名称:バッキンガム宮殿 / Buckingham Palace
住所:Buckingham Palace Road,London SW1A 1AA
公式・関連サイトURL:https://www.rct.uk/visit/buckingham-palace
イギリスは、首都ロンドンを擁するイングランドだけでなく、独自の文化を持つスコットランド、美しい自然が広がるウェールズ、そして神秘的な景観を持つ北アイルランドという4つの国が集まってできた連合王国です。正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」。この多様性に満ちた国には、訪れる人々を魅了する数え切れないほどの素敵な観光スポットが点在しています。
しかし英国全体となると、意外と知らない場所が多いのではないでしょうか。そこでこのガイドでは、歴史の深さ、息をのむような自然、そしてそれぞれの地域が持つユニークな魅力をまるごと満喫できるイギリスのおすすめ観光スポットを厳選してご紹介します。
目次
イギリスのおすすめ観光スポット26選|イギリスを丸ごと満喫!
- 1. バッキンガム宮殿(ロンドン)
- 2. ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
- 3. タワー・ブリッジ(ロンドン)
- 4. 大英博物館(ロンドン)
- 5. ウェストミンスター寺院(ロンドン)
- 6. ビッグ・ベン(ロンドン)
- 7. オックスフォード大学・クライストチャーチカレッジ(オックスフォード)
- 8. セント・メアリー教会(オックスフォード)
- 9. ウィンダミア湖(カンブリア)
- 10. エディンバラ城(エディンバラ)
- 11. ロスリン礼拝堂(エディンバラ)
- 12. シェイクスピアの生家(ウォリックシャー)
- 13. ザ・シャード(ロンドン)
- 14. ロンドン・アイ(ロンドン)
- 15. バイブリー(コッツウォルズ)
- 16. チッピング・カムデン(コッツウォルズ)
- 17. ウィンザー城(ウィンザー)
- 18. ケンブリッジ大学(ケンブリッジ)
- 19. グランチェスター村(ケンブリッジ)
- 20. アーサー王の玉座(エディンバラ)
- 21. イギリスの王室ヨット・ブリタニア号(エディンバラ)
- 22. リバプール大聖堂(リバプール)
- 23. プレジャー・ビーチ(ブラックプール)
- 24. ストーンヘンジ(ソールズベリー)
- 25. ジャイアンツ・コーズウェイ(ブッシュミルズ)
- 26. グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁(ウェールズ)
- ◎イギリスを巡る旅:英国の奥深い魅力に触れる観光スポットまとめ
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1. バッキンガム宮殿(ロンドン)
「バッキンガム宮殿」は、イギリスの首都ロンドンを象徴する英国王室の拠点。英国王室が所有する歴史的な宮殿です。かつてエリザベス女王の公邸でしたが、現在はチャールズ3世国王の公邸であり、世界中からロイヤルファミリーのファンや観光客が絶え間なく訪れています。
宮殿前で毎日または隔日に行われる衛兵交代式は、人気のイベント。長く黒い帽子を被り、鮮やかな赤やグレーの制服を身につけた衛兵たちの息の合った行進は、イギリスらしさを感じさせる光景で一見の価値があります。
宮殿内は、夏季限定で一般公開され、公式サイトから観光ツアーを予約できます。王室の公邸を間近で見学できる貴重な機会なので、夏にイギリスを訪れる際はお見逃しなく!
