世界を代表する観光都市「リオデジャネイロ」

リオデジャネイロ州の州都でありブラジル第２の商業都市リオデジャネイロは、1960年まではブラジルの首都でもありました。コロコバードの丘とキリスト像、そこからの圧巻の景色はリオデジャネイロを象徴するものとして知られ、美しい海岸は世界三大美港のひとつとたたえられます。またリオのカーニバルに代表される底抜けの明るさとにぎやかさは世界の人々をひきつけ、多くの観光客がこの街を訪れます。有名なサッカー選手やボサノヴァを生んだ街としても知られ文化、スポーツ、音楽においても深い歴史を持ち合わせる都市です。

リオデジャネイロの歴史

15世紀初頭、ポルトガル人によってこの地が発見されて以来、ヨーロッパの国々とポルトガルによる領土を巡る争いが続く悲しい歴史を持ちます。しかしポルトガルが統治に落ち着き、さらにはポルトガル王家がリオデジャネイロに移り住んでからは急激な発展を遂げます。19世紀の終わりには奴隷の解放もなされブラジルの首都としてさらなる近代化が進みました。リオはポルトガルの影響が大きすぎるとして1956年、新生ブラジルの首都はブラジリアに移りましたが、今もなおブラジルを代表する都市として世界から愛され続けています。

リオデジャネイロの経済

遷都の後も多くの企業がリオデジャネイロを本拠地として活動し、空港でみかける多くのビジネスマンの姿は今も商業都市としての機能を果たしていること感じさせます。しかし、この街を支えているのは何といっても観光・サービス業です。年間300万人近い人々がこの街を訪れますが、中でもリオのカーニバルの時期には100万人もの人が一気にこの街に集まります。その経済効果といえば930億円にもなると言われています。2016年のリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックはこの街をさらに魅力ある街にするに違いありません。

リオデジャネイロ行きの格安航空券について

日本からリオデジャネイロへの直行便はなく、他の国を経由して入ることになります。アメリカ経由なら約25時間（乗り継ぎ時間も含みます）でデルタ航空やアメリカン航空が使えます。ヨーロッパ経由なら約26時間でKMLオランダ航空やエールフランスがあります。中東経由だた約29時間でエミレーツやエティハド航空などが格安航空券を用意しています。航路が多数あるだけに早割や格安航空券をうまく利用しながら予約したいものです。2016年リオデジャネイロオリンピック開催時期の8月末は最も価格が高騰します。