ロンドン・ヒースロー空港について

ロンドン・ヒースロー空港はロンドンの西側にある、イギリス最大の空港です。一時は利用者数が世界で1位のハブ空港として、その名を知られていました。現在でも多くの旅行客に利用されています。開港時に使われていたターミナル1は閉鎖され、欠番。2から5までの4つのターミナルで運用されています。ロンドンからその他の地域に移動する場合でも、乗り継ぎが多いのでとても便利です。

ロンドン・ヒースロー空港にはいくつかの鉄道が接続しています。ヒースロー・エクスプレスを使うとロンドンの中心部にあるパディントン駅まで行くことができます。15分間隔で運行されているので、待ち時間はほとんど気になりません。直通で途中駅には止まらないので15分で到着します。定時運行の割合も高いので、空き時間に安心して利用することが可能です。

ロンドンで最も有名な観光名所と言えば、エリザベスターワーの時計台です。もともとはビックベンと言う名前で親しまれてきましたが、2012年に改名しています、子供の頃見たピーターパンに出てくることでも印象的で、今でもその荘厳さは健在です。毎日奏でられる鐘の音はウェストミンスターの鐘と言う曲名で、日本の学校で採用されている終業のチャイムの元となったと言われています。地下鉄でウエストミンスター駅に移動すると見ることができます。横には国会議事堂もあって撮影スポットとして最適です。

そこから歩いて5分程度のところにウエストミンスター寺院があります。イングランド国教会でイギリス王室の戴冠式が行われる場所でもあります。1987年に世界遺産として登録されて、現在でも多くの王室行事に使われます。

11世紀に建てられたゴシック建築で、イギリス中世の様子を垣間見るには、最適な建造物です。併設されている墓地には、アイザック・ニュートンやチャールズ・ダーウィン、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルなどの著名人が埋葬されています。