パースの観光スポット19選。飛行機直行便で行ける世界で一番美しい街

パースの観光スポット19選。飛行機直行便で行ける世界で一番美しい街

「世界で一番美しい街」として称賛されるパースは、インド洋に面した西オーストラリア州の州都です。街や公園、美術館、大聖堂など都市としての美しさはもちろん、市街地の動物園や水族館で動物たちとふれあえる観光都市。フリーマントルから近いロットネスト島で素晴らしい自然景観を、郊外ではシェルビーチやウェーブロック、ピナクルズといった珍しい景色も楽しめますよ。日本から直行便で行けるパースの魅力をみていきましょう。

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パースの観光スポット19選。飛行機直行便で行ける世界で一番美しい街

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1.キングスパーク

キングスパーク(パース)

パースシティーを一望できる小高い丘にある「キングスパーク」は、景色を眺めるのにうってつけの観光スポット。初めてパースを訪れるなら、ポストカードになるほどの綺麗な景色が見られるキングスパークへ行ってみましょう。

キングスパーク(パース)

キングスパークはスワン川の北側に隣接する広大な公園で、ボタニカルガーデンや芝生など自然を感じられる場所で読書を楽しんだり、遊んだり、ランチをしたりとパース市民が思い思いの時間を過ごしている姿を見かけます。

キングスパーク(パース)の夜景

さらに、おすすめなのは夜景。キングスパークの小高い丘から眺めるパースシティーは、まるで宝石を散りばめたような街の灯りが煌びやか。見る者の心を魅了するステキな夜景を見るのにも最適な観光スポットです。

2.エリザベスキー

エリザベスキー(パース)

キングスパークの約1km東にある注目のスポットが「エリザベスキー」。整備されたスワン川沿いに自転車道が整備されていて、自転車ならキングスパークから約10分、歩いても30分ほど。パース駅からなら、徒歩10分あまりで行くことができます。

エリザベスキー(パース)

ステキなデザインが散りばめられた広場には、パラソルやベンチがあり、寛いだり散策するのにピッタリ。フェリー乗り場と、周囲にはカフェなど飲食店がそろっています。無料で遊べるウォーターパークや遊具もあるので子供連れにもおすすめ。景色が素晴らしい、魅力いっぱいのエリザベスキーへ行ってみませんか?

3.シェルビーチ

シェルビーチ(パース)

世界遺産シャークベイにある「シェルビーチ」は、白い小さな貝殻だけでできた世界でも極めて珍しいビーチです。

シェルビーチ(パース)

約4千年前から少しずつ堆積して形成されたと考えられており、今では深いところで約10m、全長約100kmという信じられないような規模を誇っています。

そんな貝殻のシェルビーチを、実際に自分の目で見て、歩いてみませんか?注意点は素足で歩かないこと。割れた貝殻があるため、ケガをしないようビーチサンダルを必ず持っていってくださいね。ビーチは遠浅で、ここの海水は塩分濃度が高いのが特徴です。水遊びや海に入ることもできますよ。

このエリアのトレードマークともいえるのは、夏の暑さをしのぐ貝殻製の壁。貝殻のブロックを使用して、デナムの街の建物や駅、レストランの壁が造られています。シェルビーチへのアクセスは、パース空港からシャーク・ベイ空港まで飛行機に乗り、車で約40分。シャーク・ベイ・ロード沿いにあるので、世界遺産のシャーク・ベイ周辺を兼ねて観光するのがおすすめです。

4.フリーマントル

フリーマントル(パース)

「フリーマントル」は、パース市街地の約20km南西、インド洋に面したスワン川の河口に広がる港町。19世紀頃の建物が多く残る観光地で、フリーマントル駅、フリーマントル・タウン・ホールなど歴史ある建築物と、新しい建物が同居しています。

フリーマントルの街並みや海が見るなら、高台に建てられたラウンドハウス、戦争記念碑など多くの碑があるモニュメント・ヒルがおすすめ。ほかにも、難破船展示館(旧海洋博物館)を見学したり、地ビールを飲んだり、ビーチを散歩したりと多彩な魅力がいっぱいですよ。

