第8回

【最終回】今自分にできること

Ikumiさん

28歳高校教員
イギリス
チャレンジ期間：2024/08/04~2024/08/13

高校で数学教員として働いている。来年度から海外協力隊に参加することを目指し、現在選考を受けている。今回の渡航先のイギリスでは、地域のボランティアプログラムに参加中。

現在のチャレンジ達成度

100%

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ホストファミリーとお別れ、日本へ

9日間の滞在を終えて、ホストファミリーとお別れしました。最後の日には、一緒にお酒を飲みながらたくさんのお話をすることができました。本当に良い経験でした。また会えた時に成長した姿を見せられるよう精進したいと思います。

約10日間の滞在で、多くのことを学びました。

最初に掲げていた私のチャレンジ「ボランティアとは何か自分なりに再定義できるようになる」、これはおおよそ達成できたと思います！

すでにいくつかのレポートでお伝えしてきたように、自分にできること、自分に足りないもの、心構えや振る舞いを学びながら分かったことがあります。
「ボランティアをすることは決して特別なことではなく、強制されることでもなく、余裕のあるときに、余裕のある人が行うべきものなのではないか」と感じました。

与える側、与えられる側という区切りは、場所や状況に応じて変わるものだと思います。その場の状況に応じて、自分ができること、得意なことがあればする。逆に自分ができないこと、不得意なことがあれば、他の人に助けを求める。

そうやって相互に助け合うことは自分自身の満足感や社会への帰属意識にもつながるのではないかと思いました。

帰国後はすぐにボランティアに参加

日本に帰ってから、まず地域のボランティアに応募しました。

日本でもまだまだできることがたくさんあると感じることができたからです。

今後は週に1回、学習支援のボランティアに参加させていただくことになりました。

主催する団体の代表の方も、今回のイギリスでの体験にとても興味を持ってくださり、ぜひ学習支援に参加する子どもたちにその経験を伝えて欲しいと言われました。

また、現在勤務している学校でも、たくさんの生徒が「イギリスどうだった？」と聞いてくれて、今回の経験を伝えることができています。「イギリスで折り紙がとても役に立ったよ！」と言うと、「折り紙もボランティアになるんだ！それなら私にもできそう！」と言ってくれました。ボランティアや社会貢献活動は決して難しいことではなく、自分にできること（例えば、日本人だからこそできること）をやろうとする姿勢や考えが大事なんだということを感じてもらえればな、と思います。
今後は報告会という場を設けて、そこで自分の思いを100％伝えられればと思っています。

2025年の派遣への参加を目指している海外協力隊も無事に２次選考が終わり、合否を待っているところです。そこでも、今回の経験から学んだことをお話しすることができました。

とにかく、本当に素敵な経験をすることができました。応援してくださった株式会社アドベンチャーの皆様、レポートの読者様、本当にありがとうございました。

きっかけさえあれば、やりたいことは見つかる

今回の「スカイチケットチャレンジ応援プロジェクト」への参加は、もともと海外協力隊を見据え、それに向けて海外に行きたいと思っていたところ、たまたま旅行予約アプリのスカイチケットから本プロジェクトの通知が来てすぐに申し込んだのがきっかけです。

「人生なんてきっかけひとつ。」これは海外協力隊のキャッチフレーズですが、とても気に入っていて、きっかけ一つで人生は大きく変わるなと今回の渡航でも実感しました。
実は私がこのように海外やボランティアに興味を持つようになったのは社会人になってからで、教員として働いている中で出会った生徒たちに大きく影響を受けたためです。留学に必要なMotivation Letterに渡航先でやりたいことを見事に自分の言葉で考え・表現している子や、日々色々なことにチャレンジしている子を見て感化されました。
これまでは、自分が「できそうだ」と思うことを選んでその中で最大限生きてきましたが、今初めて心から「やりたい！」と思うことを見つけて動くことができています。

きっかけさえあれば、大人になってからでも夢・やりたいことは見つかります。

チャンスを逃さないように、今できることを精一杯やっていきましょう！

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