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パキスタンの市街地から近い距離にあり、アクセスしやすいためほとんど毎日多くの方が利用しています。
バシャ・カーン国際空港周辺にはペシャワールという著名な観光地があります。
ペシャワールの中でも特に人気なのがセシハウス博物館です。
セシハウス博物館はパキスタンやその他の中東の国々に関する様々な展示がなされています。
東アジアの国々の博物館とはまた違った趣があり、歴史を勉強することも可能です。
セシハウス博物館では子供たちに向けたイベントが開催されることもあります。
東アジアやヨーロッパの国々では子供たち向けのイベントを行っている博物館がありますが、中東や南アジアではそういったイベントを行う博物館は非常に珍しいです。
セシハウス博物館は営業時間が長く、夜からでも中を見学することが出来ます。
敷地内にはモニュメントやオブジェクトなどが配置されており、中には写真を撮ることが出来るものもあります。
セシハウス博物館は南アジアの情勢の影響を受けつつ、その展示物を変化させてきました。
2000年代以降はこれまでに展示していた物をある程度まとめることにより、より見やすい展示を実現しています。
入館料も基本的にはリーズナブルとなっており、観光客から安定した人気を獲得している博物館です。
そこから鉄道で1駅分のところにあるのがバラ・ヒッサールという建物群であり、こちらも観光スポットとして高い人気を持ちます。
バラ・ヒッサールの建物の多くは中世の時代に建てられたとされており、ほとんどの建物が当初のままに近い形で保存されています。
そのため、バラ・ヒッサールの中に入ると中世の南アジアにタイムスリップしたような感覚になること間違いありません。
中は非常に広いのでじっくりと1つ1つの建物を見ていくだけで1日を過ごすことが可能です。
バラ・ヒッサールはパキスタンを代表するスポットであるため、お土産物屋さんやレストランなどが周辺にたくさん作られています。
観光客にとってメリットの多いスポットになっているといえるでしょう。
バラ・ヒッサールは入場できる時間が決まっていて、遅くなると入場できないケースがあることに注意が必要です。
入場時間は時期によって異なりますが、ホームページやパンフレットなどに記載されているので確認しておくことが重要となります。
ツアーなどでバラ・ヒッサールを訪れる場合には入場時間以外でも特別に入れるプランになっているケースがあります。
それゆえにバラ・ヒッサールの中に確実に入りたいという場合には、ツアーを利用することが有効です。
バシャ・カーン国際空港周辺のランドマークとしてよく知られているのがマハバトカンモスクです。
ここは2つの高い建物で構成されているモスクであり、その外観も特徴的であるため幅広い方が訪れます。
マハバトカンモスクの近くには他に高い建物がほとんどありません。
それゆえにマハバトカンモスクの先端部分を数キロメートル離れたところからでも確認することが可能です。
基本的にモスクの3階部分は解放されていないので、観光で訪れたとしても上がれる可能性は高くありません。
しかしながら、ツアーなどの際には3階部分まで入れるケースもあります。
3階からの眺めは非常に美しいため、興味がある方はツアーを探してみるのもおすすめです。
このモスクが最も美しく映えるとされるのが夕方の時間帯であり、その光景を写真に収める方は非常に多くいます。
パキスタンでは冬場になると4時ごろには夕焼けが見えることもあります。
そのタイミングでマハバトカンモスクを訪れると夕焼けにたたずむ様子を確認することが可能です。
海側からの景色もまさに絶景であり、ここでしか見ることが出来ない独特の雰囲気を感じられます。
マハバトカンモスクの近くにはキッサ・クワニ・バザーがあり、ショッピングも楽しむことが出来ます。
それぞれのスポットはタクシーで回ることが可能となっており、利便性も高いです。
パキスタンは年間を通じて安定した数の観光客が訪れる国ですが、極端に観光客が増えるシーズンなどは基本的にありません。
そのため、混雑することも少なく、快適に観光を楽しむことが可能です。
キッサ・クワニ・バザーは地元ではよく知られたバザーですが、ランドマークや観光スポットとしてはそれほど知られていないので穴場ともいえるでしょう。