桶川市の観光スポット11選!べに花の咲く宿場町へ行こう!

画像出典:sakura_nekomaru / PIXTA(ピクスタ)

桶川市の観光スポット11選!べに花の咲く宿場町へ行こう!

埼玉県桶川市の中心部には、JR高崎線の桶川駅があります。市内には、さいたま市や都心への通勤・通学する人のベッドタウンとして住宅地が広がっています。しかし、桶川はもともと、江戸時代に中山道の宿場町として発展した町。日本橋から1日歩いたら、ちょうど桶川の宿に泊まることになるそうです。今も宿場町の面影が色濃く残っています。

また、歴史ある神社仏閣や、栽培が盛んなべに花に関する観光スポットもたくさんあります。さらに、桶川市は圏央道のICが2か所あり、手軽に観光できるエリア。そんな桶川の観光スポットを紹介します!

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桶川市の観光スポット11選!べに花の咲く宿場町へ行こう!

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1.小林家住宅

江戸時代、中山道の宿場町であった桶川。その面影が色濃く残る観光スポットが、桶川市内にはたくさんあります。その代表的存在が小林家の建物です。この小林家、かつては旅籠でした。現在は材木を扱う商店となっており、国の登録有形文化財に指定されています。

周辺には、江戸時代の雰囲気が漂う観光スポットがいっぱい。趣のある旅籠で宿泊することができる宿もありますよ。桶川周辺を観光するなら、ぜひ宿泊してみたいですね。桶川駅から歩いて10分くらいとアクセスも良いのも嬉しいところです。

2.倉田の大カヤ

倉田の大カヤとは、明星院という寺院の境内にある大きなカヤの木のこと。このカヤの木は、埼玉県の天然記念物に指定されている貴重なもので、樹齢は600年と推定されています。近くで見ると、長い時の流れを感じることができますよ。

また、明星院は伝説が残る寺院。明け方の雲に立つ天女から糸が垂れており、そのお寺の井戸に伸びていました。それが明星院という名前の由来となりました。他にも、赤くて大きな山門や境内に咲く桜など、明星院には見どころがたくさん。桶川にある歴史ある寺院の中でも明星院はぜひ観光に訪れてほしい観光スポットです。

3.熊野神社古墳

出典: 京浜にけ/Wikipedia

桶川市の川田谷(かわたや)という地域には古墳が多くあります。その中でも、熊野神社古墳は埼玉県の史跡に指定されている古墳です。さらに、この古墳からの出土品は国から重要文化財に指定されています。

この古墳は、1928年に行われた熊野神社の改修の際に発見されました。その後の調査によると、熊野神社古墳は直径は40mほどの円墳で、幅が13mの堀があったことが分かりました。現在は古墳の頂上に熊野神社の社殿あります。観光に訪れた時は、ちょっと拝んでいきましょう。

出土品は、大宮にある「埼玉県立歴史と民俗の博物館」で展示されています。また、桶川市歴史民俗資料館でも出土品のレプリカを展示。桶川観光で熊野神社古墳に関する資料を見学したい際は、ぜひ訪れてみてください。

4.中山道宿場館

桶川は中山道の宿場町。その中山道に関する観光情報を案内してくれるのが、中山道宿場館です。中山道を本格的に観光したいという観光客の方や、桶川周辺だけを観光したいという観光客の方にも、情報を提供しています。ちょっとした休憩に立ち寄ってみるだけでも、面白い発見があるかもしれませんよ。

5.ホンダエアポート

出典: カプリコーン / PIXTA(ピクスタ)

桶川の西部、川田谷には広い飛行場があります。これは、ホンダエアポートという軽飛行機用の飛行場。もともとは、陸軍の飛行場がありましたが、1964年にホンダがホンダエアポートとして整備しました。

このホンダエアポートは、遊覧飛行ができる人気の観光スポットです。セスナ機による遊覧飛行のコースは3つあります。まずは、さいたま新都心の空を回遊する大宮コース。そして、東京タワーや東京スカイツリーなど東京の人気観光スポットを空から眺める東京タワーコースです。そして最後は、東京タワーコースを夜に遊覧し、豪華な夜景を堪能できるスターライトフライトコース。空の旅を楽しむために、桶川のホンダエアポートに訪れてはどうでしょうか。

