【世界遺産】ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラーとは?|魔女伝説の街!

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【世界遺産】ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラーとは?|魔女伝説の街!

ドイツ中北部にあるハルツ山麓。ホウキに乗った魔女や悪魔が酒盛りをするために集まるという、伝説に彩られた地域です。このハルツ地方の中心となる世界遺産の古都ゴスラーは、かつて中世より銀をはじめ銅や鉛などを算出したランメルスベルク鉱山の鉱山街として発展しました。

ゴスラーの旧市街には長い繁栄を物語る木組みの家が多く残っているんです。多くの建物が1550年以前の中世に建てられ、なんと第二次世界大戦の戦火も免れたという貴重な存在!ゴスラーの旧市街はマルクト広場を中心に歴史的な市庁舎などがあり、多くの観光客が訪れます。

ゴスラーは旧市街を始め、ランメルスベルク鉱山、そしてその鉱山のエネルギー源となったオーバーハルツ水利管理システムが世界遺産になっています。ランメルスベルク鉱山はガイドツアーに参加すれば坑内を見学することができますよ。そんな世界遺産の数々をご紹介します!

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【世界遺産】ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラーとは?|魔女伝説の街!

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ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラーとオーバーハルツ水利管理システムとは?

ドイツ中北部ハルツ山麓にあるランメルスベルク鉱山。10世紀後半から1988年まで1000年もの間稼働して銀や銅、鉛などを産出してきた、世界でも稀な鉱山です。豊富で上質な銀はローマ帝国の経済をも支えてきました。現在は鉱脈が枯渇により稼働を終えましたが、その功績は世界遺産として認められています。

鉱山の街として栄えた世界遺産の古都ゴスラー。11世紀から13世紀には神聖ローマ帝国の議会も開かれるなど重要都市として栄え、13世紀中ごろにはハンザ同盟にも加入していました。

旧市街のマルクト広場を中心に、15世紀に建てられたゴシック様式の市庁舎や今ではホテルになっている旧ギルト会館の「カイザーヴォルト」、市の歴史を表す仕掛け時計の家など見所もいっぱいです。1992年、木組みの家が多いゴスラーの旧市街と、ランメルスベルク鉱山が世界遺産として認定されました。

その後、ランメルスベルク鉱山南部にあるオーバーハルツ水利管理システムが、2010年に世界遺産として拡大登録されました。約800年利用されてきた大規模なエネルギー供給システムであった、人工池、排水溝などの複雑な水利システムが評価された結果です。

ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラーへのアクセス

日本からまずドイツの都市ハノーファーまで行きます。直行便はないのでヨーロッパ内で乗り継ぎをしましょう。

ハノーファー中央駅からゴスラー駅まで、電車で乗り換えなしで約1時間。ゴスラーの旧市街までは徒歩で約10分です。ハノーファーから車の場合、渋滞などがなければ1時間から1時間半で行くことができます。

ランメルスベルク鉱山まではゴスラーの駅から803番のバスで約10分です。

ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラーのお薦めポイント①:ゴスラー旧市街

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世界遺産の街ゴスラーはドイツ北部のニーダーザクセン州にあり、人口5万人程の小さな街です。ゴスラー旧市街に立ち並ぶ15世紀の建築物は、その歴史の深さを今に物語っています。

なかでも興味深いのは今はホテルになっている「カイザーヴォルト」。昔は毛織物生地仕立て業者のギルド会館だった建物で、その軒先には財力を誇示するお尻から金貨を生み出す小僧の像があるんです。なんともユニークな像ですが、それだけこの世界遺産のゴスラーの街が栄えていた証拠ですね!

毎年、4月30日から5月1日にかけては「ヴァルプルギスの夜」。ゴスラーがあるハルツ地方にはドイツ北部の最高峰・ブロッケン山があり、魔女や悪魔が集って祝宴をあげる言い伝えがあります。ゴスラーの街もこの日はお祭りムード一色です!

ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラーお薦めポイント②:皇帝居城

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ゴスラー旧市街の小高い丘にある皇帝居城は、11世紀にハインリヒ3世により築かれた皇帝居城。200年以上にわたり帝国議会を始めとする各種議会が開催された皇帝の館です。

現在は19世紀に復元された姿のものですが、童話いばら姫やゴスラーの歴史が巨大な壁画として描かれとても迫力がありますよ。

また地下には礼拝堂があり、ハインリヒ3世の棺が安置されています。皇帝居城の前は緑の芝生が広がる公園になっていて、とても広々とした空間になっています。

ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラーお薦めポイント③:ランメルスベルク鉱山

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世界遺産のランメルスベルク鉱山には、中世に騎士ランメの馬が蹄で地面を叩いた場所を掘った所に、銀鉱脈が見つかったという伝説があります。

現在、役目を終えたランメルスベルク鉱山は、豊富な鉱脈で1000年も稼働し続け古都ゴスラーを繁栄に導いてきた世界遺産です。その功績を学べる広大な博物館になっていて、ガイドツアーで中世の坑内を見学できます。

ガイドツアーはいくつかコースがあり、徒歩で行き200年前の水車を見学するコースや、トロッコに乗り採掘現場を見学するコースなどさまざまです。暗闇での過酷な作業を体験するために、暫く明かりを消してしまう演出も!世界遺産のランメルスベルク鉱山では、探検隊になった気分も味わえますよ。

◎まとめ

魔女伝説の残る古都ゴスラーをはじめとするハルツ地方の世界遺産はいかがでしたか?古都を観光するだけでなく、地底探検のような坑道を見学できるのも魅力ですよね!

見所の詰まった古都ゴスラーには、かの有名なドイツの巨大企業シーメンスの創業者の先祖が建てた家、シーメンス・ハウスもあります。

また、マルクト教会の塔に登れば古都を一望できます。ぜひ鉱山で栄えた世界遺産の数々を観光してみて下さい!

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