バッキンガム宮殿は、まさにイギリスの品格と伝統を感じられる必訪の観光スポット。公式ショップには上品で美しい食器類をはじめとしたロイヤルグッズがそろっているので、お土産探しにも最適です。
2. ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
ロンドンの中心、トラファルガー広場に面した「ナショナル・ギャラリー」は、誰もが知る名画を無料で鑑賞できる世界有数の美術館です。レオナルド・ダ・ヴィンチやモネ、ゴッホといった巨匠の著名なコレクションを数多く所蔵しています。広大な館内を効率的に巡るには、事前にお目当ての絵画を決めておくのがおすすめです。
日本の美術館とは異なり、基本的に写真撮影はOK。トラファルガー広場というロンドン屈指の観光拠点に位置しているため、アクセスも抜群です。
館内のショップでは、展示されている絵画のポストカードをはじめ、おしゃれなミュージアムグッズを豊富に取り揃えています。ゴッホの『ひまわり』をあしらった素敵な紙袋に入ったお土産は、きっと喜ばれることでしょう。
名称:ナショナル・ギャラリー(国立美術館)/ The National Gallery
住所:Trafalgar Square, London WC2N 5DN, England
公式・関連サイトURL:https://www.nationalgallery.org.uk/
3. タワー・ブリッジ(ロンドン)
ロンドンのシンボル「タワー・ブリッジ」は、テムズ川に架かる跳ね橋です。長さは約61m。ゴシック様式の2つの壮麗なタワーが特徴的で、大型船が通航する際に開閉する可動式になっています。開閉は毎日行われるわけではないため、橋が開閉する瞬間をぜひ見たいという方は、事前に公式サイトで開閉スケジュールを確認しておくことをおすすめします。
橋を渡るだけなら無料ですが、タワー内部には有料の展望台や歴史博物館もあり、タワー・ブリッジの仕組みや歴史を深く学ぶことができます。
橋の上から眺めるテムズ川の景色も美しいですが、タワー・ブリッジは橋自体がまるで絵葉書のように魅力的。ぜひ河岸からその全景を写真に収めてみてください。夜間ライトアップされたタワー・ブリッジも幻想的です。
ちなみに、タワー・ブリッジと、有名な童謡『ロンドン橋落ちた』に登場する「ロンドン橋」は、まったく別の橋。 現在のロンドン橋は1973年竣工のコンクリート橋で、タワー・ブリッジのすぐ上流に架かかっています。
名称:タワー・ブリッジ / Tower Bridge
住所:Tower Bridge Rd., SE1 2UP, London
公式・関連サイトURL:https://www.towerbridge.org.uk/
4. 大英博物館(ロンドン)
約800万点もの膨大なコレクションを誇り、世界的にその名を知られる「大英博物館」。世界中の美術品、文化財、歴史的資料が展示されていますが、中でも特に人気を集めるのは、古代エジプトの象形文字解読の鍵となったロゼッタ・ストーンや、数々のミイラの展示です。展示品の中には、かつて他国から持ち込まれたものも多いことから、イギリスの人々の間では時に「泥棒博物館」とブラックジョークの対象となることもあります。
館内はあまりに広大なため、一日ですべて見て回るのは不可能です。訪れる際は、事前に見たい展示品を絞り、効率よく巡るのがおすすめ。入場は無料なので、ロンドン滞在に余裕があるなら何度か足を運んでみるのも良いでしょう。
館内にはカフェやレストランも充実しており、食事や休憩に困ることはありません。さらに、ショッピングセンターも併設されているので、お土産選びも楽しめます。まさに一日中いても飽きない、歴史と文化が凝縮された魅力的な観光スポットです。
名称:大英博物館 / British Museum
住所:Great Russel St, London
公式・関連サイトURL:https://www.britishmuseum.org/
5. ウェストミンスター寺院(ロンドン)
「ウェストミンスター寺院」は、イギリス国王の戴冠式が執り行われる、世界遺産にも登録された由緒ある教会です。ゴシック様式の品格漂う外観は息をのむほど美しく、その内部に足を踏み入れれば、壮大なステンドグラスをはじめとする素晴らしい造りに圧倒されます。
またここは単なる教会ではなく、歴代のイギリス国王や、アイザック・ニュートンをはじめとする数々の著名人が埋葬されている神聖な場所。その歴史の重みが内部の荘厳な装飾の美しさを一層引き立て、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
また、ロイヤルウェディングの舞台としても歴史があり、近年では2011年のウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式が世界中で注目を集めました。整備された中庭の鮮やかな緑もまた、イギリスらしさを感じさせる要素の一つです。
日本語音声ガイドも用意されているのも嬉しいポイント。イギリスでも特に人気の高い観光スポットのため、朝早くから行列ができることもしばしばです。スムーズに入場するためにも、事前の入場券予約をおすすめします。
名称:ウェストミンスター寺院 / Westminster Abbey
住所:East Cloisters, Westminster Abbey, London
公式・関連サイトURL:https://www.westminster-abbey.org/
6. ビッグ・ベン(ロンドン)
ロンドンにそびえるランドマーク「ビッグ・ベン」。正式名称は「エリザベス・タワー」ですが、「ビッグ・ベン」というこの愛称で世界中に親しまれています。ゴシック様式の荘厳な外観が印象的な時計塔は、ウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)の一部であり、その内部に設置された大時鐘こそが「ビッグ・ベン」というの名の由来です。
毎日定時に、高さ約96mの塔から『ウェストミンスターの鐘』のメロディがロンドンの街に響き渡ります。日本の学校のチャイムでもおなじみの「キンコンカンコーン♪」というあの音色を、ビッグ・ベンが奏でる音色で聞けるのはイギリスならではの体験ですね!
