カナダ・ウィニペグに行くならここ!おすすめの観光スポット19選

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カナダ・ウィニペグに行くならここ!おすすめの観光スポット19選

マニトバ州南部最大の都市であるウィニペグは、広大なカナダの中央部に位置します。人口はおよそ70万人。現在はカナダで6番目の規模を誇りますが、かつては毛皮産業で栄えた都市でした。その後VIA(カナダ国鉄)鉄道が敷かれて以降は、穀物等の取引を中心に急速な発展を遂げ「北のシカゴ」と呼ばれるように。観光に訪れれば、きっと当時の名残を体感することができるでしょう。今回は、そんな歴史と文化を有する魅力あふれるウィニペグの観光スポットを厳選して19ヶ所ご紹介していきます。

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カナダ・ウィニペグに行くならここ!おすすめの観光スポット19選

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1.カナダ人権博物館

出典: Jeffrey Beall/Flickr

特徴的な外観が目を引く「カナダ人権博物館」は、2014年に開館したばかり。カナダ国内はもちろん、世界中の観光客からウィニペグ屈指の観光スポットとして注目を浴びています。7階建ての建物はかなり広い構造となっており、世界中の歴史的事実を人権という側面から捉えた展示を多く取り上げています。

ウィニペグ随一の斬新な外観に加え、卓越した内装デザインも見どころ。広々とした構造でありながらも大人から小さな子供まで楽しめる工夫が凝らされていて、家族連れ観光客にとっても足を運びやすい観光スポットとなっています。他ではあまり見られない「人権」に特化した博物館へぜひ。

2.ウィニペグ美術館

出典: commons.wikimedia.org

ウィニペグ観光で外せないのが、カナダ西部で最も古い公立美術館である「ウィニペグ美術館」です。開館は1912年。16世紀の作品から現代アートまでおよそ2万4千点の作品を所蔵しており、ウィニペグ市民には「WAG(Winnipeg Art Gallery)」という愛称で親しまれています。

作品数に加え、幅広いジャンルの芸術作品を楽しめるのがうれしいところ。特にカナディアンアートが充実しているのが特徴で、世界一の規模を誇るイヌイットアートは多くの観光客を楽しませています。ここでしか見られないアート作品が目白押しですよ。

3.マニトバ州議事堂

出典: powerofforever

「マニトバ州議事堂」は、ウィニペグ観光で多くの観光客が立ち寄る人気観光スポットの一つです。屋根上にあるゴールデン・ボーイの像をシンボルに掲げ、マニトバ州の人々の生活を100年近く見守ってきました。迫力ある外観も見どころなのですが、実は未だ様々な謎を秘めている建造物なのです。

正面玄関にはスフィンクス像があるほか、ギリシャ、ユダヤ、ソロモン、バビロニア、キリスト教など様々なデザイン背景が融合した銅像が設置されています。その他、壁や天井、窓にも未だ多くの謎が隠されており中も外も見どころ満載。ウィニペグ観光で謎解きに挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

4.聖ボニファティウス司教座聖堂

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ウィニペグは古くからフレンチカナディアンの町として栄え、今も多くのフレンチカナディアン文化が残っています。「聖ボニファティウス司教座聖堂」はカナダでも特に大きな大聖堂でしたが、度重なる増築が災いを呼び不運にも火事に遭ってしまったのです。

そのため、現在残っているのは門のみ。この大聖堂の門は、今も北アメリカ最古のオーク建造物として多くの観光客を魅了しています。ぜひ近くで大きな門の迫力を体感してみてください。隣接する聖ボニファティウス博物館では、フレンチカナディアンの歴史について学ぶことができますよ。

5.マニトバ博物館

出典: commons.wikimedia.org

1965年開館の「マニトバ博物館」は、マニトバと人類の歴史、そして地球の自然史について学べる博物館です。かつて主産業であった毛皮交易の歴史やハドソンベイ社の歴史も学べるとあって、終日たくさん観光客が訪れています。

隣接する丸い楕円上の建物はプラネタリウム。その他サイエンスギャラリーなども充実しており、大人から子供まで楽しく学ぶことができます。人気のプラネタリウムは曜日によって上映時間や内容が異なるので、事前にスケジュールを確認することをおすすめします。

6.アッシナボイン・パーク動物園

出典: Robert Linsdell/Flickr

ホッキョクグマが観光客に大人気の「アッシナボイン・パーク動物園」。「Journey to Churchill(チャーチルへの旅)」という新しい展示施設も無事完成し、多くの観光客で賑わっています。ここでは、ホッキョクグマが泳ぐ姿を下から眺めることができるんですよ!迫力ある瞬間をぜひ写真に収めましょう。