ここでは、フリーマントルの珍しい観光スポットと、ショッピングが楽しいマーケットをピックアップして見てみましょう。

◆世界遺産「フリーマントル刑務所」

パース世界遺産「フリーマントル刑務所」

世界遺産に指定されている「フリーマントル刑務所」は、1990年ごろまで実際に刑務所として使われていた歴史的建造物です。

フリーマントル刑務所では、コンビクト・プリズンツアー、服役ツアー、真の犯罪ツアー、トンネルツアー、懐中電灯ツアーという5パターンのツアーが用意されていて、ガイドとともに見学・探索・探検できます。内容によって最低年齢12歳、10歳未満の子供には非推奨といったツアー、予約が必要なツアーもあるため、事前に公式サイトで確認しておきましょう。

◆フリーマントル・マーケット

フリーマントル・マーケット

フリーマントル観光のスケジュールが金・土・日曜なら、フリーマントル・マーケットに寄ってみませんか?

フリーマントル・マーケット(パース)

マーケットには、食料品から雑貨、カフェなど150以上のお店が出店。見ているだけでも楽しいマーケットで、食べ歩きやショッピングを楽しんでください。

5.ロットネスト島

ロットネスト島(パース)

フリーマントルからフェリーで約30分。パースの約18km西に、自然豊かな美しい島があります。インド洋に浮かぶ「ロットネスト島」は、海岸線のどこを見ても感動するほどキレイ!パースから近く、日帰りで遊びに行けるアクセスの良さからも、市民や観光客に人気のある観光地です。

島の東部には湖が点在。マリンスポーツに最適な美しいビーチが至る所にあります。自然にあふれるロットネスト島の観光は、レンタサイクルがおすすめ。

ロットネスト島のクオッカ

そして、ロットネスト島といえば、クオッカ!ロットネスト島の固有種で、ピカチュウのモデルともいわれている動物です。ロットネスト島のいろんな場所で目にすることができるクオッカは、人懐っこくて可愛いですよ。

6.ウェーブロック

ウェーブロック(パース)

「ウェーブロック」は、自然が創りあげた一枚岩のビッグウェーブ!本当にサーフィンができそうな高さ約15m、長さ約100mもある巨岩の高波は、風・雨・砂の浸食が創り上げた自然のアートです。

巨大なビッグウェーブに勢いを添える縦筋模様も見どころ。下から大迫力の波模様を見上げて楽しみ、サーフィンポーズで記念写真をパチリ!

ウェーブロック(パース)

ウェーブロックに沿って続く道を進むと階段があるので、上へ登ってみましょう。下からは想像できなかった光景を一望できますよ。

ウェーブロックのトレイルを散策観光するのもオススメ。丸くて中に穴の開いた岩や、「カバのあくび」と呼ばれる奇岩など、周辺の奇岩群も見て回れます。

西オーストラリア州の観光名所として人気が高まっているウェーブロックは、パースへのパッケージツアーに組み込まれるようになり、近年メジャーになってきました。駐車場周辺にはカフェや動物園、アボリジニの手形がたくさん残された「マルカの洞窟」などもあります。オプショナルツアーを利用するほか、個人旅行の観光先としてレンタカーでドライブするのもいいでしょう。

7.コフヌ・コアラパーク

コアラ(オーストラリア・パース)

コフヌ・コアラパークは、パース市街地の南、スワンバレー地区にある動物園です。自然景観を生かした広大な園内にカンガルーやコアラ、ウォンバットなどオーストラリアならではの動物たちが暮らしています。

コフヌ・コアラパークでは、コアラに触れて、抱っこしながら写真を撮れます。さらに、ウォンバットの抱っこもOK!カンガルーにエサやり体験もしてみましょう。羊の毛狩りショーやシープドッグのパフォーマンスなど、なんともオーストラリアらしい光景を間近で見ることができる観光スポット。ミニ列車は子供たちに大人気です。

8.ランセリン砂丘

ランセリン砂丘(パース)

オーストラリアはビーチのイメージが強いので意外だと感じるかもしれませんが、ビーチの砂に匹敵するほど白くとても美しい真っ白な大砂丘があります。パースのガイドたちが「西オーストラリアの雪」と呼ぶ「ランセリン砂丘」へ行ってみませんか?

