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2024/11/23 03:03時点
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ポルトガル旅行へ行く前に確認するポイント
Portuguese Republic
画像の出典元: istockphoto.com
正式名称 | ポルトガル共和国 |
---|---|
人口 | 約1050万人 |
首都 | リスボン |
国コード | PT |
言語 | ポルトガル語 |
国番号(電話用) | 351 |
ポルトガルまでは飛行機でおよそ17~18時間で行くことができます。ポルトガルの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なポルトガル旅行を楽しみましょう。
ポルトガルはイベリア半島の南西側に位置しています。国土外周の半分をスペインに、残り半分を大西洋に囲まれています。また、大西洋沖合に浮かぶマディラ諸島およびアソーレス諸島も領有しています。
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日本からポルトガルへの渡航について
直行便と飛行時間
日本からポルトガルへは直行便がないので、ヨーロッパの主要都市を経由する必要があります。所要時間は乗り継ぎの待ち時間も含め、17~21時間ほどになります。
日本との時差
ポルトガルと日本との時差はマイナス9時間です。サマータイム時はマイナス8時間になります。
ポルトガルにおけるビザ・入国手続きについて
■ パスポート残存有効期限
入国時に、滞在日数に加えて3か月以上の残存有効期限が必要です。
また、パスポート査証欄の空白ページが2ページ以上あることも求められます。
180日のうち、90日以内の観光や短期商用目的での滞在の場合、ビザは不要となります。
■ ポルトガル入国の流れ1.入国審査(Immigration)
空港へと到着後、入国審査のカウンターにて入国審査官にパスポートを提示します。順番を待ちましょう。
2.荷物の受け取り(Baggage Claim)
搭乗した飛行機・便名のターンテーブルで待機し、荷物を受け取ってくさだい。
3.税関(Customs)
申告が必要な荷物がある場合は赤いゲートへ、何もない場合は緑のゲートに進みます。
■ ポルトガル出国の流れ1.チェックイン(搭乗手続き)
各航空会社のカウンターで荷物を預け、航空券とパスポートを提示。搭乗券を受け取ります。
2.出国審査
搭乗券を提示して出国審査を受けましょう。
3.手荷物検査
手荷物検査やボディチェックを受ける場合があります。
ポルトガルの気候について
首都リスボンの気候は冬季で11℃前後、夏季で23℃前後、年間の平均気温は21℃とおおむね温暖となっています。年間降水量は700mmほどで、冬季の雨量は100mmほど、夏季は数mmにとどまっており、大変過ごしやすい地域です。ただし、本土でも北と南、沿岸と内陸の間では気温および降水量にかなりの差がみられます。また、大西洋岸は寒流となるカナリア海流が北から南に向けて流れている影響で、ヨーロッパのなかでは緯度に比して気温は低く、寒暖の差も小さくなっています。
ポルトガルの免税について
免税対象の店舗でお会計した際、パスポートを提示して免税書類をもらいます。EU最終出発国の空港で承認印を押してもらい、払戻用のカウンターで現金またはクレジットカード、小切手で還付金を受け取ることになります。
必要最低払い戻し購入額 | 52,87 EUR (VAT 6%)、56,36 EUR (VAT 13%)、61.35 EUR(VAT 23%)、57.87 EUR(VAT 16%)、60.85 EUR(VAT 22%) |
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VAT税率 | 23%、13%、6%(本土)、16%(アゾレス諸島)、22%(マデイラ諸島) |
払い戻し率 | 11.4~14%、7.5~10.5%、7.5%、3% |
税関スタンプ受領期限 | 購入日から90日以内 |
免税書類申請期限 | 購入日から150日以内 |
免税条件 |
|
必要な税関スタンプ | ポルトガルまたはEU圏最終出国税関 |
特記事項 | ー |
ポルトガルの通貨とチップ
通貨について
通貨単位はユーロで、補助単位はセント。なお、7種類のユーロが紙幣として、2種類のユーロと8種類のセントが硬貨として流通しています。
チップについて
チップの習慣はありますが必ずしもという訳ではなく、特別なことを頼んだりサービスを受けたりした際に感謝の気持ちとして渡すと良いでしょう。店の格にもよりますが、レストランでは料金の5~10%ほどを切りの良い金額に上げて支払いの際に渡すか、おつりの小銭をテーブルに残すようにしましょう。
旅のお役立ち情報
ポルトガルの電圧とコンセント
電圧は220Vとなっており、日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。プラグはCタイプが主流です。
