【世界遺産】モン・サンミシェルの魅力とは?アクセス・詳細情報をご紹介

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【世界遺産】モン・サンミシェルの魅力とは?アクセス・詳細情報をご紹介

モン・サンミシェルは、フランスの世界遺産の中でも日本人にとても人気があり、訪れる人が多い場所。フランスの西海岸サン・マロ湾にあり、カトリックの巡礼地である修道院が建てられました。

西洋の驚異と称されるほど美しいその修道院は、1979年に「モン・サンミシェルとその湾」として世界遺産に登録されています。

この修道院は、708年に司教の前に大天使ミカエルが現われ、このモン・サンミシェル修道院を建てるよう告げたことから建てられた歴史の古い建築物です。主要部はゴシック様式となっていますが、戦争などがあり、何度も改修が行われているため内部はさまざまな中世の建築方式が混ざり合っています。

建物の素晴らしさもさることながら、世界遺産モン・サンミシェルの美しさはその地形にあります。

この湾は、ヨーロッパ中でも潮の干満の差が激しい場所として知られており、満潮時には大陸とつながる道が海に沈み、完全な島となります。海の中に建つ美しい姿をぜひご覧になってくださいね。

目次

【世界遺産】モン・サンミシェルの魅力とは?アクセス・詳細情報をご紹介

1.モン・サンミシェルへのアクセスと注意事項

出典: ジャバ

パリからモン・サンミシェルまでは、TGVという高速列車とバスで4時間弱ほどで到着します。その他、パリからの日帰りバスツアーもありますので、ガイド付きが安心という方にはオススメ。

TGVでパリのモンパルナス駅からレンヌ駅まで約2時間、駅前より直通バスで約70分です。または、モンパルナス駅からドル・ド・ブルターニュ駅まで約3時間、駅前より直通バスで約30分で到着します。

モン・サンミシェルは小さな島ですが、傾斜のある土地のため階段や坂道が多い場所で、ほとんどが石畳のため、歩きやすい靴を履くのが良いですよ。

2.モン-サン-ミシェル修道院

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モン・サンミシェル修道院は、島を含め外観の印象がとても強いですが、中も荘厳で美しく必見です。8世紀のはじめにベネディクト派僧院として設立され、13世紀頃にゴシック建築の教会を増築しました。

カトリックの巡礼地であるモン・サンミシェルですが、イギリスとの百年戦争の際の度重なる攻撃でも侵略されることのなかった要塞。この修道院の入り口である哨戒の間には、人を寄せ付けないその姿が垣間見えます。

大階段を登っていくと、モン・サンミシェルの上層部に行くことができ、そこには島とその周辺が見渡せる西のテラスや教会、美しい中庭を持つ回廊などがあります。神聖な雰囲気が漂い、隈なく探検したくなるでしょう。

3.グランド・リュ

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モン・サンミシェルは、小さい島ながら修道院の周囲の海沿いのエリアが村として栄えました。細い道と坂道が多く、たくさんのお土産物屋さんやレストラン、ホテルが立ち並んでいます。

その中でも、グランド・リュ(大通り)は、かつて巡礼者が通った修道院まで続く細い坂道で、この世界遺産の中で最も観光客でにぎわいのある場所の一つ。

昼間は、日帰りツアー客が訪れるためとても混雑していますが、この場所ならではのお土産や食事のできるこの道は見逃せません。
モン・サンミシェル名物のプラールおばさんのふわふわオムレツの店もこの通りにあります。素敵な缶に入ったガレットクッキーもモン・サンミシェルの名物なので、お土産に買って行ってくださいね。

◎まとめ

世界遺産「モン・サンミシェルとその湾」の魅力についてをご紹介しました。日本人に特に人気の高いフランスの世界遺産であり、訪れたことのある方も多いのではないでしょうか。

TGVの駅からのバスやツアーのバスで訪れることになりますが、遠くに小さくモン-サン-ミシェルが見えた時は、心が踊るような感動を覚えますよ。

信じられないほど美しく、厳かな雰囲気を感じる場所。島の中は道が入り組んでいるので、思わぬところに美しい景色や建物が現れ、散策がとても楽しめます。

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