おすすめは、砂丘観光ツアー。大型の4WD車で砂丘の上を猛スピードで走行!最初の恐怖心など吹っ飛び、興奮すること間違いなしの迫力あるアトラクションです。

ランセリン砂丘(パース)

また、砂の上を滑るサンドボーディングが大人気!一度下まで滑ったら自力で登らなければならないという体力の必要なというアクティビティですが、楽しいのでぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。

9.ピナクルズ(ナンバン国立公園)

ピナクルズ(ナンバン国立公園)

SF映画の世界を体感できる観光スポットが、ナンバン国立公園の「ピナクルズ」です。ここはCMや映画撮影のロケ地としても知られるパースの観光名所。乱立する多数の奇岩は6000年以上前から存在するといわれ、「荒野の墓標」と呼ばれています。

ピナクルズは、近年パワースポットとして注目されるとともに、夕景や幻想的な夜景を楽しむ人が急増中!大自然の造形とパワーを目の当たりにできますよ。

10.ベルタワー

ベルタワー(The Swan Bell Tower)

バラック広場の真ん前にそびえる「ベルタワー」は、パースのランドマーク。日本でいう東京タワーのようなイメージですが、高さは約82mと少し低めです。

建造物の上部には、オーストラリア建国200年祭を記念したベルがついています。これは、イギリスからパースへ贈られた12個のベルに6個のベルを加え、合計18個という世界最大の音階鐘セット!定時には、心に染みるような素敵な音色を奏で、市民や観光客の心を癒しています。

ライトアップされたベルタワー(パース)

夜にライトアップされたベルタワーの姿も美しいので、ぜひ思い出の1枚に!

11.パース造幣局

パース造幣局

「パース造幣局」は、オーストラリア国内で一番古い造幣局。歴史建造物や庭園を巡る解説付きガイドツアーが人気です。

館内には、金鉱の歴史や昔のコインなど、興味がそそられる展示ばかり。オーストラリアの貨幣はデザインがオシャレで、日本のお金とはまた違った魅力があります。財布の中に一緒に入れておくと、なんだか金運が上がっちゃいそうなポップなデザインが豊富です。

パース造幣局

なかでも一番人気は、この実演見学です。何の実演見学かというと、金の延べ棒!パース造幣局では、金の延べ棒の製造過程を見ることができるんです。

パース造幣局で造られた世界最大の純金硬貨

出典: GordonMakryllos (CC BY-SA 4.0)

さらに、パース造幣局で造られた世界最大の純金硬貨も必見です。カンガルー模様のこの巨大純金コインは、驚くことなかれ、重さ1トン!

興奮の見学が終わったら、記念コインやアクセサリーなどが揃うショップものぞいてみましょう。ています。なかなか手に入らないレアなコインがあったりと、ちょっと見るだけのつもりだったのに、お土産を手にして帰ることになる可能性大の楽しい観光スポットです。

12.PICA/パース現代美術館

PICA/パース現代美術館

「パース現代美術館(PICA)は、西オーストラリアの現代アートやアボリジニ画など約15,000以上の作品を展示している現代アートの美術館です。

ポップな作品やアーティスティックなものが数多く展示されている上、展示内容が定期的に変わっていくので見る人たちを飽きさせません。世界的なアーティスト作品も企画展示されるので、観光のタイミングが良ければお気に入りのアーティストの絵を見ることができるかも。パース駅から徒歩数分というアクセスの良さもおすすめポイントです。

13.ロッキングハム ドルフィンツアー

ロッキングハム ドルフィンツアー(

ロッキングハム(ロッキンガム)は「野生のイルカを見たい、一緒に泳ぎたい」という夢のような体験を叶えてくれる場所です。この海域には野生のバンドウイルカが200頭以上生息していて、経験豊富なロッキングハム・ワイルド・エンカウンターズのドルフィンツアーに参加すれば、99%以上を誇る高確率でイルカと一緒に泳ぐことができます。

船に乗り込み、野生のイルカがいるポイントへ。餌付けなど一切することなく、スタッフが野生のイルカたちと築いた長年の信頼関係で実現したドルフィンツアーのスタートです。シュノーケリングで、野生のイルカたちと一緒に泳いで楽しみましょう。

14.西オーストラリア州立美術館

西オーストラリア州立美術館

出典: The Logical Positivist (CC BY-SA 4.0)

「西オーストラリア州立美術館」はオーストラリアを代表するアーティストの現代絵画や彫刻作品を多数所蔵展示する美術館。見どころは、ピカソ、アボリジニアート、セザンヌなど国際的に有名なアーティストの作品です。