また、ビッグ・ベンは、童話『ピーターパン』に登場する時計台のモデルになったとも言われています。
昼間の雄大な姿も素晴らしいですが、夜には美しくライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。ぜひ夜の観光も楽しんで、思い出に残る素敵な写真を撮ってみてください。
名称:ビッグ・ベン / Big Ben
住所:Palace of Westminster, London
公式・関連サイトURL:https://www.parliament.uk/bigben/
7. オックスフォード大学・クライストチャーチカレッジ(オックスフォード)
由緒ある「クライストチャーチ・カレッジ」は、名門オックスフォード大学を構成するカレッジの一つ。映画『ハリー・ポッター』のロケ地として一躍有名になりました。
「グレート・ホール」は、ホグワーツの大広間のモデルとなった場所。その壮麗な内装や壁の肖像画は映画の世界観を彷彿とさせますが、普段は学生が使用する食堂のため、混雑するランチタイムを避けて見学するようにしましょう。
また、敷地内にはクライストチャーチ大聖堂が併設されており、神聖な雰囲気を味わうことができます。さらに、『不思議の国のアリス』の著者ルイス・キャロルもこのカレッジの出身です。整備された美しい中庭も必見。歴史と文化が息づく、クライストチャーチ・カレッジは、訪れる人々を魅了してやみません。
名称:オックスフォード大学・クライストチャーチカレッジ / Christ Church , Oxford of Universiy
住所:St Aldate's, Oxford OX1 1DP
公式・関連サイトURL:https://www.chch.ox.ac.uk/visit
8. セント・メアリー教会(オックスフォード)
イングランドのオックスフォードに位置する「セント・メアリー教会」は、オックスフォード大学の主要な行事や儀式が執り行われてきた、由緒ある教会です。
セント・メアリー教会は、バロック様式の特徴的な斜塔が目印。教会内部への入場は無料です。中に入ると、イギリスに2台しかない希少なパイプオルガンの一つが設置されており、美しいステンドグラスの輝きが訪れる人々を魅了します。
もし時間に余裕があれば、塔の上へ登ってみてください。展望台への有料チケットは教会内の売店で購入できます。ちょっとした冒険気分を味わえる急な螺旋階段を上がると、頂上からオックスフォードの街並みを360度見渡すことができます。歴史あるオックスフォード大学の建造物群や、はるか遠くまで続く美しい風景を一望でき、忘れられない思い出となるでしょう。
名称:セント・メアリー教会(聖メアリー教会)/ University Church of St Mary the Virgin
住所:University Church of St Mary the Virgin High St, Oxford OX1 4BJ
公式・関連サイトURL:https://www.universitychurch.ox.ac.uk/
9. ウィンダミア湖(カンブリア)
イングランド北西部に広がる湖水地方は、”イギリスで最も美しい風景"と称される豊かな自然に恵まれた地域。詩人ワーズワースが愛し、絵本『ピーターラビットのおはなし』の作者ビアトリクス・ポターが暮らし、インスピレーションを得たことでも知られる、まさに童話のような世界が広がっています。その中心に位置するのが、湖水地方最大の湖ウィンダミア湖です。
遊覧船クルーズは、ウィンダミア湖で特におすすめのアクティビティ。湖上から眺める景色は息をのむほど美しく、湖畔に点在する貴族の館や手入れの行き届いた庭園が、豊かな自然と見事に調和しています。この光景を見れば、湖水地方が "美しい" と謳われる理由を実感できるはず!他のイギリスの観光地と比べて気温が低い傾向にあるため、夏の時期でも羽織るものを用意していくのが賢明です。
また、この唯一無二の美しい自然を心ゆくまで満喫するなら、トレッキングもおすすめ。周辺の売店で、コースマップを手に入れ、爽快なウォーキングを堪能してください。
名称:ウィンダミア湖 / lake district windermere
住所:Windermere LA23 1LP, England
