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多くの著名人にゆかりあるインドの大都市「コルカタ」

コルカタはイギリスの綿花の生産・繊維工業の拠点でした。そのため、インドの中でも豊かな都市となり、多くの著名人がコルカタで活躍しました。アジア人初のノーベル文学賞を手にしたタゴールはコルカタで生まれました。そしてなんといっても、マザーテレサ。この地は彼女の多くの貧しい人に手を差し伸べる活動のスタート地点でした。現在、マザーテレサの家（マザーハウス）は小さな博物館となり、多くの人が観光に訪れます。そこでは、彼女の生活していた部屋を見学し、その偉業を近くで感じることができます。コルカタにはたくさんの観光スポットがありますが、特におすすめです。

コルカタの歴史

1690年、イギリスの東インド会社の商館が置かれた地域がコルカタになりました。その後コルカタは、英領インドの首都として発展しました。現在でも英領時代の建築物が多く残ります。中でも、ヴィクトリア記念堂はあのタージマハルをイメージして造ったと言われ、白い大理石が太陽の光に反射し輝いて見えます。記念堂の中は博物館になっており、植民地時代の美術品などを通して、当時の雰囲気を観光で訪れた人に伝えています。

コルカタの経済

コルカタはムンバイに次ぐ経済都市で、カルカッタ証券取引所があります。IT関連企業を中心にたくさんの企業の本社が置かれているのと同時に、「喜びの都市」という名で呼ばれる通り、音楽や舞踊、映画といった文化・エンターテイメント産業が発展しています。