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ポワチエの概要

ポワチエ

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飛行時間

14~17時間

ポワチエまでは飛行機でおよそ14~17時間で行くことができます。ポワチエの歴史や経済、気候、主な交通手段を事前に調べてポワチエ旅行を有意義に楽しみましょう。

古代・中世フランスが保存された街「ポワチエ」

フランス西部、パリとボルドーの中間にある都市ポワチエ。古代ローマ帝国の軍人カエサルも訪れたこの街は、2000年以上もの歴史があります。街中にはフランス最古の教会や、ロマネスク式のサント=ラドゴンド教会、ゴシック式のサン=ピエール=ド=ポワチエ大聖堂など古代・中世の建築物が約80棟残っており、古きフランスにふれることが可能です。また北部にある遊園地「フュテュロスコープ」は、現代建築とアトラクションの融合を実現したエンターテインメント施設としてヨーロッパ中から観光客が押し寄せます。毎晩シルク・ドゥ・ソレイユが見えるのも、フュテュロスコープならではです。

ポワチエの歴史

世界史的に見て、大きな戦いが繰り広げられてきたポワチエ。6世紀のポワチエの戦いではフランク王国が西ゴート王国を破り、領土を拡大。8世紀のトゥール・ポワチエ間の戦いは、勢力を拡大するイスラム教国家ウマイヤ朝をピレネー山脈以南に追いやるきっかけとなりました。14世紀百年戦争のさなか、ポワチエの戦いではイングランドに敗れフランスは大打撃をうけます。15世紀に入ると大勢の知識人によって大学が創設され、多くの詩人や哲学者が街に集まり、戦いの地は教養と芸術の街へと変貌をとげました。

ポワチエの経済

1970年代からの地方工業分散化の恩恵を受けて、国道沿いにハイテク産業の工場が多く建設されました。また歴史が長く、ロマネスク建築の建物が多く残る街であるので観光業も盛んです。さらには哲学者デカルトも卒業したポワチエ大学が街の北部にあるため、大学教授や研究者なども多く、全体的にアカデミックな雰囲気が漂っています。

ポワチエ行きの格安航空券について

日本からの直行便はありません。一般的な行き方としては、成田空港・関西国際空港からJAL・ANA・エールフランスの格安航空券を利用してパリ・シャルルドゴール国際空港まで行き、そこから高速鉄道TGVになります。パリからポワチエの所要時間は約2時間です。またパリからコルシカ島のアジャクシオを経由し、ポワチエへ向かう空のルートもありますが、効率が悪く値段も高いのでオススメではありません。

ポワチエの気候について

ポワチエは暖流である北大西洋海流と偏西風の影響を受け、夏は最高気温でも25度前後と涼しく、冬は氷点下になることは珍しいでしょう。また、少し内陸部にあるため上昇気流が発生しにくく、降水量は年間約700mと少雨。1年を通して過ごしやすい気候です。注意しておきたいのは夏でも1日の最低気温が15度を下回ることがあります。そのためカーディガンなど羽織りものを持っておくといいでしょう。

ポワチエの主な交通手段

ポワチエの主な交通手段

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ポワチエは人口約30万人を抱える地方都市でありますが、市内の交通網はそれほど発達していません。地下鉄などはないので、旅行で訪れた際は路線バスかタクシーを利用しましょう。路線バスは「ビリタス(Vitalis)」という会社が市内を網羅していますので、ノートル・ダム・ラ・グランド教会など有名な観光地には行くことができます。またパリとボルドーの中間にあることから、他の都市への交通は発達しています。

ポワチエ旅行 よくあるFAQ

フランスからお土産を持って帰れる免税対象範囲はどれくらいですか?


免税の範囲は、スーツケースなどに入れて自ら持ち帰る携帯品と、帰国後6か月以内に送られる別送品が対象です。ちなみに、携帯品と別送品が両方ある場合は合算することになります。

ハンドクリームを機内に持ち込むことはできますか?


ハンドクリームも液体扱いになるので、機内に持ち込むには規定以内のものになります。

フランスに観光へ行きます。入国に必要なものはありますか?


3ヵ月以内の観光目的の滞在ならビザはいりません。パスポートは、フランスを含むシェンゲン協定加盟国出国時より3ヵ月以上の有効残存期間が必要になるので、渡航前に早めに確認をしましょう。

フランスへ行くのにスイスを経由します。フランスのみの入国審査ですか?


日本などシェンゲン協定加盟国以外からシェンゲン協定内に入国する場合、最初に到着した協定加盟国の空港で入国審査を受けることになります。この場合、スイスで入国審査をすることになります。