可愛いカラフルな街並みのノルウェーを満喫!世界遺産ブリッゲンをご紹介

可愛いカラフルな街並みのノルウェーを満喫!世界遺産ブリッゲンをご紹介

ノルウェー南西部にある第2の都市ベルゲンに、世界遺産ブリッゲンがあります。かつて、ノルウェーの首都だったベルゲンは、日本からの北欧観光ツアーでも人気のあるフィヨルド観光拠点の都市でもあり、夏には世界中からたくさんの観光客が訪れる観光スポット。

ベルゲンの港街のヴォーゲン湾沿いには、ひときわ目立つカラフルな60軒もの木造家屋の倉庫が並びます。このいくつもある倉庫が立ち並ぶ地区が、世界遺産に登録されているブリッゲンで、倉庫はお店にもなっているので散策も楽しめますよ。ここでは世界遺産ブリッゲンをご紹介します。

目次

可愛いカラフルな街並みのノルウェーを満喫!世界遺産ブリッゲンをご紹介

ブリッゲンとは?

ブリッゲン

世界遺産ブリッゲンは、13世紀から16世紀に建てられた中世ノルウェー建築の代表的な木造家屋が並ぶ倉庫地区です。この地区には、1360年のハンザ同盟によってオフィスが置かれ、多くのドイツ人が受け入れられました。

およそ400年に渡り、ドイツ人のハンザ商人の遺留地として繁栄。当時、倉庫には、ノルウェーで収穫した魚やヨーロッパからの穀物が保管されていました。現在のブリッゲンにも、干しダラ商売の当時の名残が至るところで見られます。

ブリッゲン

密集した木造の建物構造であるため、幾度もの火事で大部分を焼失してきましたが、その度に復元修復され、今も当時のままのような姿を維持しています。一番古い建物で15世紀のものなので、歴史を感じられますよ。

ブリッゲンへのアクセス

ベルゲン

日本からノルウェーの世界遺産ブリッゲンまでは、直行便がないためコペンハーゲンやアムステルダム経由になります。ベルゲン空港からは、バスやタクシーを利用して、ブリッゲンのあるベルゲン市内へおよそ30分。

また、コペンハーゲンやオスロ、ストックホルムやヘルシンキなどヨーロッパ各都市から、鉄道やバスなどの公共機関を使って、フィヨルド観光を楽しみながらベルゲンへも行けます。レイルパスを購入して旅を計画してみるのも良いですね。

ブリッゲンおすすめスポット

1. 旧市街

ブリッゲン

世界遺産ブリッゲンで、特に旧市街は見どころ満載。路地が木の床になっているのは、荷を運ぶ車両が動きやすいようにするためです。突き出た窓には、滑車が備えられており干しダラの上げ下ろしが行われた様子が伺えます。

現在は、倉庫をブティックやカフェ、お土産屋さんやアーティストの工房として利用されていて観光客にも人気。ブリッゲン世界遺産のお土産は、こちらで揃えましょう。

2. ブリッゲン博物館

ブリッゲン博物館

出典: Nina Aldin Thune (CC BY-SA 3.0)

ブリッゲン博物館は、1955年にブリッゲンで起こった火事の焼け跡に、1976年になってから建てられた近代的な博物館です。

館内には、発掘されたハンザ同盟時代の物やベルゲン12世紀の住居跡の実物大などスケールの大きな展示もあるので必見。またヨーロッパの陶器や、ルーン文字の碑文、中世に使用された剣や十字架、ヴァイキング時代の船の骨組みなども展示しています。

さらに火災による復興の様子も展示され、世界遺産ブリッゲンの歴史がわかる貴重な歴史博物館ですよ。

3. 木彫りの干しダラ

木彫りの干しダラ

世界遺産ブリッゲンの人気者の木彫り、干しダラも見逃せません。時には、子供たちが乗り遊んでるのも見かけます。およそ400年に渡り、ドイツ人交易商人による干しダラの取引が盛んに行われたブリッゲンを象徴する彫り物。今では、ノルウェー北部の名産品となっている干しダラなので、ブリッゲンを訪れた記念に撮影してみてはいかがでしょうか。

また近くには、世界遺産ブリッゲンを訪れた人たちがコインを投げ入れ、祈りをささげる井戸があります。集まったコインは、ブリッゲン保存の資金として使用されますよ。

◎まとめ

世界遺産ブリッゲンの魅力をご紹介しました。ベルゲンは、ノルウェーの首都オスロに次ぐ第2番目に大きい都市なので、ベルゲン市内にも見どころ満載。雨や曇っている日の多いベルゲンにある、世界遺産ブリッゲンのカラフルな建物は、街の雰囲気を明るくしているとても貴重です。対岸から見るブリッゲンの風景は、最高の撮影ショットなのでお忘れなく。

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