名称:ムランジェ山塊
住所:Mulanje Massif, Malawi
南部アフリカに位置する小さな国マラウイ。北海道と九州を合わせたくらいの大きさで、マラウイ湖は全国土の3分の1を占めています。アフリカの温かい心「Warm Heart of Africa」という愛称を持ち、アフリカで最もフレンドリーな人々と、犯罪率が低いことからたくさんの人に愛されている国。
アフリカというと治安面に不安が多いかと思いますが、そんな方でもマラウイに来れば平和でゆったりとした時間を大自然の中で過ごせること間違いなしです!そんなマラウイのおすすめ観光スポットを8箇所ご紹介します!
目次
大自然を満喫できる!マラウイのオススメ観光スポット8選!
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1.ムランジェ山塊
標高3,000mを超えるムランジェでは、岩盤が剥き出しになった一枚岩の迫力に圧倒されてしまいます。古代杉の原生林や滝、多くの野生動物など見どころがたくさん!ちなみに、麓には茶畑やナッツ農園が広がっています。トレッキングだけでなくロッククライミング、キャンプやバーベキュー等のアクティビティも充実しているので、マラウイに観光に来た際には外せませんね!
また、登頂される際には観光ガイドを付けることをおすすめします。人の手が加わっていない分、かのキリマンジャロよりも登るのが難しいなんて噂もあるんです。
2.ニイカ国立公園
マラウイ北部に位置するニイカ国立公園。ヒョウの生息密度が最も高い場所の1つとして有名です。その他にもシマウマやローンアンテロープ、イノシシといったほ乳類、400種類を超える鳥類に出会えますよ!徒歩、マウンテンバイク、乗馬、そしてジープと色んな手段で公園内を探索出来るのも魅力のひとつ。
特に、雨季(11月~4月)は200種類以上ものランの花が咲き乱れたり、丘陵が一面緑に覆われたりと、より一層の美しい景観が楽しめる観光シーズンとなります。
名称:ニイカ国立公園
住所:Nyika National Park, Malawi
3.リウォンデ国立公園
首都リロングウェから車で約4時間、マラウイ南部のシーレ川上流に位置するリウォンデ国立公園。特徴はなんと言っても、水辺に生息するカバやワニ、そしてゾウといった動物をボートやカヌーに乗って間近で見られるところです。公園内にはいくつかの宿泊施設もあり、ロッジの敷地内までカバが草を食べに来るなんてこともあるんだとか。
せっかくなら泊まりがけで部屋のベランダからカバを眺めながら過ごすなんていかがでしょう。また、動物を見るなら乾季後半から雨季の始め(9月~12月)がおすすめの観光シーズンですよ!
名称:リウォンデ国立公園
住所:Liwonde National Park, Malawi
4.ケープマクレア
マラウイといえばやはりマラウイ湖!ここから湖にまつわるおすすめ観光スポットを紹介していきます。淡水湖では初めて世界遺産に登録されたマラウイ湖。国の南北に渡り、ヤシの木が並ぶビーチが数多く存在しています。なかでも観光客に人気のビーチはケープマクレア。首都のリロングウェからは車で4時間程のところに位置する観光リゾート地です。
このあたりの水は透明度が特に高く、ヨット、水上スキー、シュノーケリングといったウォーターアクティビティが盛んです。また、水深が最大で796mにもなることからダイバーにも人気の観光スポット!確かにたくさん泳いでいる人はいるのですが、残念ながらこの湖には住血吸虫という目に見えない寄生虫がいるため、実際に泳ぐことはおすすめしません。美しい景色を楽しむスポットとして足を運んでみてくださいね。
名称:Cape Maclear
住所:Mangochi District, Southern Region, Malawi
5.カタベイ
マラウイの南部の都市ムズズから車で約1.5時間。カタベイは、マラウィ湖に浮かぶ島々の有人島であるリコマ島とチムズル島との窓口となっており、湖上交通の中心地でもあります。
また、レイク・オブ・スターズという国際的な音楽フェスティバルがこのカタベイ沿いで開催されていたため、世界中のフェス好きが訪れることでも有名な場所ですよ。
名称:Nkhata Bay
住所:Nkhata Bay District, Malawi
6.ムーア・ミッション
ムーア・ミッションは色鮮やかなレンガ作りが特徴のマラウイの小さな教会集落です。教会は1900年代初頭に3人の宣教師によって建てられ、同様に農業や木彫りの技術も彼らによってこの地域に導入されたと言われています。敷地内にはマラウイの主要部族であるチワ族、ヤオ族の文化を紹介し、多数の文化財を収蔵した博物館も併設されています。
グランクレールという伝統舞踊で使われる衣装や仮面の展示は数百点以上。精霊の姿を具現化したとされる豊かな色彩や造形に是非注目してみてください。
名称:MUA Mission
住所:Mua Mission, Mtakataka, Malawi
7.チョロの茶畑
マラウイの特産品の1つである紅茶。イギリスの植民地であった1900年代初頭にこの地域でお茶の栽培が始まり、今でも広大な茶畑がムランジェ山塊の麓に広がり人々に愛されています。ガイド付きでの茶園内ツアーもあるため、人々が日常的に働く様子やイギリス植民地時代の歴史知ることも出来ますよ。
さらに、紅茶はお土産にもぴったりですよね!
名称:Thyolo Tea Estates
住所:Thyolo Tea Estates, Thyolo, Malawi
8.チョンゴニの岩絵地域
マラウイの首都リロングウェから車で1時間とアクセスの良い場所にあるチョンゴニのロックアートは、2006年に世界遺産に登録されています。石器時代の狩人トゥワが狩りをしている姿や、後期の農耕民族であるチェワ族が農業をしている姿が描かれています。
127の小さな遺跡が区域内に点在しており、山の上にあるものがほとんどなので見晴らしが最高です!観光客は少ないので大自然をひとり占めできますよ。
名称:チョンゴニの岩絵地域
住所:Dedza District, Central, Malawi
◎まとめ
いかがでしたか?是非マラウイを訪れて、アフリカの温かい心に触れてみてはいかがでしょうか。マラウイはあまり聞きなれない国だとは思いますが、ぜひ、次の旅行の参考にしてくださいね。たくさんの魅力的な観光地が皆さんを待っていますよ!