ポルトガルのネット環境
ホテルにはWi-Fiでのインターネット接続が可能な場所が多いですが、まれに接続不可なところもあるため、事前に確認した方が良いでしょう。また、都市部のカフェなどではWi-Fi利用が可能なところが増えてきているほか、電話局や郵便局にはインターネット設備が整っています。
ポルトガルの飲料水
ポルトガルの水道水はそのまま飲むこともできますが石灰成分が強い硬水のため、デリケートな方はミネラルウォーターを購入したほうが安心です。ちなみに、炭酸入り(コン・ガース)と炭酸なし(セン・ガーシュ)の2種類があるので、購入する際には注意しましょう。
文化・宗教・マナーについて
ポルトガルの文化
ポルトガルは中世の街並みを残しており、文化的にも当時の雰囲気が色濃く感じられます。政治や経済においてはイギリスの影響を受けて来ましたが、文化面ではフランス文化の影響が強く反映されています。また、隣国のスペインからは闘牛の文化が流入しています。その美しく情熱的な雰囲気や面倒見の良い大らかな人々に魅了され、隣国から移住してくる人も少なくありません。
ポルトガルの宗教
ローマ・カトリック教徒が約97%と大半を占めています。
ポルトガルのマナー
ポルトガルでは2008年1月1日より公共施設での喫煙が禁止となりました。レストランやカフェなどの飲食店では、喫煙エリアでのみ喫煙が可能です。また、公衆トイレは少なく衛生面もあまり良くないため、できるだけ美術館やレストランで済ませておくと良いでしょう。なお、熱心なカトリック信者が多いので、教会を見学する際にはノースリーブや短パンなど露出の多い服装は避け、撮影する際もフラッシュをたかないように気をつけてください。
ポルトガルの食文化
ポルトガルの料理は海洋国家であるため、魚介類を使うことが多いです。中でも「バカリャウ」と呼ばれる干鱈を使った料理が有名で、数百とも数千ともいわれるバカリャウ料理が存在しています。また、「コジード・ア・ポルトゲーサ」という肉と野菜を混ぜ合わせた煮込み料理は味わってみる価値ありの一品です。なお、ポルトガルでは伝統的な飲み物としてワインが愛飲されており、高品質なポルトガルワインは世界でも最高と専門家によって評されています。
ポルトガルの主要観光地と世界遺産
画像の出典元: istockphoto.com
ポルトガルの主要観光地
首都リスボンは「七つの丘の街」とも呼ばれ、いくつかの地区に分散して見どころが点在しています。路面電車で坂を上ったり下ったりしながら、これらの観光名所をゆっくりめぐるのがおすすめのプランです。海に臨むベレンの塔や市内を一望できる要塞サン・ジョルジェ城、大航海時代の栄光を物語るジェロニモス修道院、市内観光の重心にあたるロシオ広場周辺などが主な見どころとなっています。また、ポルトガル北部には橋とロープウェイから美しい町並みを見渡せる第2の都市ポルトや、13世紀に創立された丘の上の大学を中心に発展した中部の文化都市コインブラなども、ぜひ訪れたいエリア。また、ユーラシア大陸の最西端にあたるロカ岬では「最西端の地到着証明書」を受け取ることができ、その東のシントラも王家の保養地として人気の観光地となっています。
ポルトガルの世界遺産
ポルトガルには多くの世界遺産があり、自然遺産「マディラ島の照葉樹林」以外はすべて文化遺産です。文化遺産には、「アングラ・ド・エロイズモ中心地区」、「ジェロニモス修道院とベレンの塔」、「バターリャ修道院」、「キリスト教修道院」、「エヴォラ歴史地区」、「アルコバッサ修道院」、「シントラの文化的景観」、「ポルト歴史地区」、「先史時代の岩絵遺跡群」、「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」、「ギマランイス歴史地区」、「ピコ島のブドウ畑の景観」などがあります。
ポルトガルのお土産について
ポルトガルのおみやげとしては陶器が有名です。ポルトガルワインも評判が良いので喜ばれるおみやげですが、どちらも割れ物なので持ち帰る際には注意が必要です。また、魚の缶詰やレザー製品も町のおみやげ屋さんに種類豊富に並んでいます。
ポルトガル旅行 よくあるFAQ
Q:ポルトガルの治安は?気を付けた方がいいことは?
A:ポルトガルの都市部では軽犯罪が増加傾向にあります。人が密集するような場所では、盗難被害に遭わないよう注意が必要です。
Q:ポルトガルは日本語・英語は通じますか?
A:ポルトガル都市部では英語が通じます。観光名所やレストランなどでも会話が可能なので、不便なく過ごせるでしょう。
Q:ポルトガルへ行く際の新型コロナウイルスに関連する現在の渡航条件は何ですか?
A:2022年現在、コロナウィルス関連に関する渡航制限はありません。ただし今後の状況次第で規制が再開する場合もあります。
Q:ポルトガルへ飛行機で行く場合、最も人気があるのはどの空港ですか ?
A:ポルトガルの首都、「リスボン」に位置する「ウンベルト・デルガード空港」が人気です。
Q:ポルトガルのベストシーズンは?
A:ポルトガルは通年で温暖な気候ですが、乾季である6月~9月が過ごしやすくおすすめです。雨の心配も少ないでしょう。