オアハカ行きの飛行機・航空券を検索

特色あるイベントに観光客が集まる「オアハカ」

メキシコ・オアハカ州の州都、オアハカ。南シエラマドレ山脈の標高1550ｍという高地に位置する都市です。メキシコ国内でも特色の強い食文化が知られており、オアハカでは普段食べることのないような料理を楽しむことができます。また、メキシコには日本でいう「お盆」のような時期があり、それは先祖を偲ぶ「死者の日」とされています。オアハカにはそんな先住民の伝統が色濃く現れているのも特徴の一つ。家庭のみならず商店等にも色鮮やかな祭壇が備えつけられ、酒盛りをするなどして故人との交流を楽しみます。陽気なパレードも行われるため観光客にも人気の催しです。

オアハカの歴史

歴史は7000年ほど前に遡ります。メキシコの都市オアハカはサポテコ族とミステコ族と呼ばれる2つの先住民族が長期にわたって居住していた場所です。外部に遮断されていたこの地では、彼らが独自の文化を発展させ、その繁栄は16世紀のスペイン人の到来期にまでわたりました。1521年にスペイン人のフランシスコ・オロスコ率いる人々がオアハカに到達。植民地時代のオアハカは、中央アメリカや南アメリカへ向かう中間地点として優れた立地とされるようになります。そしてその壮大な自然や、織物産業、金鉱山の発掘により、メキシコ内でさらなる注目を集めました。

オアハカの経済

観光業が盛んなオアハカでは、コロニアル様式の歴史地区や、サポテカなどの先住民族文化を観光資源としています。特に歴史地区とモンテ・アルバンの考古遺跡は世界遺産に登録されている注目のスポット。また、1ヶ月続く先住民族のお祭り「ゲラゲッツァ」も有名で、それを目的として訪れる観光客も少なくありません。