https://www.lakedistrict.gov.uk/visiting/places-to-go/explore-windermere-and-ambleside
10. エディンバラ城(エディンバラ)
「エディンバラ城」は、スコットランドの歴史を物語る天空の要塞。その歴史ある佇まいは英国の品格を色濃く感じさせます。城内には、デイヴィッズ・タワーやハーフ・ムーン・バッテリー(砲台)、巨大な大砲モンス・メグなど、スコットランドの激動の戦いの歴史を垣間見られるスポットが数多く点在しています。
「クラウン・ルーム」は、特に女性におすすめ。スコットランド王家の宝飾品が展示されており、歴代のイギリス国王が戴冠式に用いてきたという伝説のスクーンの石(別名「運命の石」)も必見です。金や真珠、ダイヤモンドがふんだんに装飾された宝冠の輝きは、きっと心を高揚させることでしょう。
城内にはカフェがあり、エディンバラの中心地から徒歩で行けるため、アクセス便利な観光スポットとして人気があります。
名称:エディンバラ城 / Edinburgh Castle
住所:Castlehill, Edinburgh EH1 2NG
公式・関連サイトURL:https://www.edinburghcastle.scot/
11. ロスリン礼拝堂(エディンバラ)
「ロスリン礼拝堂」は、スコットランドのエディンバラ近郊、ロスリンという静かな村に佇む礼拝堂。1446年に、テンプル騎士団のメンバー、サー・ウィリアム・セント・クレアによって建てられました。
この小さな村の礼拝堂がイギリスの有名スポットになった理由は、世界的ベストセラー小説とその映画版『ダ・ヴィンチ・コード』に登場したことです。明治時代には日本から岩倉使節団も訪れたとされる歴史を持ちながらも、その知名度を一気に高めたのは、フィクション作品の力でした。
歴史を感じさせる石造りの外観とは裏腹に、礼拝堂の内部には悪魔のような奇妙なレリーフが随所に見られ、映画さながらにミステリアスです。ガイド付き観光ツアーに参加し、その謎めいた背景を解き明かしましょう。内部は残念ながら写真撮影禁止ですが、充実したギフトショップが併設されており、ロスリン礼拝堂ならではのお土産を見つける楽しみもあります。
名称:ロスリン礼拝堂 / Roslin chapel
住所:Chapel Loan, Roslin EH25 9PU
公式・関連サイトURL:https://www.rosslynchapel.com/
12. シェイクスピアの生家(ウォリックシャー)
イングランドのストラットフォード・アポン・エイボンに位置する「シェイクスピアの生家」は、イギリス史上最も偉大な作家の一人、ウィリアム・シェイクスピアが幼少期を過ごしたとされる場所です。
家は木材の骨組みが露出したハーフティンバー様式(半木骨造)で復元されています。父親が裕福な商人であったことが伺える大きな家には、当時を再現した家具が置かれ、シェイクスピアが育った頃の暮らしぶりを垣間見ることができます。手入れの行き届いた美しい庭が印象的。また、シェイクスピア作品の一節を演じるミニパフォーマンスも観賞可能です。
名称:シェークスピアの生家 / Shakespeare's Birthplace
住所:Henley St, Stratford-upon-Avon CV37 6QW
公式・関連サイトURL:https://www.shakespeare.org.uk/visit/shakespeares-birthplace/
13. ザ・シャード(ロンドン)
ロンドンのテムズ川南岸にそびえ立つ尖塔「ザ・シャード」は、名前通り「ガラスの破片」を思わせるシャープなデザインが特徴的な超高層ビル。高さ約310mを誇り、完成以来、ロンドンの新たなランドマークとして街のスカイラインを彩っています。
68階から72階に位置する展望フロア「The View from The Shard」からは、タワーブリッジ、セント・ポール大聖堂といった歴史的建造物から、ロンドン・アイや高層ビル群まで、ロンドンの街並みを360度のパノラマで一望できます。夕暮れ時には美しいサンセット、夜にはきらめく光の絨毯のような夜景が広がり、時間帯によって異なる表情を楽しめます。
近代的なロンドンの象徴ともいえる「ザ・シャード」。歴史ある街並みと現代建築の融合を感じられるロンドンで注目のスポットです。
