カターニア＝フォンターナロッサ空港について

カターニア＝フォンターナロッサ空港はイタリア共和国のシチリア島で2番目に大きな都市である、カターニア県カターニアにある公共の空港です。この空港には、カターニア出身のオペラの作曲家の名前が由来となっている「ヴィンチェンツォ・ベッリーニ空港」という別名もあります。カターニア＝フォンターナロッサ空港は、標高12メートルの位置にあり、アスファルト舗装された長さ2,560メートルの滑走路が1本あります。

シチリア島内では最も利用客が多い空港で、大手の空港会社が運航するヨーロッパの主要都市への路線が利用可能です。その一例にはイタリアの首都であるローマやドイツのバイエルン州最大の都市ミュンヘン、オランダのアムステルダムのほかドイツ東北部のベルリンなどへの便が挙げられます。また格安航空会社によるレジャー地への路線もこの空港から利用可能です。

第二次世界大戦中にはアメリカ陸軍航空軍の基地として使用され、戦後になると1950年にはそれまでの空港は狭かったため新しい大きな空港が開港します。その後も利用客の増加に合わせて新しいターミナルが建設され今に至りました。このカターニア＝フォンターナロッサ空港からは、いくつもの定期路線バスやシャトルバスが運行されていて、各地へ行く際に利用可能です。これらに乗るとカターニア市内の中心部やカターニア中央駅、シチリア島内の各地などに行くことができます。