり、頂上からはモントリオールの美しい街並みを一望することもできますよ。秋には公園の木々が美しく色づき、紅葉の名所に大変身。カナダならではの景色を堪能できる場所ですので、秋にモントリオールを訪れる予定の方はぜひ観光プランに組み込んでおきましょう。

8.ラ・フォンテーヌ公園

出典: Carl Campbell/Flickr

「ラ・フォンテーヌ公園」は、モントリオール市民の憩いの場です。長い冬を終えて春を迎えると、皆ランチを持ってピクニックに訪れます。中央部に大きな池があり、周辺ではベンチに座って涼んだり犬の散歩を楽しむ姿も。ランニングコースやウォーキングコースもあるので、運動に訪れるのもおすすめです。

9.モントリオール地下街

出典: ja.m.wikipedia.org

モントリオールの街中を歩いていると、「RÉSO」とかいてある看板を度々目にします。実はこれ、地下街への入口なんです。「モントリオール地下街」は、全長30kmを誇る世界最大級の地下街。極寒の地モントリオールでは、安全に楽しく生活を営めるようこのように地下街が発達しているのです。

ダウンタウンの主要駅や地下鉄はもちろん、市内のビルや主要施設と地下でつながっているのでとても便利。カフェやレストラン、クリニック、ショッピングセンターなどがあちらこちらにあるので、雨の日や冬場でも一切地上に出ずに観光を楽しめます。

10.ベル・センター

出典: Shawn Carpenter/Flickr

「ベル・センター」は、プロアイスホッケーチーム「モントリオール・カナディアンズ」の本拠地として知られる室内競技場です。1996年と2004年のアイスホッケー・ワールドカップをはじめ、プロレス興行やコンサートなどが年間を通して開催されています。外には選手たちのブロンズ像があり、お目当ての選手と写真撮影をするファンの姿も。駅からすぐとアクセス抜群で観光にはもってこいです。

11.ル・プラトー・モン・ロワイヤル

出典: nuriamp

「ル・プラトー・モン・ロワイヤル」は、かつて貧しいインテリ層やフランス系労働階級の住宅地だったエリアです。それが時を経て高級住宅街へと生まれ変わり、建物の美しさから観光スポットとしても注目を浴びています。雑貨店や古本店、ブティックなどが軒を連ねるほか、ビクトリア様式の家の前には手入れの行き届いた花壇が並び、おしゃれな雰囲気を醸し出しています。まさにフォトジェニックですね。

12.マギル大学

出典: Guilhem Vellut/Flickr

「マギル大学」は、1821年に創立されたカナダ有数の公立大学です。世界大学ランキングでもトップランクに位置しているレベルの高い大学で、モントリオール市民からは「カナダのハーバード」とも呼ばれています。キャンパス内には歴史的建造物も多く、中でも1882年に建てられた「レッドパス博物館」は北米初の自然歴史博物館として有名。1843年設立のアーツ棟も要チェックです。

13.ジャック・カルティエ広場

出典: benedek

「ジャック・カルティエ広場」は、モントリオール旧市街に位置する広場です。港に向かってゆるやかな坂道になっていて、一番高い場所にはネルソン像がそびえます。石畳の緩やかな坂道の両サイドには、テラス付きのおしゃれなレストランが並び、手入れの行き届いた花壇に季節の花々が咲き乱れるジャック・カルティエ広場。「北米のパリ」と呼ばれる所以がここにありますよ。

大道芸人のパフォーマンスや、地元モントリオールのアーティストによる演奏など、広場はいつも地元の人々や観光客で大賑わい。近隣には有名な観光スポットが多く、立ち寄りやすいのも魅力です。天気の良い日にはぜひ散策を楽しんでくださいね。

14.モントリオール市庁舎

出典: jiawangkun

「モントリオール市庁舎」は、お城のような佇まいで人気の観光スポットです。1878年に完成するも火災で消失し、1926年に再建され現在の姿になりました。昼間の姿もゴージャスで素敵なのですが、夜のライトアップが幻想的で美しいと大好評。デートスポットとしても人気です。

15.モントリオール国際ジャズフェスティバル

出典: Coastal Elite/Flickr

夏になるとモントリオールでは、あちらこちらで楽しいイベントが開催されます。中でも最も観光客に人気があるのが「モントリオール国際ジャズフェスティバル」毎年6月下旬から7月上旬の10日間にわたって、世界中から集められたアーティストによるコンサートが600以上も行われます。

その規模はギネスブックに登録されるほど。過去にはノラ・ジョーンズやトニー・ベネット、スティーヴィー・ワンダー等、そうそうたる大物アーティストの参加もありました。有名アーティストのライブはチケットが必要になりますが、ほとんどのライブは無料で楽しめるそうですよ。

16.バイオスフィア

出典: Vladone

サン・テレーヌ島を散策していると突如あらわれる円形状の建物。そのインパクトのある網目状の建物「バイオスフィア」は、建築家であり哲学者でもあるリチャード・バックミンスター・フラー氏によって1967年に建てられました。現在は北米唯一の水の博物館として一般公開されています。

学生たちの社会見学の場としても人気のバイオスフィアは、最新の科学技術を用いたわかり易い展示と体験型の企画が多いのが特徴。力学や浮力について実際に水あそびをしながら学ぶことのできるコーナーや、石の種類や用途を知るためのロッククライミングなど楽しく学べる工夫がいっぱいです。

