ロリアンの概要

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人口
都市コード
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LRT
人気の航空会社
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飛行時間
14~16時間
ロリアンまでは飛行機でおよそ14~16時間で行くことができます。ロリアンの歴史や経済、気候、主な交通手段を事前に調べてロリアン旅行を有意義に楽しみましょう。
フランスの貿易文化の中心都市「ロリアン」
フランス西部ブルターニュ地方にあるロリアンはフランス有数の港湾都市。この街は第二次世界大戦時の「Keroman(潜水艦基地)」などが残っており、フランス海軍ゆかりの地となっています。街の目の前にはビスケー湾が広がっており、海辺の美しい景観も観光スポットと言えるでしょう。さらに、ケルト文化が色濃く残るロリアンは、毎年夏に民族フェスティバルを催しています。これはケルト文化を幅広く紹介するイベントで、フランス内外から一流アーティストが招待されます。世界的に有名なイベントでもあるので、多くの観光客がバカンスと合わせてこの時期に訪れます。
ロリアンの歴史
港町ロリアンは古くから貿易都市として繁栄し、17世紀にはインドとの貿易拠点になりました。造船所の設立がフランス政府から認められ、雇用が生まれ、街は急激に発展していきます。しかし第二次世界大戦中、ドイツ軍の領土下にあったロリアンは、味方であった連合国から爆撃され多大な被害を受けてしまいます。そしてアメリカ軍が包囲しますが、ドイツ軍は降伏を拒否。そのまま終戦までドイツに占領され、戦後フランスに返還されました。
ロリアンの経済
古くから造船業が盛んなロリアンは、常に重要な湾岸都市としてフランスを支えてきました。そして、産業革命以後の19世紀の技術発展をうけ、港町は軍港と化します。その頃から特に盛んになった造船業はロリアンの全体の雇用の12%を占めているほどの中心的な産業となっています。また貿易業に従事する人もやはり多いです。
ロリアン行きの格安航空券について
日本からロリアンに向かうには、最低でも1回の乗り継ぎが必要です。格安航空券が手に入りやすいのは、エールフランス。まずパリのシャルル・ド・ゴール国際空港に入り、そこから1時間ほどの、同じくパリのオルリー空港に移動します。そして、オルリー空港から国内線でロリアンに向かうというルートが一般的です。パリ市内の空港移動や各種手続きでは、最低でも4時間は確保しておきたいところです。くれぐれも運行表を確認の上、計画を練りましょう。
ロリアンの気候について
ロリアンは温帯の中でも西岸海洋性気候で、暖流である北大西洋海流と偏西風の影響を受けています。夏は緯度が高いため涼しいですが、冬でも気温はそれ程下がりません。氷点下になることはほとんどないでしょう。また降雨量も比較的少ないので、特に雨具は必要ないでしょう。折りたたみ傘で十分です。
ロリアンの主な交通手段

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ロリアンの市街観光にはタクシー、レンタカー、市バスが便利でしょう。タクシーやレンタカーの会社が多いので、簡単に手配できます。市バスは観光スポットを周るものもあるので、調べてみましょう。さらに市外に出る際もロリアンは容易です。首都のパリまでは高速鉄道TGVで約3時間です。
ロリアン旅行 よくあるFAQ
フランスで香水をお土産に買いたいです。香水は免税ですか?
香水は2オンスまでが免税範囲になっています。オーデトワレとオーデコロンが課税対象にならない香水に含まれます。
免税対象範囲はどれくらいですか?
免税の範囲は、スーツケースなどの持ち帰る携帯品と、帰国後6か月以内に送られる別送品が対象です。携帯品と別送品の両方がある場合は合算します。また、携帯品と別送品は個人的に使用すると認められる物に限って免税対象になります。
フランスから帰国するときに、EU圏を経由します。免税手続きはどこでしますか?
免税手続きは、EU加盟国出国時に手続きをとります。例えばフランスからオランダを経由して帰る場合、オランダで手続きをします。手続きは買い物をした日付から3ヵ月以内と決まっています。
お酒をお土産に持って帰りたいです。何本まで大丈夫ですか?
1本760mlのボトル、3本までが免税範囲です。4本目以上は課税対象です。