6.さいたま文学館

出典: 金士明/Wikipedia

田山花袋、武者小路実篤や中島敦など、有名な文学者とゆかりが深い埼玉県。そんな彼らの作品や資料を保存・展示しているのが、さいたま文学館です。埼玉の風土が彼らの作品にどのような影響を与えているのでしょうか。知的な桶川観光には欠かせない観光スポットです。

さいたま文学館はJR桶川駅西口から直進して、西口公園の先にあります。徒歩5分なので、簡単にアクセスが可能ですよ。

7.べに花ふるさと館

べに花ふるさと館は、ふるさとの安らぎとなつかしさを感じさせる施設です。食事処があるだけでなく、桶川の自然に囲まれながら昔ながらの生活を垣間見ることができます。ふるさとの暮らしや文化を知ることができるので、お子さんを連れて観光するにもいいでしょう。

また、陶芸教室や木工教室などの体験コーナーもあります。実際にやってみたいという方にも貴重な経験になるはずですよ。

8.べに花摘み取り園

桶川は江戸時代、宿場町だっただけでなく、べに花の栽培が盛んだったことで知られています。桶川で採れたべに花は、「桶川臙脂(えんじ)」と呼ばれる名物でした。現在も桶川はべに花の郷としてPRをしており、べに花摘み取り園にはべに花畑があり、開花時期の6月後半には多くの観光客が足を運びます。

シーズンにはべに花まつりが開催され、農産物の販売や熱気球の試乗会が開かれますよ。さらに、広い敷地では黄色やオレンジ、赤のべに花を摘み取りをすることもできます。

9.泉福寺

出典: カプリコーン / PIXTA(ピクスタ)

ホンダエアポートから荒川を挟んで反対側にある泉福寺。泉福寺は、829年に慈覚大師円仁によって創建されたと伝わる由緒ある寺院です。山門や本堂は江戸時代に建てられたもので、両方とも大きな屋根からは歴史の風格が漂います。

泉福寺が有名な理由は、このお寺が保管する木造阿弥陀如来坐像です。これは、鎌倉時代に作られたもので、火災に遭わないよう耐火の収蔵庫に収められています。

10.桶川宿本陣遺構

本陣とは宿場町で大名などが宿泊するための邸宅のことです。身分の高い人が本陣に宿泊するため、建物も旅籠に比べて規模も大きく、洗練された造りとなっていました。

中山道の宿場町・桶川には現在もその本陣の遺構が残っています。この桶川宿の本陣には、中山道を通る大名の他にも、幕末には皇女和宮もここで宿泊。明治天皇もこの本陣で休憩したそうです。桶川は歴史の大きな流れを支えていたんですね。一般公開日はほとんど行われませんが、周辺を歩くだけでも、桶川の歴史に触れることができますよ。

11.普門寺

桶川市の東部にある普門寺。境内に堂宇はないですが、このお寺はしだれ桜でとても有名。樹齢約180年と推定されており、3月の後半に上品な花が咲き誇ります。普門寺は平安時代にこの地を訪れた慈覚大師が貧しい人々に食べ物を施したことを由来に建てられたお寺です。大師の慈悲の心に思いを馳せて、桜を観賞するといいでしょう。

さらに、普門寺の近くには諏訪神社があります。諏訪神社の本殿の壁には唐獅子や牛若丸などの彫刻でいっぱい。普門寺のしだれ桜に訪れた時は、諏訪神社にも観光しておきましょう。

◎まとめ

桶川市はかつての宿場町を思わせる観光スポットが多く、古くからの観光名所は訪れる価値がありますよ。また、桶川にはべに花が魅力の観光スポットもたくさんありましたね。ガーデニングが趣味の方やカメラが趣味の方も楽しんで観光することができるのではないでしょうか。さらに、桶川は川越まで車で30分で行くことができます。人気の観光エリア川越を訪れた時は、桶川に足を延ばしてみてはどうでしょう。

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