17.ジャン・ドラポー公園

出典: meunierd/Shutterstock

サン・テレーヌ島とノートルダム島にある「ジャン・ドラポー公園」は、モントリオールで最も大きな公園の一つです。広大な園内にはプールやスケートリンク、博物館、競技場、カジノなど様々な施設があり、子供から大人まで楽しめます。

夏には大規模な野外クラブイベントや国際色豊かなフェスティバルが開催され、世界中からたくさんの観光客が押し寄せるジャン・ドラポー公園。島にあると聞くとアクセス不便な印象がありますが、地下鉄イエローライン「ジャン・ドラポー駅」からすぐなので気軽に足を運んでみましょう。

18.コンプレックス・デジャルダン

出典: commons.wikimedia.org

地下鉄グリーンライン「プラス・デ・ザール(Place des arts)駅」周辺のカルティエ・ラタンエリアは、モントリオールの流行の発信地です。芸術家たちが多く住んでいることから個性的なアートギャラリーが軒を連ね、学生たちが集いおしゃれな街を形成しています。

「コンプレックス・デジャルダン」は、そんな文化の中心地である「プラス・デ・ザール(Place des arts)駅」に直結した大規模なショッピングモール。ブティックや雑貨店、レストラン、カフェ、スーパーマーケット、フードコートなどが揃いとても便利です。
中央に設置された噴水のライトアップとショーも要チェック。

19.ボワ・ロン・ボワル

出典: Ken Lund/Flickr

「ボワ・ロン・ボワル」は、海賊船をテーマにしたアスレチックパークです。地上10mほどの高所に取り付けられた吊り橋やターザン、ウォールクライミングのほか、幼児向けのプレイグランドも設置されており幅広い年齢層が楽しめます。見どころが多いオールド・ポート(旧港)に位置するので、散策ついでにぜひ。

20.サン・ローラン通り

出典: art_inthecity/Flickr

モントリオールで一番盛りあがるナイトスポットといえば、「サン・ローラン通り」が有名です。通り一帯に多くのクラブやバーが立ち並び、深夜になると地元モントリオールの若者たちがクラブに入るために長い列を作ります。

日本のクラブとは異なり、モントリオールのナイトクラブの営業時間は深夜3時までと少々短め。夜11時頃から徐々に人が集まり始め、深夜の1時に盛り上がりのピークを迎えます。入場するには身分証が必要となるので、パスポートや国際免許証などを忘れずにお持ちくださいね。

21.モントリオール・フランコフォリ・フェスティバル

出典: orangemania/Flickr

「モントリオール・フランコフォリ・フェスティバル」は、国際ジャズフェスティバルに並ぶ人気を誇る音楽のビッグイベントです。地元モントリオールのアーティストをはじめ、世界各国からフランス語スピーカーのアーティストが集結し、昼から夜まで連日連夜音楽をかけて盛りあがります。

広場での演奏はどれも無料というのがうれしいところ。無料といえどもライトアップや演出、音響は本格的なのでご安心ください。モントリオールで有名なアーティストの演奏もありますよ。開催時期は毎年6月中旬ごろ。夏にモントリオールを訪れる方は、ぜひ観光プランに組み込んでみては?

22.サン・カトリーヌ通り

出典: Dav Himbt/Shutterstock

サン・カトリーヌ通りはダウンタウンのメイン通りで、多くのデパートやショッピングモール、レストラン、バー、カフェ、オフィスなどが並びます。多くの市民や観光客、ビジネスマンが闊歩する通りなので、国際色豊かなモントリオールの雰囲気を味わうことができるでしょう。また、モントリオール名物のパレード会場にもなることから、クリスマスやカナダの祝日には大いに盛りあがります。

23.モントリオール・プライド・パレード

出典: oknidius/Flickr

モントリオールは世界有数のゲイビレッジがあることで知られており、バイセクシャルにとても寛容な街なのです。そんなモントリオールで行われる「モントリオール・プライド・パレード」は、カラフルなコスチュームに身をまとったバイセクシャルたちが、メインストリート一体を貸し切って行う壮大なパレード。2016年には、なんと「カナダの貴公子」ジャスティン・トルドー首相の姿もあったそうですよ。

24.ポワンタカリエール考古学歴史博物館

出典: commons.wikimedia.org

旧市街の一画に位置するカナダの国定史跡「モントリオール誕生の地(Montreal's Birthplace)」。そんな由緒ある場所に佇むのが、モントリオール及びケベック州の歴史を学べる「ポワンタカリエール考古学歴史博物館」です。館内には、かつて使用されていた水道管やモントリオール建設当初の建物の土台が当時のままの姿で残されているほか、迫力ある映像を加えた展示などもあり見応え充分ですよ。

25.モントリオール・サイエンス・センター

出典: Dennis Jarvis/Flickr

科学技術について楽しく学べる「モントリオール・サイエンス・センター」は、オールド・ポート(旧港)エリアにあります。ショーやアトラクションといった体験型の展示が多いことから、子供連れのファミリーに大人気。整理券がないと参加できない展示などもあるので、混み合う休日は避けて平日訪れることをおすすめします。大人でも充分楽しめるのでぜひ足を運んでみましょう。

◎まとめ

カナダの中でも特に美しいと評判の街モントリオール。そんな美しい街にふさわしく、とにかく見所が盛りだくさんです。特に夏には多種多様なイベントが行われ、モントリオール市民はもちろん、世界各国からの観光客とふれあえるのも醍醐味。そんな魅力たっぷりのモントリオールで、あなただけのとっておきの観光を楽しんでみませんか?ぜひこの記事を参考に素敵な観光プランを練ってみてくださいね。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

モントリオールでおすすめの記事

モントリオールのアクセスランキング