名称:Rådhuset
住所:Rådhusplassen 1, 0037 Oslo
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/1FYVJl
ノルウェーの首都オスロは北欧でも有数の大都市で、毎年たくさんの観光客が訪れます。
ノルウェーといえば雄大なフィヨルド地形が有名ですが、主都オスロでもその自然の美しさを見ることができるんですよ。また、ムンクが晩年を過ごした街であり、ノーベル平和賞の授賞式が行われることも有名ですね。北欧らしい建物と近代的な建物が混在しているオスロには様々な観光スポットがあり、とても楽しめる街ですよ。
今回は、そんなオスロのオススメの観光地を10ヶ所ご紹介します。オスロ観光での参考にしてください。
目次
フィヨルドにムンク!ノルウェーの主都オスロを満喫できる観光地10選
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1.オスロ市庁舎
オスロ市庁舎は、大ホールでノーベル平和賞授賞式が開かれることで有名な、オスロを代表する観光スポットです。無料で見学できるのも魅力的ですね。
大ホールには、ノルウェーの画家アルフ・ロルフセンの壁画とヘンリク・ソーレンセンの欧州最大の油彩画が飾られていて、圧倒されること間違いなしです!この他にも、多数の絵画が展示されている部屋がたくさんあり、観光客を飽きさせません。
また、2階にあるムンクの間には、ムンクが1910年に描いた油彩 『人生』 が掲げられています。この部屋は、記者会見や昼餐会、晩餐会が行われる際に使用され、月に1度は市民の結婚式でも利用されるそうです。無料でムンクの作品が見られる貴重な場所ですよ。オスロに来た観光客が必ずといっていいほど訪れる場所です。
2.オスロ・フィヨルド
ノルウェーといえば、フィヨルドが数多く存在することで知られていますが、そもそも主都オスロもオスロ・フィヨルドの最奥につくられた街です。正確にいうと、地質学的にはフィヨルド地形には分類されないのですが、湾口まで20㎞ほども続く穏やかで美しい景色が観光客に人気です。
『叫び』をはじめとするムンクの絵画にも、しばしばオスロ・フィヨルドの風景が描かれています。ソグネフィヨルドなどのノルウェー西海岸のフィヨルドほどの規模はありませんが、美しい海と陸に可愛らしい北欧住宅が見える景色は、一見の価値のある観光スポットですよ。
オスロ・フィヨルドへは、夏の間はボートクルーズでの日帰りツアーが人気で、所要時間は2時間ほど。冬はクルーズツアーはありませんが、オスロのオペラハウスから眺める雪景色のフィヨルドは、北欧を感じられるビューポイントととして有名です。
名称:Oslofjord
3.ムンク美術館
画家エドワルド・ムンクは、ノルウェーに生まれ、晩年をオスロで過ごしました。ムンクの遺言により、オスロ市に寄贈された彼の作品がムンク美術館に集められ、観光名所となっています。
地下鉄のトイエン駅から徒歩3分ほどのこの美術館は、広大な植物園に隣接して建っているため、とても気持ちの良い美しい美術館ととして観光客に人気です。所蔵作品数は約2万点にものぼり、ムンクの代表的な作品がすべて見られるほか、子供時代の絵や手紙、著作などもあり、ムンクについて深く知ることができます。館内にはオープンカフェもあり、夏期には植物園の景色を楽しみながらゆっくり過ごすことができますよ。
その他、国立美術館やオスロ市庁舎にも数点のムンク作品があるので、併せて観光してみると良いでしょう。
名称:Munch Museum
住所:Tøyengata 53, 0578 Oslo
公式・関連サイトURL:http://munchmuseet.no/en/museum
4.ノルウェー王宮
1848年に完成したノルウェーの王宮には現在も国王が居住していますが、オスロを訪れる観光客に人気の場所となっています。オスロ中央駅からメインストリートの1つカール・ヨハンス通りをまっすぐ進んで突き当たりの小高い丘にあります。
王宮内の見学は通常できませんが、夏のみガイドツアーが開催され、内部を観光することができます。外観と美しい庭園、そして衛兵交代式については、年間を通じて見学は自由です。王宮の前に建つ銅像は、この城の建築を命じた19世紀前半のノルウェー国王カール3世ヨハンのもの。その当時、ノルウェーはスウェーデンと連合王国となっていて、ノルウェー王カール・ヨハンは、同時にスウェーデン王カール14世ヨハンでもありました。
北欧の歴史を感じる観光スポットです。オスロを訪れた際にはぜひ散歩をかねて訪ねてみてください。
名称:Det Kongelige Slott
住所:Slottsplassen 1, 0010 Oslo
公式・関連サイトURL:http://www.royalcourt.no/seksjon.html?tid=80428&sek=80422
5.アーケシュフース城
オスロ中央駅から徒歩10分ほどの海沿いにたたずむルネサンス様式のアーケシュフース城。1300年ごろにオスロの街を守るために建てられたといわれ、現在でもノルウェーの軍事領域となっています。
そんな背景をもつアーケシュフース城ですが、最近では世界中から注目されているんです。それは、ここがディスニー映画『アナと雪の女王』でエルサとアナが住むお城のモデルになったと言われているから!毎年多くのアナ雪ファンが観光に訪れる場所となりました。 冬に訪れれば、雪に覆われた城を見ることができますよ。エルサやアナの気分をちょっと味わってみませんか。
城の内部以外は、無料で観光することができます。城壁から見るオスロの海岸や市庁舎など街の景色は、とても美しいですよ。お城自体もお城からの景色も必見の観光地です。
名称:Akershus Festning
住所:Akershus Festning, 0150 Oslo
公式・関連サイトURL:https://www.visitnorway.com/listings/akershus-fortress/432/