名称:ザ・シャード / The Shard「The View from The Shard」
住所:joiner street, london, se1 9qu
公式サイトURL:https://www.theviewfromtheshard.com/
14. ロンドン・アイ(ロンドン)
ロンドンのテムズ川沿い、ジュビリー・ガーデンズ内にそびえる「ロンドン・アイ」は、高さ約135mの巨大観覧車。そのスタイリッシュな外観には、思わず目を奪われます。
ロンドン・アイに乗って驚くのは、1つのゴンドラに最大25人の乗客を収容できるゴンドラの広さ。その圧倒的な大きさと内部空間の広さに、感嘆の声が上がります。
約30分かけて一周するため、休憩しながら眺望を楽しむ時間としても最適。ロンドン市街や雄大なテムズ川を一望できる絶景が広がります。特に夜には、きらめく街の灯りが織りなす幻想的な夜景を堪能でき、その美しさは格別!一度は乗ってみる価値がありますよ。
名称:ロンドン・アイ / The London Eye
住所:The Queen's Walk | South Bank of the River Thames, London SE1 7PB, England
公式・関連サイトURL:https://www.londoneye.com/
15. バイブリー(コッツウォルズ)
バイブリーは、イギリス・イングランドのコッツウォルズにある観光地。コッツウォルズは特別自然景観地域に指定されていて、その中でも人気の高い場所がバイブリーという村です。
バイブリーの美しい景観の中でも特に象徴的なのは、はちみつ色の石造りのコテージ群「アーリントン・ロウ」。その絵本のように小さな家が立ち並ぶ風景は、"イングランドで最も美しい村"と称されています。
また、村にはマスの養殖場である「トラウト・ファーム(Bibury Trout Farm)」があり、鱒の養殖見学や餌やり体験、コッツウォルズならではのお土産探しを楽しむことができます。
さらに、コルン川沿いには、蔦に覆われた「スワン・ホテル」があります。美しい外観の老舗ホテルで、宿泊はもちろん、優雅にアフタヌーンティーを楽しむのもおすすめ。歴史と自然が織りなす贅沢な癒しの時間を楽しめるバイブリーは、イギリスを訪れるならぜひ足を運んでほしい観光地です。
名称:バイブリー / Bibury Village
住所:Bibury GL7 5NJ, England
公式・関連サイトURL:https://www.bibury.com/
16. チッピング・カムデン(コッツウォルズ)
コッツウォルズの「チッピング・カムデン」もはちみつ色の建物で有名で、"王冠の中の宝石”と称されるほど美しい街です。コッツウォルズ特有の石灰岩「コッツウォルズ・ストーン」は、含まれる鉄分が酸化することで、太陽の光を浴びると温かみのある色合いになります。
かつて羊毛取引で栄えた歴史を持つ街には、中世の面影を残す重厚でエレガントな建物が多く、街の中心には豪華なマーケットホールも残っています。
観光スポットの中でも人気の場所は、「ヒドコート・マナー・ガーデン」。イギリスらしい様々な種類の庭園を楽しむことができ、ガーデニングのお手本に地元の人も足を運んでいるそうです。
名称:チッピング・カムデン / Chipping Campden
住所:Chipping Campden GL55 6LR, England
公式・関連サイトURL:https://www.chippingcampdenonline.org/
17. ウィンザー城(ウィンザー)
イギリス・イングランドのウィンザーにそびえ立つ「ウィンザー城」は、英国王室が所有する歴史ある城です。現在も国王が週末を過ごす場所であり、人が居住する城としては世界で最も大きく、壮大なスケールを誇っています。
城の内部では、荘厳な礼拝堂や王室が所蔵する名画など、貴重なコレクションを鑑賞できます。日本語の音声ガイドを利用すれば、展示物にまつわる興味深いエピソードを深く学びながら、じっくりと城の歴史に触れることができるでしょう。また、衛兵交代式を間近で見られることも、ウィンザー城の魅力の一つ。ロンドンのバッキンガム宮殿でタイミングが合わなかった方も、ここではより近くで迫力ある衛兵交代の儀式を楽しめます。
