留学前に気をつけておくべきフィリピンの常識、マナー

2023/09/27更新

留学前に気をつけておくべきフィリピンの常識、マナーをご紹介します。
フィリピンは東南アジア、日本から見て西南部に位置する島国です。大小7,600を越える島々から構成されており、総合人口も多く観光地としても魅力が沢山ある国です。近年は戦前までアメリカの影響を受けていたこともあり、フォーマルな言葉は英語、首都マニラのあるルソン島ではフィリピン語(タガログ語)が使われています。

フィリピンと日本は同じアジアの国で、現在は友好な貿易国となっています。しかしそれぞれが島国ということもあり、文化的な接点はありません。常識やマナーも大きく異なる場合があるので、現地でギャップに困らないよう予習したいところです。

以下では食事の際の常識・マナーについて解説しているので、ぜひ留学前にチェックしてみてください。

フィリピン留学で気を付けたい常識・マナー

スプーンとフォークを使用

フィリピンでの食事は、基本的に右手にスプーン、左手にフォークを持って食事を行うのがマナーとなっています。
洋食ではナイフを使いますが、レストランによってはナイフが用意されておらずスプーンとフォークを使って切っていく必要があり。

また麺類を一口サイズに細かくするのもマナーとなっています。

スープはご飯にかける

フィリピンの食事ではスープ類をご飯にかけて食べる習慣があります。日本国内ではマナー違反となる食べ方ですが、フィリピンではOK。

なおスープ・汁物以外でも、おかずをご飯に乗せて食べるのも一般的となっています。

手づかみで食べるのがマナーの料理も

世界中を観てみると、食べ方の文化も国によってさまざまです。日本のように箸を使って食事を楽しむ国もあれば、フィリピンのようにスプーンとフォークを使う国もあり。

フィリピンでは上述の食器を使うマナーの他、路上の店舗では手掴みで食べる文化もあります。
一見汚く見えますがマナー違反ではなく、これもフィリピンの食文化。手が汚れて困りそうな場合はビニール袋などを使いましょう。

水道水は飲用ではない

日本の場合、公園や公共の場で問題なく飲むことができる水道水。フィリピンでは事情が変わってきており、町中にある水道水は基本的に飲用ではありません。
水は重要な資源となるので、ボトルで水を持ち歩くなどして対応した方が良いでしょう。

「ベソ」という挨拶がある

フィリピンの文化として、「ベソベソ」という右頬を合わせた後に左頬を合わせるという挨拶があります。ただしこれは誰にでもする挨拶ではなく、年下から年上の方への、親しい間柄の人への挨拶として覚えておきましょう。

なお、男性同士では「ベソベソ」はしません。

まとめ

フィリピン留学前に気を付けたいマナーや常識をご紹介しました。フィリピンは日本と同じ島国ながらも完全な異文化圏の国であり、常識やマナー、使用言語などが島ごとで変わる場合もあります。
本記事では基本的な常識をご紹介してはいるものの、訪れる島によっては事情が少し変わってくる場合があります。念のため、留学先として訪れる島の情報も合わせて調べておくと確実です。

上述にもある通り、フィリピンと日本の文化は大きく違い何も知らずに訪れるとギャップに戸惑うこともあるでしょう。
言語を覚えただけではわからないこともあるので、本記事をオトモに充実した留学生活をお楽しみください。

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