6.カール・ヨハン通り
オスロ中央駅と王宮を結ぶ約1kmのカール・ヨハン通りは、観光客が必ず訪れる活気にあふれたオスロの目抜き通り。
通り沿いには国会議事堂や国立劇場、オスロ大聖堂などの重要な歴史的建造物があり、またカフェやレストラン、ショップもたくさんあるので飽きることはありませんよ。また、暗くなるとライトアップされ、寒くなればスケートリンクが設置されるなど、カップルからファミリーまで楽しめる観光通りです。
また、この通りの老舗ホテルであるグランド・ホテルの1階にあるグランド・カフェは、19世紀末にムンクやイプセンなどの芸術家が集った場所として有名!オスロ観光の際は、ムンクたちも愛したカフェで疲れを癒しましょう。
名称:Karl Johans Gate
住所:Karl Johans Gate, 0162 Oslo
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/wDVpS2
7.ノルウェー民族博物館
オスロ市街の南西に突き出たビュグディ半島にあるノルウェー民族博物館は、ノルウェー最大規模の野外博物館です。オスロの中心部からはバスまたはフェリーで30分ほどで行けますよ。
敷地内は緑溢れる美しい公園になっていて、「昔の街」という野外展示コーナーでは、ノルウェー各地から集められた家屋でかつての町並みが再現されています。民族衣装を着たスタッフが、伝統的な手工芸や生活についても観光客に説明してくれますよ。高床式のものや屋根に草が生えているもの、スイスをイメージするような白壁に梁が渡してあるものなど、様々な種類の家屋があるので、観光客の目を飽きさせることはないでしょう。
中でも貴重なのが、樽板で作られた教会という意味のスターヴヒルケと呼ばれる木造教会です。主に北欧でみられるタイプの建物ですが、現存するものは少なく、オスロ観光でぜひ見ておきたい歴史的建造物の1つです。
名称:norskfolkemuseum
住所:Museumsveien 10, 0287 Oslo
公式・関連サイトURL:http://norskfolkemuseum.no/en/
8.オスロ大聖堂
オスロのメインストリートであるカール ・ヨハン通り沿いにあり、観光客に人気の場所がオスロ大聖堂です。オスロで最も重要な教会で、日常の礼拝はもちろんノルウェー政府や王室の公式行事にも使われます。2001年の皇太子夫妻の結婚式も、オスロ大聖堂で行われました。
この大聖堂は芸術的価値も高く、ステンドグラスはスウェーデンの彫刻家グスタヴ・ヴィーゲランの弟エマヌエル・ヴィーゲランの作品で、教会内にはバロックの宗教芸術品やノルウェーの芸術家による作品も多数あります。特にパイプオルガンの装飾が見事で、木を基調とした柔らかな色合いが優しい雰囲気を作り出しています。また、ノルウェー最大とされる天井画も必見ですよ。
名称:Oslo domkyrkje
住所:Karl Johans gate 11, 0154 Oslo
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/nndrmR
9.フログネル公園 (ヴィーゲラン彫刻公園)
フログネル公園は、オスロの都心部から北西に3kmほどの場所にある観光スポットです。
トラムなどを利用して行くことができるこの公園には、ノルウェーの彫刻家グスタフ・ヴィーゲランの彫刻作品が200点ほど置かれていて、作品はすべて人間と人生をモチーフにしたものだそうです。
その中でも観光客に人気なのが、『おこりんぼう(アングリーボーイ)』という赤ちゃんが地団駄踏んで怒っている像です。表情がとてもリアルで、思わす写真を撮りたくなりますよ。また公園中央に建つモノリッテン(人間の塔)は、13年かかって作成された大作で、121人の老若男女が絡み合い塔となっています。
園内には屋外レストラン、プール、テニスコートなどがあり、散歩をする人やバーベキューをする人で賑わっています。他のオスロ観光とは毛色の違う、オスロ市民が愛する観光地ですよ。
名称:Vigelandsparken
住所:Nobels gate 32, 0268 Oslo
公式・関連サイトURL:http://www.vigeland.museum.no/en
10.ヴァイキング船博物館
ヴァイキング船博物館は、ノルウェー民族博物館もあるビュグディ半島にあり、オスロから少し離れた場所にあります。
800年から1050年ごろにかけて西ヨーロッパ沿海部を侵略して恐れさせたスカンジナビアの海賊ヴァイキング。ノルウェーでは童話に出てくるなど人気が高く、ヴァイキング船博物館観光客も多く訪れるスポットです。
ヴァイキングは、お葬式に際して埋葬品とともに遺体を船に乗せて海に流したと考えられており、その埋葬船とされる3隻の船が展示されています。博物館では、船体とともに埋葬品も見ることができますよ。
そのうちの1隻は、全長約2m・最大幅約5m・高さ約2mで、32人で漕ぐように造られた典型的なヴァイキング船です。船の先端が渦巻き状に装飾されており、形もカッコよくて、絵本に出てきそうです。
オスロでヴァイキングの歴史を知るには一番の観光地ですよ。
名称:Vikingskipshuset
住所:Huk Aveny 35, 0287 Oslo
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/6QWfSc
◎まとめ
オスロの観光地を10ヶ所ご紹介しましたが、いかがでしたか?代表的な観光地を厳選しましたが、文化や芸術、自然と多種多様な内容で、オスロの奥深さを感じますね。
北欧は夏が短く、冬がとっても長い地域です。そのため、雪深い冬に屋内で楽しめる文化が育まれたといわれています。最近は、治安も良いことから北欧観光の人気が高まっています。ノルウェーの主都オスロの美しい街並みを観光してみませんか。