メキシコの世界遺産ケレタロの歴史史跡地区！その歴史と街の魅力に迫る旅

メキシコではスペインの植民地時代からの名残を残した美しい街並みを見ることができますが、そのうちのひとつが世界遺産にもなっているケレタロの歴史史跡地区。ケレタロの街が築かれて450年以上経ち、街は年月とともに変わっていくのが自然なもの。

しかし、こちらの世界遺産ケレタロの歴史史跡地区は、今もなお当時の歴史の風を感じることができる貴重な観光スポットです。今回はそんなケレタロの歴史史跡地区の魅力についてご紹介します！

ケレタロの歴史史跡地区とは？

ケレタロの街は、1531年につくられ始めました。スペインの植民地であった国であるにもかかわらず、スペイン人と先住民が平等に暮らすことを理念に築かれ、スペイン人と先住民が共に生き、共に街の繁栄を分かち合ったあまり例のない植民都市なのです。

そして、スペイン人居住区では、碁盤の目のように整然ときっちりと区分けされ、先住民の居住区では細く曲がりくねった道路沿いに建物を築き、それぞれが共に発展を願い暮らしていきました。

その後、17世紀～18世紀には、理念の通りに街は発展をして、メキシコでも第3の都市と呼ばれるほど美しい街並みを築くこととなったのです。

そして、そんな当時の美しい街並みが残る場所こそが世界遺産ケレタロの歴史史跡地区となっています。まさに、当時の歴史の風を感じるにはここ以外考えられないと言っても過言ではない観光スポットでしょう。

ケレタロの歴史史跡地区へのアクセス

ケレタロに行くには、まずメキシコの首都メキシコシティに行きましょう。そして、メキシコシティからはバスが出ていますので、高速バスでケレタロにアクセスすることができます。後は、ケレタロに到着後、世界遺産ケレタロの歴史史跡地区を見て回りましょう。

ケレタロの歴史史跡地区のおすすめポイント2

1.サンタクルス修道院

ケレタロで有名な水道橋の片側の終着点であるサンタクルス修道院は、美しく歴史深さを感じる姿で地元の方はもちろん、観光客もやさしく迎えてくれます。

サンタクルス修道院では、ある言い伝えがあります。昔、水不足で困っていた時に、ある修道僧が現れ「ここを掘ってみなさい」と言われ掘ったところ、水がドバドバと湧き出てきたのです。その場所は現在でも水が出続けています。

さらに、そことほぼ同じ場所に、アフリカにしか生息しない植物が生えています。その植物の枝を目を凝らして見てみると、十字架と同じ形をしており、さらにキリストがはりつけにされた時に釘を刺された場所と同じ場所にとげが発見できるのです。

その不可解と言うより、もはや神秘を感じることができるサンタクルス修道院を訪ねてみるのも興味深い観光ができますよ。

2.水道橋

ケレタロでは水の箱と称する当時の水くみ場が大切に保存されています。かつてのケレタロでは水は貴重だったのです。そんな大切な水の箱に水を運んでいたのが、こちらの水道橋となっています。

その水道橋の長さは、約1300m！巨大な水を届ける建造物として、今も残るその姿は曲線がどこまでも続いてくような錯覚を覚えるアーチの連続が見ものです。

かつては貴重な飲み水を届け、今は美しい姿を観光客に届ける役目を担っている世界遺産を有する街ケレタロのシンボルとなっています。その建築美は、現地に訪れて見ると迫力満点！実に、美しく壮麗な姿をしていますので、ケレタロに訪れたのなら、必見の観光スポットとなっていますよ。

◎まとめ

さて、どうでしたか？メキシコの世界遺産ケレタロの歴史史跡地区については知っていただけましたか。美しい建築物が立ち並び、魅力的な街並みを見ることができるこのスポットは、訪れる方を虜にする魅惑の観光地です。

深い歴史の風を感じ、さらには美しい姿を見せてくれるので、メキシコに旅行に訪れたのなら、ぜひ足を伸ばしてくださいね。きっといい思い出になりますよ！

メキシコの世界遺産ケレタロの歴史史跡地区！その歴史と街の魅力に迫る旅