ペルピニャンの概要

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人口
都市コード
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PGF
人気の航空会社
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飛行時間
13~16時間
ペルピニャンまでは飛行機でおよそ13~16時間で行くことができます。ペルピニャンの歴史や経済、気候、主な交通手段を事前に調べてペルピニャン旅行を有意義に楽しみましょう。
赤い壁の小国の都「ペルピニャン」
ペルピニャンはフランスの最南部、スペイン国境に近いルシヨン平野の中央に位置します。小国ながら王国の都が置かれたこともあった北カタランの中心都市は、「赤い要塞の街」の異名をもつ独特の街並みが魅力です。旧市街の丘の南端に建つマヨルカ王国の王宮は必訪。宮殿と呼ぶにはやや無骨な石造の建物からは、仏西という2つ強国に挟まれながらも必死に勢力を拡大しようとしたマヨルカ王の苦節がにじみ出ているかのようです。ひと山越えればイベリア半島というペルピニャンで、地中海の太陽と風を感じながら陽気な旧市街の歴史散歩に出掛けてみましょう。
ペルピニャンの歴史
都市としてのペルピニャンの名は、927年に初めて史料に登場します。13世紀にマヨルカ王国が建国されると、ペルピニャンはその首都となりました。1463年にフランスに征服され、1493年にスペインのカスティリャ王国に割譲されましたが、17世紀に再びフランスが武力で占領。以後仏領として現在に至っています。
ペルピニャンの経済
仏領カタロニア地域の中心都市として、商工業がさかんです。とくに鉄鋼業や羊毛・皮革産業で古くから知られています。また、国内でもとみに温暖な気候を利用した農産物もバリエーション豊か。良質のオリーブオイルやコルク材を産出することで有名です。近年では、JOBと呼ばれるタバコの巻紙ブランドの生産拠点が建設されています。
ペルピニャン行きの格安航空券について
ペルピニャン最寄りのペルピニャン=リヴェサルト空港へは、パリのオルリー空港やボルドー、ナント、ナンシーなどの国内線が多く就航しています。また、国際線もジュネーヴやマドリード、ブリュッセルなどとの間に定期便があります。日本からペルピニャンに向かう場合は、パリを経由するのが一般的でしょう。オルリー空港へは、成田空港からアエロフロートロシア航空の格安航空券が利用できます。
ペルピニャンの気候について
フランス最南の平野にあり、国内でもっとも暑くなる地域にあります。それでも東京から見れば穏やかな気候で、夏には最高気温が30度を超える日もありますが、乾燥しているので蒸し暑くは感じません。10月に一時的に降水量が増大する時期があるので、その前の6月から9月かけての乾いた夏場が観光のベストシーズンと言えるでしょう。
ペルピニャンの主な交通手段

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市中心部から4kmほど離れた空港からは、シャトルバスがペルピニャン駅まで運行しています。ペルピニャン駅にはパリから高速鉄道TGVが出ているだけでなく、100km強とほど近いスペインのバルセロナとも国際列車で結ばれています。市内の移動はバスかタクシーが基本となりますが、旧市街までは駅から歩いてでも十分行ける距離です。
ペルピニャン旅行 よくあるFAQ
長いフライトで注意すべきことはある?
ロングフライト症候群を防ぐために、軽い足の運動とこまめな水分補給を行いましょう。締め付けの少ないゆったりとした服を着ることも、長時間のフライトを快適に過ごすコツとなります。
飛行機の乗り換えは何時間前にいけばいい?
フライト予定の飛行機が出発する1時間前には、チェックインを済ませておく必要があります。空港内を移動する時間もあるので、なるべく時間には余裕を持っておくといいでしょう。
スマホの充電器は持ち込んでも大丈夫?
コンセントの充電器なら機内への持ち込みは問題なくOKです。予備バッテリーなどのリチウムイオン電池は預け入れができず、容量などによって規定があるので、搭乗前に確認しておいてください。
体調が不安なときは薬を持っていってもいい?
飛行機への持ち込みは可能なので、体調が不安な方、いつも飲んでいる薬がある方は万が一を考えて準備しておくといいでしょう。液体のものは透明の袋に入れて管理する必要があるため、あらかじめ薬をまとめておくことをオススメします。