美しい緑に囲まれた城の堂々たる外観もまた、訪れる人々を魅了します。ロンドンからは鉄道で約30分~1時間とアクセスも良く、英国王室の歴史と文化に触れる必見のスポットとして、多くの観光客が足を運ぶ観光名所です。
名称:ウィンザー城 / Windsor Castle
住所:23 Francis Street, Windsor SL4 1NJ, England
公式・関連サイトURL:https://www.rct.uk/visit/windsor-castle
18. ケンブリッジ大学(ケンブリッジ)
世界に誇るイギリスの名門「ケンブリッジ大学」は、600年もの歴史を誇る総合大学。イギリス・イングランドの東部に位置し、複数のカレッジが集まっています。どのカレッジもそれぞれ違った雰囲気や魅力を感じることができ、イギリスの学生、世界中から留学にくる学生、観光客が訪れる観光スポットがたくさんあります。
ケンブリッジ大学の中でも観光客や学生に人気が高いのが「キングス・カレッジ・チャペル」。歴史のある垂直式ゴシック建築の外観と、12個の窓にはめ込まれた美しいステンドグラスは一見の価値ありです!
また、ケンブリッジを流れるケム川をパントというボートに乗って観光することもでき、たくさんの歴史ある建造物や橋をのんびりと眺めることができます。ケンブリッジ大学内、周辺には美術館・博物館・植物園もあるので一日中楽しめますよ。
名称:ケンブリッジ大学 / University of Cambridge
住所:The Old Schools Trinity Lane, Cambridge CB2 1TS, England
公式・関連サイトURL:https://www.cam.ac.uk/
19. グランチェスター村(ケンブリッジ)
「グランチェスター村(グラントチェスター村)」は、イギリス・イングランドのケンブリッジにあります。"イギリスの昔ながらの風景を楽しみながらピクニック" というのがピッタリなのどかな村で、可愛らしい茅葺屋根の家が並ぶ風景からイギリスの自然の美しさを感じることができます。
グランチェスター村内にあるオーチャード・ティー・ガーデンには、王室御用達のジャムとスコーンを目的にたくさんの観光客が訪れます。このオーチャード・ティー・ガーデンは100年以上の歴史のあるカフェで、美しい鮮やかな緑の風景を望みながら、絶品のジャムをたっぷりつけたスコーンを香り高いおいしい紅茶と一緒にいただけます。
ケンブリッジ大学の学生たちも、自転車で観光にくるほど魅力のあるグランチェスター村。イギリスを贅沢に満喫することのできる、おすすめの観光スポットです。
名称:グランチェスター村(グラントチェスター村)/ Grantchester Village
住所:Mill Way | Mill Way, Grantchester, Cambridge CB3 9ND, England
公式・関連サイトURL:https://grantchester.org.uk/
20. アーサー王の玉座(エディンバラ)
スコットランドのエディンバラにある「アーサー王の玉座」は、ホリールード・パーク内にそびえる標高約250mの丘です。その名は豪華な玉座を想像させますが、実際には力強く雄大な“山”であり、エディンバラを代表する観光スポットの一つ。山頂からは、エディンバラ市街の絶景を一望できます。
手つかずの自然をそのまま感じられるこの丘は、ハイキングに最適です。ルートによって難易度が大きく異なるため、自分のレベルに合った比較的登りやすいコースを選ぶと良いでしょう。かつてロッククライミングの名所としても知られましたが、現在は安全上の理由から許可なく行うことはできません。
イギリスの神話に登場するアーサー王の伝説の王都があった場所とも言われ、その存在は小説や映画にも描かれるなど、エディンバラの象徴的なランドマークとなっています。
名称:アーサー王の玉座 / Arthur's Seat
住所:Holyrood Park, Edinburgh, Scotland
公式・関連サイトURL:https://www.visitscotland.com/info/see-do/holyrood-park-and-arthurs-seat-p914341
21. イギリスの王室ヨット・ブリタニア号(エディンバラ)
