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カンペールの概要

カンペール

画像の出典元: iStock

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都市コード

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UIP

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飛行時間

14~16時間

カンペールまでは飛行機でおよそ14~16時間で行くことができます。カンペールの歴史や経済、気候、主な交通手段を事前に調べてカンペール旅行を有意義に楽しみましょう。

古く美しい街並みと独自の文化をもつ「カンペール」

フランスの人から見てもフランスとは違う独特の雰囲気を持ち、神秘と伝統のケルト文化が根付く都市、カンペール。フランスの北西ブルターニュ地方に属し、その中でもさらに西に位置するフィニステール県の県庁所在地でもあります。パリから遠く離れていることも、独自の文化や街並みを生みだすことに寄与したのでしょう。「聖コランタン大聖堂」や「ロクマリア修道院教会」などの文化遺産も数多く見られることに加えて、有名なのは毎年7月に開催される「コルヌアイユ祭」。民族衣装を身にまとった人々が、バグパイプや音楽に合わせて歌や踊りで盛大に盛り上がります。地方文化に触れるというフランス旅行の醍醐味を味わいたいときにカンペールは外せない訪問先です。

カンペールの歴史

カンぺールとはブルトン語で2つの川の合流点を意味する言葉で、5世紀にイギリスから渡ってきたケルト人がブルターニュ地方に初めて作った都市と言われています。1800年代初頭の大陸封鎖令によってカンペールの港がにぎわいを見せ始め、19世紀後半には鉄道が敷かれます。また港も物流の拠点としてさらに開発されたことで、経済が発達していきました。さらに1960年以降4つの自治体が統一されると、あらゆるインフラの整備が加速しました。

カンペールの経済

陶器の街として知られるカンペール。中でもカンペール焼きは300年以上の歴史を持ち、この地域の経済を支える重要な産業です。またフランス政府から企業遺産として認定を受けている重要な文化でもあります。特に人気のある図柄は、ブルターニュ地方の農民をモチーフにしたもの。最近では他の地区の工場で模倣製造もされていますが、カンペールの職人たちは絵づけはもちろん、全工程を手作業で行うという伝統を守り続けており、コレクターたちに高値で取引されています。

カンペール行きの格安航空券について

日本からカンペールのコルヌアイユ空港への直行便は就航していません。乗り換えを少なくするには、成田空港からパリのオルリー空港に入り、カンペールへ向かうのがおすすめです。成田からオルリー空港へは、アエロフロートロシア航空やアリタリア航空が格安航空券を取り扱っています。またパリのオルリー空港からカンペールのコルヌアイル空港へは、フランスの地域航空会社であるオップ!の格安航空券を利用すると良いでしょう。

カンペールの気候について

カンペールのあるフランスのブルターニュ地方は、真夏でも涼しく最高気温20度を超える程度。蒸し暑い日本と違って過ごしやすい夏の盛りを過ごすことができます。逆に最も寒い2月でも5度程度までしか冷え込まず、東京よりは暖かい冬と言えるでしょう。また年間を通して雨が少ないことも特徴。しかし5月から6月と、11月から2月にかけては他の月に比べると降水量が高めになっているので、雨具を用意されることをおすすめします。

カンペールの主な交通手段

カンペールの主な交通手段

画像の出典元: Chris Sampson

移動には網の目のように張り巡らされたバス路線が活躍します。ただし街中の小さなバス停だとわかりづらいこともありますので、注意が必要です。カンペール駅に併設されている長距離バスのターミナルには16ものバス停があり、近辺のあらゆる方面にアクセスできます。街の中を走る観光バスはカンペール焼きの図柄。旅の思い出にぜひ乗ってみましょう。

カンペール旅行 よくあるFAQ

飛行機へ預ける荷物の規定を教えて下さい。


ご利用の航空会社によって異なりますが、日本発のヨーロッパ路線の場合、「23キログラム以下の荷物を2つまでが無料」が一般的です。詳しくはご利用の航空会社で確認されることをおすすめします。

機内へパソコン等の電子機器は持ち込めますか?


機内持ち込み可能ですよ。ただし使用制限されますので、乗務員の方のお伺い下さい。

フランスに入国するにはビザは必要ですか?


日本のパスポートであれば、観光目的でしたら90日間はビザは不要です。

パスポートの残存が帰国ギリギリしかありません。大丈夫でしょうか?


フランスの場合、出国する際に残存は3ケ月必要とされていますので、ご出発前に更新してからおでかけ下さい。