ケンブリッジ国際空港について

ケンブリッジ国際空港はイギリスの都市の1つケンブリッジにある国際空港で、ケンブリッジの市街地から約3キロほど離れたところにあります。メインのターミナルビルは、ケンブリッジ大学の建築家であるハラルド・トムリンソンによってデザインされており、そういった経緯もあってこの空港は民間用の空港としてだけではなく、ケンブリッジ大学の航空飛行隊の訓練場としても利用されています。

2008年には一度名称が「マーシャル空港」へと改名されましたが、その3年後に再び現在の「ケンブリッジ国際空港」へと戻りました。空港へのアクセスですが、最寄り駅のケンブリッジ鉄道駅は空港から５キロとかなり離れているため、公共バスを利用するのが良いでしょう。

ケンブリッジはケンブリッジ大学を始め、市内には実に30以上の大学がある、世界的に見ても屈指の大学の街です。これだけ大学があると大学だけの街なのかと思ってしまいがちですが、そんなことはなく大学以外にもわざわざ観光するために訪れる価値がある場所がたくさんあります。

そんなケンブリッジを観光するにあたって町のランドマークともなっている建造物が「キングス・カレッジ・チャペル」です。この礼拝堂はケンブリッジ大学の敷地内にあるキングスカレッジにあり、1440年からなんと70年もの歳月をかけて完成させています。それだけの長い年月をかけているという事もあって、内装は広大でありながらその装飾はとても繊細に造られており、礼拝堂の中に入るとそのあまりの美しさに思わずため息が漏れてしまうほどです。

ヘンリー6世、エドワード4世、リチャード3世、ヘンリー7世、ヘンリー8世とイングランド王5世代に渡って垂直式ゴシック建築という様式によって建てられたこの礼拝堂。歴史的建造物がたくさんあるケンブリッジの中でも最も美しい観光地と言っても過言ではない場所となっています。