また、常設展示作品が1500以上と、毎日訪れても飽きない芸術作品の数々が観光客を魅了しています。アートギャラリーショップで購入することも可能なので、お気に入りの作品を皆さんの部屋に飾ってみてはいかがでしょうか。

15.聖ジョージ大聖堂

聖ジョージ大聖堂(パース)

1888年に建造された「聖ジョージ大聖堂」は、イギリス国教会の由緒ある大聖堂です。教会の天井近くやサイドには美しいステンドグラスがあり、そこから差し込む光がとても綺麗。そして、その中で祈りを捧げる人たちの姿は、それ自体が芸術作品ともいえるような光景です。

可愛らしいステンドグラスに飾られたパイプオルガンの音色は、染み渡るような癒しを与えてくれます。

大聖堂の隣にある建物は、パース初の首席司祭ジョージ・パウナルの住居として建造された旧首席司祭館。イギリス国教会建築の中で最古のものといわれています。

聖ジョージ大聖堂(パース)

可愛らしいステンドグラスに飾られたパイプオルガンの音色は、染み渡るような癒しを与えてくれます。

大聖堂の隣にある建物は、パース初の首席司祭ジョージ・パウナルの住居として建造された旧首席司祭館。イギリス国教会建築の中で最古のものといわれています。

16.カバシャム・ワイルドライフ・パーク

カバシャム・ワイルドライフ・パーク

「カバシャム・ワイルドライフ・パーク」は、約200種2000頭以上の動物や鳥、爬虫類が生息する動物園。この動物園の凄いところは、大規模なこの動物園を公的援助なしで保有・経営しているところです。たくさんのかわいい動物たちが訪れる観光客の心を癒してくれます。

ウォンバットやコアラ、カンガルー、エミューなどに触れたり、ペンギンのエサやり体験も可能。ファームショーは見るだけでなく、ぜひ参加してみましょう。

17.パース動物園

パース動物園

もう1か所、1898年にオープンしたパースの中でも歴史のある動物園をご紹介します。パース動物園は、自然に近い状態で動物たちが生活し、観光客が動物たちと触れあえる動物園。市街地にあるとは思えない広大な敷地に約280種類1600頭ほどの動物たちが暮らしています。

オーストラリアならではの動物が見られるエリア、アジア熱帯林エリア、アフリカサバンナエリア、夜行性動物、は虫類、ペンギンなどと多様で、一日いても飽きません。

18.西オーストラリア州立水族館(アクワ水族館 AQWA)

西オーストラリア州立水族館(アクワ水族館 AQWA)

ソレントビーチの北側、ヒラリーズ・ハーバーに「AQWA(アクワ・西オーストラリア州立水族館)」というオーストラリア最大級の水族館があります。

巨大水槽に透明ガラスでできたトンネルの中から、海洋生物たちをゆっくりじっくりと観察できるシャーク・タンクが人気。スタッフが餌付けをする光景が有名で、観光客のアイドルとも言える存在になっています。さらに、スキューバーダイビングの資格さえあれば、そんなシャーク・タンクの中でシュノーケリングができるんですよ!あなたも、見物している子どもたちのアイドルになれるかも?

19.モンガー湖

モンガー湖のBlack swan

パース市街地の北西部にあるモンガー湖では、西オーストラリアの州鳥である黒鳥(Black swan)が見られます。黒鳥は渡り鳥ではないので、一年中いつでも見ることができますよ。

黒鳥のほか、渡り鳥などいろんな鳥が集まっているので、モンガー湖はバードウォッチングに最適。季節によって異なる多種多様な鳥の観察を楽しめます。

湖の周りに設置されているベンチに腰掛けて、鳥を観察したり、ローカルに混じってランチを楽しんでみるのもおすすめ。近くのカフェでコーヒーとサンドウィッチを買って、時折聞こえる水鳥が立てる水音や鳴き声を聴いていると、観光での疲れが癒されます。

◎日本からパースへ、直行便でGo!

パース空港

動物と共存できるよう自然をできるだけそのまま残した街づくりをしながらも、自然と都会が融合した美しい街並みのパース。様々な魅力が詰まっていて「世界一美しい街」といわれることにも納得の観光都市です。市街地の多彩なスポットと郊外の観光名所を見ると、パースに行きたくなってきませんか?

日本から直行便が就航しており、快適にアクセスできるオーストラリア西部のパース。美しい思い出作りに、一生に一度は訪れたい都市パースへ旅行に出かけましょう。

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