【世界遺産】パリのセーヌ河岸の魅力とは?見どころやアクセス情報をご紹介

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【世界遺産】パリのセーヌ河岸の魅力とは?見どころやアクセス情報をご紹介

世界遺産「パリのセーヌ河岸」は、セーヌ川の川岸のうち、シュリー橋からイエナ橋までの約8kmが登録対象の範囲です。そのエリアには、セーヌ左岸や右岸、シテ島やサン・ルイ島に分かれています。

エッフェル塔やルーブル美術館、ノートルダム寺院などのそうそうたるパリの観光スポットがこの一つの世界遺産として登録。この世界遺産だけを巡っても、パリの歴史が詰まった重要なスポットの多くを制覇できるでしょう。

フランスで最も見所の多い世界遺産といっても過言ではない、このセーヌ河岸をご紹介します。

目次

【世界遺産】パリのセーヌ河岸の魅力とは?見どころやアクセス情報をご紹介

パリのセーヌ河岸とは?

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フランスの首都パリを流れるセーヌ川は、世界中の人々の憧れ場所であり、パリ観光の中心となる場所です。そのセーヌ川を中心とした約8kmに及ぶ地域が世界遺産「パリのセーヌ河岸」。

この地域には、パリの歴史が詰まっており、様々な時代の重要な建物が点在しています。ゴシック建築を代表するノートルダム大聖堂や、マリーアントワネットが処刑されたコンコルド広場、エッフェル塔やグラン・パレなどの現代建築物など見どころ満載。またパリは、19世紀の優れた都市計画として、世界中に影響を与えています。

この世界遺産に含まれている建築物は、1つ1つが重要で素晴らしいものばかりなので、せびじっくりと観光してくださいね。

パリのセーヌ河岸へのアクセス

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日本からパリのシャルル・ド・ゴール空港までは、直行便があるので13時間ほどのフライトで到着します。空港からパリ市内までは、バスまたはRER(パリ高速鉄道)で1時間ほど。

市内からセーヌ河岸は、徒歩やバス、メトロで移動できますが、ヴェリブという貸し自転車が市内の至る所にあるため、これを利用するのもおすすです。

パリのセーヌ河岸のおすすめポイント3

パリ万博関連施設

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パリでは、1855年から8回にわたり万国博覧会が開催され、その度に重要な建築物が建てられました。世界遺産「パリのセーヌ河岸」においても、パリ万博関連施設が多く登録されています。

その中でも最も有名なものが、エッフェル塔。エッフェル塔は、1889年の万博のシンボルとして建設され、それ以降もパリのシンボルであり続けています。また1878年の万博では、シャイヨー宮殿、1900年の万博の会場としてグラン・パレ、プティ・パレが建設され、その際にアレクサンドル3世橋も造られました。フランスの世界遺産の中でも知名度の高いものばかりですよね。

このように、万博を通じてパリは発展し、世界遺産の中でも重要な建物が多く建てられました。パリを語る上で欠かせない建物ばかりなので見逃せません。

シテ島

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シテ島は、セーヌ川の中洲で観光地としても名高い場所。パリの中でも歴史の古い地区にあることから、パリ発祥の地と言われています。世界遺産「パリのセーヌ河岸」に登録されている中世の建築物の多くはシテ島にあります。

このシテ島の中でも最も有名な建築物が、ノートル・ダム寺院。パリの観光客は必ず訪れる場所で、夜のライトアップも美しい建築物です。その他に、ノートル・ダム寺院の向かいのパリ警視庁や、ステンドグラスの美しいサント・シャペル礼拝堂、現在は司法機関の一部として使用されているコンシェルジュリーなどが、狭い島に密集しています。

シテ島は、世界遺産の中でも必見の建築物群があり、また中洲になっているためセーヌ川との景色が美しい場所ですよ。

ルーブル美術館

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芸術の都パリで、美術館に訪れる人は数多くいますが、その中でもルーブル美術館や、オルセー美術館、プティ・パレ美術館などの有名な美術館が世界遺産「パリのセーヌ河岸」に含まれています。中でもルーブル美術館は、必見。

世界でも最も入場者数の多い美術館としても知られ、美術館の展示品の素晴らしさだけでなく、建築物の素晴らしさが際立っています。先史時代から19世紀まで長い歴史の貴重な美術品を展示。規模も世界最大級です。

またセーヌ川沿いに建っているので、セーヌ川から見ると感動的な美しさ。これぞ世界遺産「パリのセーヌ河岸」といった景色が楽しめるので、セーヌ川クルーズはおすすめですよ。

パリのセーヌ河岸の注意事項

パリは、ファッションの都であり、憧れる人の多い街です。しかし、その反面、軽犯罪の多い街として認識する必要があります。

「パリのセーヌ河岸」は、観光客がとても多い場所なので、スリやひったくり、置き引きなどが頻発している地域。観光地の中や地下鉄の駅など人が集まるエリアでは、パスポートやクレジットカード、お金はなるべくカバンに入れず、外から見えないように服の中に入れておくことをお勧めします。また、高級ブランドで買い物した際は、狙われやすいので、タクシーでホテルまで帰るなど注意した方が良いことを覚えておきましょう。

◎まとめ

パリ観光の中心である世界遺産「パリのセーヌ河岸」をご紹介しました。まだまだ、たくさん見どころのある世界遺産で、紹介しきれていない場所だらけです。エッフェル塔やノートル・ダム寺院、ルーブル美術館など世界的に有名な観光地が多く、この世界遺産だけ巡っても十分楽しめますよ。

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