【世界遺産】ルーゴのローマ城壁群とは？｜スペインの時代を感じる旅へ

スペイン北西部に位置するルーゴには荘厳な世界遺産があります。それが、ルーゴのローマ城壁群です。かつてのローマ帝国の遺物が残る街として知られているのが、このルーゴです。

そんなローマの風も感じることができる美しい街ですが、1番の見どころは「世界遺産となった城壁」。その城壁こそ、ローマ帝国時代に築かれたとされる「ルーゴのローマ城壁群」です。

本記事では、そんなローマ帝国の軍事拠点として発展した過去を持つ世界遺産「ルーゴのローマ城壁」をご紹介します。

ルーゴのローマ城壁群とは？

まず、世界遺産「ルーゴのローマ城壁」とは何なのかについてご紹介します。ローマ帝国が山に囲まれた盆地であるこの地にやってきたのは、紀元前1世紀が終わろうとする頃であったと言われています。そしてルーゴという街は、紀元前15年ごろにアウグストゥスにより建設されました。

その後、ローマ帝国の軍事拠点として発展を遂げました。その時に、他の民族からの侵攻を防ぐために現在のローマ城壁群が建造されたのです。花崗岩や粘板岩などを積み重ねて築かれた城壁は、かなり強固なつくりとなっております。ローマ帝国の城壁をつくる技術の高さをうかがえる観光スポットと言えます。

しかし、こちらのルーゴの街はローマ帝国の衰退とともに廃れていきました。ですが、その後教会を建築し、キリスト教の巡礼地として元気を取り戻していったのです。もちろん、城壁群も残したまま。そのため、現在も観光に訪れる方も少なくありません。

ルーゴのローマ城壁群へのアクセス

ルーゴへは、まず首都マドリードから列車でオビエドに向かいます。その後、オビエドからルーゴまではバスが出ていますので、バスで移動。少々長旅となります。その後ルーゴへ到着すれば、世界遺産ルーゴのローマ城壁群も自然と見えてきます。

ルーゴのローマ城壁群のおすすめポイント

昔の姿のまま！

ルーゴのローマ城壁群は、ほとんど壊されたり、破損しているなどといったことがない世界遺産となっています。つまり、ほとんど建造された当初の時代の姿のまま残っているのです。なので、ローマ帝国時代の風が今にも吹いてきそうな荘厳な姿を見ることができるということです。強固な城壁として知られ、ローマ帝国の技術の高さを感じることもできます。ここルーゴの城壁群は、当時の技術の高さを今に伝える貴重なスポットですのでその姿、技術には圧倒されます。3世紀頃に建造された城壁が、昔の姿のまま残っているのは実に見ごたえがありますよ！

包みこむ城壁

包み込む城壁は、街をぐるっと包み込んでおり、1周2kmを超える長さを誇る城壁は、実に見ごたえのある姿をしています。さらに、こちらでは城壁群の城壁を歩くことができます。城壁の上の通路がいつまでも続く、そんな印象を受ける道となっています。この通路を散策しながら、街並みを見て回るのも楽しい世界遺産の観光ができるでしょう。

◎まとめ

いかがでしたか？スペイン、ルーゴのローマ城壁群については知っていただけましたか。昔の姿のまま残る貴重な世界遺産ですので、実に魅力的な観光を楽しむことができるはずです。力強く荘厳な城壁は、一度見ると虜となってしまう建築好きにはたまらない観光スポットとなっていますので、ぜひその姿を拝みにルーゴへと訪れてみてくださいね！

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