イギリスの王室ヨット・ブリタニア号は、イギリス・スコットランドのエディンバラ近郊のリース港にある観光スポット。1953年から44年間イギリス王室の船として使われていましたが、現在は一般公開され、たくさんの観光客が訪れています。
外観は優雅で、美しいゴールドのラインは24金です。イギリスの王族達や、チャーチルやガンジーなどの著名人が乗船したことのある内部も豪華。特に応接広間は、ここが船の中であることを忘れるほどです。機関室なども見ることができ、美しい保存状態に驚きます。
日本語のガイド音声があるので、イギリスの王室ヨット・ブリタニア号について学びながら観光することができるのが嬉しいですね。羅針盤にはイギリス王室の船の証である「金のドラゴン」の紋章が装飾されています。ギフトショップにはここでしか手に入らない限定品があるので、お土産にもおすすめです。
名称:イギリスの王室ヨット・ブリタニア号 / The Royal Yacht Britannia
住所:2nd Floor, Ocean Terminal | Leith, Edinburgh EH6 6JJ, Scotland
公式・関連サイトURL:https://www.royalyachtbritannia.co.uk/
22. リバプール大聖堂(リバプール)
「リバプール大聖堂(リヴァプール大聖堂)」はイギリスで最も大きく、ヨーロッパでも最大級の大きさを誇る教会です。
リバプールはビートルズの出身地として有名ですが、その中でも人気の高い観光スポットがこのリバプール大聖堂。74年かけて作られた教会はゴシック様式で、外観は大きく高いので圧倒される雰囲気があります。
内部の天井は100m近いところもあり、ステンドグラスは目を見張る美しさ。9700本以上のパイプで造られたパイプオルガンもイギリス最大級です。
イギリスの品格が漂い、74年もかけて建造されたこのリバプール大聖堂を無料で観光できてしまうのは、さすがイギリスとしか言いようがありません。他の教会とは違った雰囲気を感じられる場所なので、ぜひ訪れてみてください。
名称:リバプール大聖堂(リヴァプール大聖堂)/ Liverpool Cathedral
住所:St. James Road, Liverpool L1 7AZ, England
公式・関連サイトURL:https://liverpoolcathedral.org.uk/
23. プレジャー・ビーチ(ブラックプール)
出典: By https://www.flickr.com/photos/johnthescone/ - https://www.flickr.com/photos/johnthescone/2313896363/, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=6285755 (CC BY 2.0)
「プレジャー・ビーチ」は、イギリス・イングランド西部のブラックプールにある遊園地です。ブラックプールは海岸のリゾート地として有名ですが、このプレジャー・ビーチは海の近くにある、イギリスで最も多く人が訪れる遊園地。世界有数の高さを誇るジェットコースター目当てに訪れる人も多いというブラックプールの観光スポットです。
一番人気は、高さ地上約72mのジェットコースター「ビックワン」。非常に怖いのですが、見渡せる景色はまざに絶景!他にも数種類のローラーコースターがあり、絶叫マシンが好きな方にはたまらない場所となっています。
働いているスタッフの対応が素晴らしく、大人も子供も楽しめるプレジャー・ビーチは、家族やグループでイギリス観光を楽しみたい方におすすめの場所です。
名称:プレジャー・ビーチ / Pleasure Beach Blackpool
住所:Ocean Boulevard, Blackpool FY4 1EZ, England
公式・関連サイトURL:https://www.blackpoolpleasurebeach.com/
24. ストーンヘンジ(ソールズベリー)
巨大な石が環状に配置されたミステリアスな「ストーンヘンジ」は、イングランド南部のソールズベリー平原にある世界的に有名な世界遺産です。
