"日本一のうたせ湯"で有名な大分県の筋湯温泉は、九重九湯(ここのえきゅうとう)を構成する温泉の1つ。阿蘇くじゅう国立公園内、くじゅう連山の西側「ぐるっとくじゅう周遊道路」に沿った標高約1000mの山間に湧いています。 開湯は西暦958年。江戸時代に開けた筋湯温泉街には、約20軒の宿泊施設と3軒の共同浴場があります。内湯「うたせ湯」は、筋湯温泉という名前の由来である"筋肉をほぐす湯"、筋の病に効く打たせ湯を体験できる共同浴場。約3mの高さから、18本のうたせ湯が流れ落ちています。露天風呂「岩ん湯」は、うたせ湯で筋をほぐしながら風情ある景観が見られると人気です。 24のお風呂で温泉巡りができる高級旅館「九重悠々亭」、露天風呂付客室10室の古民家風離れ宿「山あいの宿 喜安屋」、趣の異なる半露天風呂付き離れ8室だけの「旅館 秀月」ほか、筋湯温泉街には源泉かけ流しの温泉が魅力的な旅館やホテルがそろっています。豊後牛や旬の山菜などを使用した美食グルメと共に、名湯をご堪能ください。 日本一高い歩行者専用橋「九重“夢”大吊橋」はおすすめの観光スポット。冬になると、九重森林公園スキー場で滑走も楽しめます。