大自然で動物と遊ぶ!アフリカ内陸部の小国、ルワンダの観光スポット8選!

大自然で動物と遊ぶ!アフリカ内陸部の小国、ルワンダの観光スポット8選!

ほぼ赤道直下に位置するルワンダは、小高い丘と山々に囲まれている内陸国。アフリカの中で人口密度が一番高い国です。かつての紛争や内戦の暗い歴史を乗り越え、国外進出組の投資が進み、リゾート観光地として栄えてきました。ルワンダ観光の中心は大自然と、そこに暮らす動物たち。博物館や記念館は、歴史を忘れないために大切な場所です。意外と知られていませんが、ルワンダはコーヒーよりも紅茶が有名で、茶農園や工場見学も見どころですよ。そんなルワンダのおすすめ観光スポットを8か所ご紹介します。

目次

大自然で動物と遊ぶ!アフリカ内陸部の小国、ルワンダの観光スポット8選!

目次を閉じる

1. ヴォルカノ国立公園

出典: Derek Keats

ヴォルカノ国立公園は、ウガンダとコンゴ共和国との国境にまたがる国立公園です。注目すべきは、マウンテンゴリラ。世界中でたった700頭ほどしかいないといわれるマウンテンゴリラの約半数が生息しています。現地の人のダンスやパフォーマンスを鑑賞したあと、ゴリラの棲む山へと向かうツアーが人気ですよ。

ヴィルンガ山地にはゴリラや希少なサルが暮らしていて、特にマウンテンゴリラの大群を見るならここを置いて他にはありません。もしゴリラと間近で遭遇してしまった時に大切なのは、目をそらせてゆっくり後ずさりすること。ゴリラに敵対心がないことをアピールしましょう。

2. ルワンダ民族芸術博物館

出典: en.wikipedia.org

ルワンダ民族芸術博物館は、ルワンダの独立25周年を記念し、ベルギーの援助を受けて建てられた博物館。ルワンダの建築物の中で最も美しいといわれています。民俗学的、考古学的にも非常に重要な施設で、地理学として重要な文献、農業に使われた道具、狩猟、木材、動物、詩などを幅広く展示。7つの展示室には非常に興味深い品々が状態よく保存されています。

また、植民地時代や独立以降の推移を生活用品などからも考察することができて興味深いので、ルワンダ観光の際に立ち寄ってみてください。

3. ニュングェ森林国立公園

アフリカで最も古い熱帯雨林のひとつであるニュングェ森林国立公園は、沼地も存在する生物学的にとても重要なエリアです。多くの固有種を含む動物が生息しており、オナガザル科のアンゴラコロブスはアフリカ最多の400を超える数が棲息していると考えられています。約140種のランなど1000種を超える植物、多種に及ぶチョウや鳥類を見ることができるなど魅力がいっぱい。

トレイルコースが整備されていて、キャンプ場やゲストハウス、ショップもあります。公園内の広い森林を探検してチンパンジーやゴリラなどと戯れていると、自分も森の中に棲んでいるような気分になれますよ。ガイドガイドと一緒に、童心に戻って自然と共に遊ぶ、を体現してみませんか?ルワンダの自然観光スポット、ニュングェ森林国立公園へ遊びに行ってみましょう。

4. キガリ虐殺記念館

出典: en.wikipedia.org

キガリ虐殺記念館は、ルワンダへ行くならぜひ訪れてほしい場所のひとつです。ルワンダ虐殺というのは、1994年4月に突如起こった悲劇のジェノサイド。フツ族の過激派がツチ族のジェノサイドを掲げ、ツチ族はもちろん穏健派フツ族も裏切り者として対象となって虐殺されました。

キガリ虐殺記念館は、100日ほどの間に25万人もの人々が殺されてしまった歴史を忘れないことを記念した施設で、犠牲者が葬られています。館内にはドキュメンタリー映像や遺骨、遺品などが展示してあり、当時の時代背景や状況を知ることができます。記念館の入場自体は無料ですが、寄付をして冥福を祈りましょう。ショッキングな場所ではありますが、この事件をしっかりと心に留めようと毎年多くの人が訪れる観光スポットです。

5. ミルコリンホテル

出典: Innocent kaneza

前述のルワンダ虐殺の際に、1200人以上をホテルにかくまって助けた支配人の自伝を基にした映画が『ホテル・ルワンダ』。ルワンダの首都キガリにあるミルコリンホテル(オテル・デ・ミル・コリン)がその舞台になった場所で、現在も営業しています。

スイートルームやプールバーもあるラグジュアリーなミルコリンホテルは、非常に高い評価を受けている4つ星ホテル。ルワンダに行くなら、ぜひ宿泊してみたいステキなホテルですよ。

6. アカゲラ国立公園

出典: ja.wikipedia.org

ルワンダ東部、タンザニアとの国境に隣接するアカゲラ国立公園は、東アフリカでも有数の美しいサバンナが広がっています。公園内にはイエマ湖やアゴ湖など大小多くの湖や滝、山地や沼地などがあり、自然に溢れているのが特徴。カバ、ゾウ、サイ、キリン、バッファロー、シマウマ、アンテロープなどの草食動物、ベルベットモンキーやブルーモンキーなどの霊長類、ライオン、ヒョウ、ジャッカル、ワニなどの肉食動物が生息しています。

首都のキガリから車で3時間もかからないので、日帰りツアーも可能。快適な宿泊施設もあるので、国立公園の自然の中に滞在して動物たちとふれあうことができますよ。動物を見る目的だけでなく大自然も楽しむことができるアカゲラ国立公園は、見どころ満載。ここも観光ガイドの同行が必須ですので、ツアーを利用すると便利でしょう。

7. ソルワテ・ティー・ファクトリー

アフリカはコーヒーのイメージが強いと思いますが、紅茶も非常に香り高く、美味しいと評判です。ルワンダ初の茶工場であるソルワテは、1978年から茶の生産を開始。今ではルワンダの茶の約12%を生産しています。

ソルワテでは農園や工場見学ができるティーツアーを実施していて、美味しいお茶を飲み比べすることもできるんですよ。ゲストハウスも10部屋あるので、宿泊も可能。国内外の市場向けに高品質の紅茶や緑茶、烏龍茶など生産しているソルワテ・ティー・ファクトリーへ、ルワンダのお茶を堪能しに行きましょう。

8. ルワンダ大学

出典: en.wikipedia.org

1994年のルワンダ虐殺に人々が悩み落ち込んでいた頃から、ルワンダ国立大学の研究機関は数少ない希望の1つでした。事件のため閉鎖を余儀なくされましたが、1995年4月に再開。2013年には複数の公立高等教育機関と統合し、ルワンダ大学が創設されました。

ルワンダ大学は非常に平和的な研究機関としてアフリカ内から評価を集めており、ルワンダの子供達はこの大学に入ることを目標にして勉強しています。キャンパス内には熱心に勉強をしている学生がたくさんいて、活気がみなぎっていますよ。日本とは一味違う大学の雰囲気を感じられるルワンダの教育機関を見に行ってみてくださいね。

◎まとめ

中央アフリカ・ルワンダの魅力に迫ってみました。1994年の大量虐殺という辛い歴史を抱えながらも、徐々に観光業の発展を見せています。やはり遊び方の中心は動物と自然。アフリカのルワンダでしか見られないような動物たちと一緒に大自然の中で遊んでみましょう。人々が優しくご飯も美味しいルワンダは、アフリカを訪れた日本人から好評価。次の海外旅行の候補に、ルワンダ観光はいかがですか?

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

ルワンダでおすすめの記事

ルワンダのアクセスランキング