ちなみに、この動物園は広大な「アッシナボイン・パーク」の敷地内に位置するのですが、公園自体も見どころたっぷり。『くまのプーさん』のモデルとなった子熊のウィニーの銅像にも会うことができます。
さらに季節によっては野外映画が開催されるなど、開放感たっぷりのイベントにも注目です。

7.ロイヤル・カナディアン・ミント

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カナダの貨幣製造工場「ロイヤル・カナディアン・ミント」では、カナダのほか世界70ヵ国以上のコインを製造しています。工場には45分程の見学ツアーも用意されており、英語ではありますが分かり易く解説してくれますよ。なんとツアーの最後には、70万ドル相当の金の延べ棒にも触れることができるのだとか。持ち上げられうかどうか、挑戦してみる価値ありです。

8.ザ・フォークス・マーケット

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ウィニペグでお土産を買うなら「ザ・フォークス・マーケット」がおすすめ。こちらは「ザ・フォークス」の愛称で親しまれているウィニペグ随一の巨大マーケットで、朝7時から夜11時までと営業時間が長いことで知られています。日帰り観光の前後に立ち寄れることから、観光客にも大人気なのだとか。

ここに来ればカナダ土産はもちろん、ウィニペグでしか手に入らない特産品も買うことができますよ。外には子供が遊べる広場やアクティブな施設も盛りだくさん。緑と水が共存する広場なので散策にもおすすめです。さらに、ガラス張りの展望台から眺めるウィニペグの街並みも必見です。

9.フォート・ジブラルタル

「フォート・ジブラルタル」は、1809年にノースウェスト社によって建てられた砦を1978年に再建築したもの。ここに来れば、毛皮交易が盛んだった200年前のカナダにタイムスリップできちゃいます。建物内の見学だけでなく、お食事や古いカナダカルチャーに触れられる貴重なスポットです。

10.ウィニペグ鉄道博物館

出典: en.wikipedia.org

かつてウィニペグを活気づけた鉄道の歴史を学べる観光スポットが「ウィニペグ鉄道博物館」です。VIA(カナダ国鉄)のユニオン駅内にあり、ボランティア団体によって運営されていることから入館料がとてもリーズナブル。大人から子供まで楽しめるとあって、休日には地元の家族連れで賑わいます。

カナダ大陸横断鉄道の歴史を学べるスポットでもあるので、鉄道好きだけじゃなく歴史好きにもおすすめ。バラエティー豊かな展示物は、子供から大人までワクワクさせること必至です。ちなみに、冬季は午前中のみの営業となるので、訪れる予定の方は注意してくださいね。

11.マニトバ・プラネタリウム&サイエンス・ギャラリー

マニトバ博物館に併設されている「マニトバ・プラネタリウム&サイエンス・ギャラリー」。入館料は少々高めですが、多くのサイエンスアクティビティが充実しているため、大人も子供も一緒に長時間楽しむことができます。中でもNASAの最新研究を3D映像で楽しめるコーナーは必見ですよ。

プラネタリウムやサイエンスアクティビティーは季節毎に内容が変わるため、何度訪れても新たな発見を楽しめるのがうれしいところ。天気や気候に左右されず楽しめる観光スポットで、寒い冬や雨の日にもおすすめです。

12.テルマエ・ウィニペグ

「カナダで温泉?」と思われるかもしれませんが、寒いカナダだからこそ楽しみたいのが温泉です。お値段は日本と比べると少々高めですが、寒いカナダで浸かる温泉は日本以上に身に染みることでしょう。「テルマエ・ウィニペグ」では、マッサージやボディートリートメントなどのエステも楽しめます。

営業時間は朝9時から夜10時までと比較的長め。日中思いっきりウィニペグ観光を楽しんだ後は、ぜひテルマエ・ウィニペグで旅の疲れを癒してみてはいかがでしょうか?

