【世界遺産】ヴェズレーの教会と丘◎ロマネスク彫刻の傑作とは?

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【世界遺産】ヴェズレーの教会と丘◎ロマネスク彫刻の傑作とは?

フランスの中東部ブルゴーニュ地方にある町ヴェズレーは、中世の自由都市としても知られています。ヴェズレーの中心に広がる丘の上には、バシリカ式のサント=マドレーヌ大聖堂があり、教会と丘が世界遺産に登録されています。

ロマネスク芸術の宝とも言われる教会には、美しい彫刻が施され、大勢の観光客が訪れる観光スポット。中世には、キリスト教の聖地へ続く巡礼路の起点としても繁栄した所で、重要な世界遺産です。ここでは、ヴェズレーの教会と丘の魅力をご紹介します。

目次

【世界遺産】ヴェズレーの教会と丘◎ロマネスク彫刻の傑作とは?

ヴェズレーの教会と丘とは?

出典: Roman Babakin/shutterstock

1979年に世界遺産に登録されたヴェズレーの教会と丘は、様々な歴史的事件の舞台にもなった所です。9世紀後半にカトリック教会最古の修道会、ベネディクト会士たちによって建てられました。

元々は、建築の平面形式の一つバシリカ式の教会でしたが、12世紀の大火災でロマネスク様式に身廊も建て替えられます。大聖堂の玄関廊には、イエス・キリストの彫刻が扉の上部に施され、身廊下の柱頭には見事な彫刻が並び、ロマネスク彫刻の傑作として評価されました。

ヴェズレーの教会と丘へのアクセス

ヴェズレーへは、パリのバルシー駅から高速列車TGVでモンバール駅まで行きます。モンバール駅からは、バスでアヴァロンまで行き、そこからはタクシーでの移動になります。タクシーは事前予約が必要なため、手配をお忘れなく。

アクセスがあまりよくないので、レンタカーの利用やツアーでの参加をおすすめします。

ヴェズレーの教会と丘のおすすめポイント2

サント=マドレーヌ大聖堂

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サント=マドレーヌ大聖堂は、861年にヴェズレーの丘の上に建てられました。キリスト教の聖人マグダラのマリアに捧げられた教会としても知られ、大勢の巡礼者が訪れています。

その後1120年に大火災が発生し、多くの犠牲者を出し、教会の大部分が焼失したこともあり立て替えられました。その際に聖堂には、12世紀の彫刻が施され、ロマネスク彫刻の傑作とも言われています。内部の扉上の半円形アーチのレリーや、柱の上にも様々な彫刻があり、全部で100点以上。美術館のような教会内部をじっくりと見てみてくださいね。

ヴェズレーの村

出典: Roman Babakin/shutterstock

フランスで最も美しい村の一つにも選ばれたことがある、ヴェズレーの村は見どころ満載。サント=マドレーヌ大聖堂の裏側からは、ブルゴーニュ地方の美しい景色が広がります。

また村のメインストリートには、カフェやレストラン、様々なショップが並んでいるので休憩にもおすすめ。可愛らしいお店も多いので散策しながら、お土産を買ってみてはいかがでしょうか。

◎まとめ

フランスの世界遺産ヴェズレーの教会と丘についてご紹介しました。ブルゴーニュ地方ならではの美しい景色や、サント=マドレーヌ大聖堂の見ごたえがあるロマネスク彫刻が見られます。ぜひヴェズレーの村をゆっくりと観光してみてくださいね。

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