この巨石建造物は、紀元前3000年以上前から造られ始めたのではないかと推察されています。しかし、これほど大きな石を一体どうやって運び、積み上げたのか?そして、そもそも何のために造られたのか?次々と疑問が浮かび上がることでしょう。その歴史的な重要性と謎めいた存在感から、ストーンヘンジは世界中から多くの観光客を惹きつけています。
中世には、イギリス神話のアーサー王物語に登場する魔法使いマーリンが造ったと信じられていた時代もありました。ストーンヘンジの正確な目的は未だ解明されていませんが、これらの巨石が30kmも離れた場所からテコの原理などを用いて運ばれたという説が有力視されています。ストーンヘンジは、イギリスの奥深い謎に触れることができる、そんな不思議な魅力に満ちた場所です。
名称:ストーンヘンジ / Stonehenge
住所:2 miles West of Amesbury, Amesbury SP3 4DX, England
25. ジャイアンツ・コーズウェイ(ブッシュミルズ)
北アイルランドのブッシュミルズに位置する「ジャイアンツ・コーズウェイ」は、火山活動によって形成された約4万もの柱状節理が連なる世界遺産の観光スポットです。海岸沿いに全長約8kmにもわたって続く壮大な石柱群は、まさに自然が作り出した芸術作品であり、訪れる人々を圧倒します。
イギリスの「最も偉大な自然の驚異」で4位にランクインしたこともあるこの自然遺産は、その神秘的な景観からパワースポットとしても有名です。また、アイルランドの巨人フィン・マックールがスコットランドへ渡るために築いたという伝説も残されており、その名が示す通り「巨人が創った道」として語り継がれています。
ジャイアンツ・コーズウェイは、イギリスの中でも特に自然の神秘と力強さを感じられる場所です。北アイルランドを訪れる際は、ぜひこの唯一無二の絶景を体験してみてください。
名称:ジャイアンツ・コーズウェイ / Giant's Causeway
住所:44 Causeway Road | Bushmills, Bushmills BT57 8SU, Northern Ireland
26. グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁(ウェールズ)
「グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁」は、ウェールズに点在する中世の要塞群。13世紀後半にイングランド王エドワード1世によって築かれ、ユネスコ世界遺産にも登録されている壮大な遺跡群です。
要塞は、コンウィ城、ビューマリス城、カーナーヴォン城、ハーレックス城の四つの城とそれに付随する市壁から構成されており、すべての城が当時の最先端技術を駆使した軍事要塞として機能していました。
灰色の石造りの城はどれも類まれな美しさを誇り、周囲の豊かな緑とのコントラストが絵になる絶景を生み出しています。イギリス国内外から多くのお城ファンや観光客が訪れ、どこを切り取っても写真映えする最高のロケーション。特にカーナーヴォン城は、その多角形の塔や重厚な石造りの構造が、アニメ映画『天空の城ラピュタ』の世界観を構築するインスピレーションの一つになったと言われています。
イギリス観光というとイングランドに集中しがちですが、ウェールズにはこのように歴史と自然が織りなす素晴らしい見どころが数多くあります。ぜひ足を延ばして、その魅力に触れてみてください。
名称:グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁 / Castles and Town Walls of King Edward in Gwynedd
住所:Castle St, Beaumaris, Isle of Anglesey LL58 8AP イギリス
◎イギリスを巡る旅:英国の奥深い魅力に触れる観光スポットまとめ
ロンドンの象徴的なランドマークから、悠久の歴史を刻む古城、そして手つかずの自然が広がる地方の絶景まで、イギリスは訪れる人々に尽きることのない魅力と発見を提供してくれます。王室の荘厳さに触れ、神話が息づく地を訪れ、あるいは田園風景の中で心癒されるひとときを過ごす...。この記事がイギリス旅行計画の一助となり、まだ見ぬ英国の奥深い魅力へと誘うきっかけとなれば幸いです。
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