13.フォート・ワイト・アライブ

「フォート・ワイト・アライブ」は、大自然に富んだカナダならではの観光スポット。草原や湖、森林、640エーカーに渡る広大な敷地内で、主に子供たち向けに環境学習と野外アクティビティを提供しています。
自然アクティビティだけでなく、デイキャンプも楽しめちゃいますよ。

自然歩道の距離は、なんと全長9km。運が良ければ野生の鳥や鹿、バッファローなど様々な動物を見ることができます。冬にはアイスフィッシングやスケート、ソリ、スノーシュノーケリングとアクティビティが目白押し。カナダの大自然を満喫するなら、フォート・ワイト・アライブは絶対外せません。

14.エクスチェンジ・ディストリクト

「エクスチェンジ・ディストリクト」は、かつてウィニペグが商業都市とし最も活気づき「北のシカゴ」と呼ばれた時代の中心地です。この頃のウィニペグは、なんとカナダで3番目に大きな都市だったのだとか。
建築物の多くは、シカゴの街並みの影響を多く受けています。

カラフルで可愛らしい建物もあればレンガ造りの懐かしさを感じるビルもあり、どこを撮っても絵になるのがこの街の特徴。国宝史跡にも指定される風情ある町の情景は、当時の様子を私たちに伝えてくれます。
街の中には、当時のままの姿で残されている建物もいくつかあるそうですよ。

15.メゾン・ガブリエル・ロワ

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カナダの有名フランス語作家ガブリエル・ロワをご存知でしょうか?彼女はカナダ人で初めてフランス文学賞を受賞した作家で、ウィニペグが誇る偉人の一人です。そんな彼女の住んだ旧宅「メゾン・ガブリエル・ロワ」を一目見ようと、今日も多くの観光客が足を運んでいます。

カナダ観光で度々目にするであろう20ドル札の裏を見てみると、「Could we ever know each other in the slightest without the arts(芸術なしに、お互いを知ることができますか?)」という文言が書かれています。実は、この文言の主こそがガブリエル・ロワなのです。

16.マニトバ電気博物館

古くからマニトバ州にとって電気は大きな収入源でした。春の雪解けで洪水被害なども多いウィニペグですが、水の多い気候を活かした水力発電は有名。広大な大陸でつながっている隣国アメリカにも、カナダで発電した電気を輸出しているのです。

地球環境にやさしい水力発電は、他国でも注目を浴びています。その技術とノウハウを他国へ輸出することはもちろん、観光客だって「マニトバ電気博物館」に来れば学ぶことができますよ。様々な展示物やスクリーンを通して、電機開発の歴史やノウハウを分かりやすく解説してくれています。

17.マニトバ子供博物館

12種もの常設ギャラリーと充実したワークショップを楽しめる「マニトバ子供博物館」。列車のエンジンのメカニズムを学べる「エンジンハウス」や、機関車の歴史について学べる「ジャンクション9161」など、大人でもワクワクするような展示が揃っています。

春休みと夏休みには子供向けのデイキャンプも開催。ゲームや工作、フィールドトリップなどイベントが目白押しです。スケジュールは週毎に変わり、テーマは科学、芸術、体育などバラエティ豊か。子供たちにとって刺激的な思い出になること間違いなしでしょう。

18.キルドナン・パーク

多くの花々に恵まれるカナダだからこそ、公園でのんびり過ごすのも有意義な時間ですよね。園内はテーブルも多く用意されており、ピクニックやバーベキューを楽しむ人の姿もよく見かけます。緑生い茂る夏の公園でゆっくり過ごすのはとても気持ちが良いですよ。

秋には紅葉で彩られ、なんと冬には池がアイスリンクになるのだとか。観光の合間にスケートを楽しめるのも寒い国カナダならでは。自然に囲まれて、あなた好みの楽しみ方を探してみてくださいね。

19.ポロ・パーク

出典: Robert Linsdell/Flickr

ウィニペグ最大のショッピングモール「ポロ・パーク」は、ファストファッションからお土産まで全てが揃う観光スポットです。日本食から中華、ファストフードまで幅広い料理を楽しめるフードコートも充実。
近くには映画館もあり、観光客だけでなくウィニペグ市民にとっても鉄板スポットとなっています。

カナダらしさ溢れるお土産を買いたい方には「Oh CANADA」がおすすめ。カナダの国旗をモチーフにしたグッズが、洋服から日用品まで豊富に取り揃えられています。カナダ発のブランド「Roots」の専門店も要チェックですよ。

◎まとめ

カナダのど真ん中に位置しながも豊かな自然に恵まれたウィニペグ。かつて商業都市として大きく栄えた歴史ある街であるため、今も経済活動は盛んですが、一方で多くの博物館や美術館に恵まれた「アートの街」でもあるのです。街中には歴史やアート、自然、エンターテインメントとバラエティー豊かな観光スポットが目白押し。観光だけじゃなく、留学先として人気があるのも頷けます。大人から子供まで楽しめるウィニペグは、家族旅行はもちろん女子旅や一人旅にもおすすめですよ。

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