春麗らかな長崎県のおすすめ観光スポット5選。春の長崎は本当にいいところ

長崎県には名所や観光スポットと呼ばれる場所が沢山あります。そんな長崎県にあって、春に訪れるとしたらどんな場所がおすすめなのか気になる人も多いのではないでしょうか？長崎県に限ったことではありませんが、春に見どころがある観光スポットもあるので、その中からいくつか代表的なスポットを紹介します。春にはイベントなども多く行われるので、ただ見るだけではない楽しみが春の長崎観光の魅力です。素敵なシーンに出会えるので、カメラ片手に長崎へと出かけてみましょう。

1.国指定の天然記念物が見られる　「大村公園」

春の長崎の見どころで紹介したいのが大村公園。国指定天然記念物のオオムラザクラが見られます。大村公園は日本の「さくら名所100選」にも選ばれるほどの名所。春には「おおむら花まつり」が催され、桜の開花に合わせた各種イベントの開催のほか、出店などが多く軒を連ねます。夜間にはライトアップされるので、幻想的な景色の中で花見を楽しむことができますよ。

2.咲き乱れるチューリップを見よう「ハウステンボス」

長崎の観光スポットとして知られるハウステンボスは春も見どころが満載。ハウステンボスと聞いて多くの人がイメージするのはオランダの風車とチューリップの風景ですが、そのチューリップがこの時期見頃を迎え、日本最多を誇る品種のチューリップがと所狭しと咲き乱れます。「本当にここは日本なの？」と思うほど異国情緒があふれます。夜にはチューリップのライトアップも実施されますよ。

昼夜を通して楽しく観光できるのが、春のハウステンボスの魅力です。春終盤を迎える5月頃には、国内で随一のバラまつりも開催。1000品種111万本のバラが観光客を出迎えます。

▶効率よく回りたい方必見！ハウステンボスのおすすめの楽しみ方！

3.春だからこそ海辺の施設で遊ぼう「ポートホールン長崎」

2016年に長崎県の西海市でオープンしたポートホールン長崎。「長崎オランダ村」というテーマパークがあった場所にオープンした比較的新しい観光施設です。異国情緒あふれる景観には一見の価値があります。

波が穏やかな大村湾の入江に作られた施設で、海を含めた風景の美しさが特徴です。春の陽気を感じながらシーサイドデッキで海風に吹かれれば、オランダの穏やかな港町情緒に癒されることでしょう。ちなみに長崎オランダ村は、アムステルダム北部にある港町「ホートホルン」をモデルに作られています。施設名の「ポートホールン長崎」もそれ故ということでしょう。

ポートホールン長崎はテーマパークではないので、無料で入場が可能です。体験型のイベントも催されるので、楽しくリーズナブルに楽しむことができますよ。

4.悠久の時間が育んだ大自然の神秘「七ツ釜鍾乳洞」

長崎県西海市を代表する観光スポットが七ツ釜鍾乳洞です。昭和3年に発見されたこの鍾乳洞は国の天然記念物にも指定されています。およそ3000万年も前に海底から隆起して誕生した鍾乳洞は、その性質や生成年代が他の鍾乳洞とは一線を画します。

世界的に見ても珍しいタイプの鍾乳洞で、その景観は圧倒的。現在でも全容を確認できないほど広大です。50種類近くもの生物が棲息していることでも知られていて、珍しい洞窟生物を間近に見られるかもしれません。壁面には海藻の化石があったり、石筍や大石柱があったりと、見どころが沢山あります。洞内は通年で15度程度の気温が保たれているので、春の陽気に疲れた身体を冷ますのにもちょうど良いですよ。

5.春の島原で天草四郎に思いを馳せる「島原城」

長崎の歴史の中でも特に有名なのが島原の乱。弾圧を受けていたキリシタンたちが、天草四郎を中心に幕府へ反旗を翻した事件です。その舞台になった島原城は復元され観光することができます。元の島原城は幕末まで現存していましたが、明治の御一新で解体されました。

春には島原城を背景に桜を眺めることができます。青い空と薄紅の花、白い五層の天守閣が美しいコンビネーションで観光客を魅了します。城内に入れば島原藩の歴史を展示するコーナーやキリシタンの史料なども見られるので、お花見と併せて見て行ってください。

▶水の都・島原で長崎の歴史を学習。白く美しい島原城の観光ガイド！

◎まとめ

春の長崎は、観光するのにとてもいいシチュエーションです。桜が綺麗な大村公園へは、絶対に足を伸ばして欲しいところです。さらに異国文化に触れたいのならオープンカフェがあるグラバー園なんかもいいですよ。いずれにしても麗らかな春の陽射しを浴びながら散策できるのがポイントです。