名称：エディンバラの旧市街と新市街
住所：Edinburgh, Scotland
公式・関連サイトURL：https://www.visitbritain.com/jp/ja/scotland/edeinbara
スコットランドの首都エディンバラは、旧市街と新市街が美しく配置された都市です。新旧の良さが調和するこの街は、「エディンバラの旧市街と新市街」として1995年に世界遺産に登録されました。旧市街にはエディンバラ城や宮殿、教会など歴史的な建物が並び、新市街には美術館やモニュメントなど美しいスポットがたくさんあります。それぞれが世界遺産にふさわしく、街歩きも楽しめますよ。
またエディンバラは、ロンドンに次ぐ食の都としても知られており、スコッチウィスキーはこの街に来たら外せません。伝統的な紅茶やショートブレッドなどもティータイムにおすすめ。観光とグルメを満喫しながら、世界遺産の街エディンバラを思いっきり楽しみましょう。
目次
都市計画の最高傑作！世界遺産エディンバラの旧市街と新市街！
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1.エディンバラの旧市街
中世の歴史的建造物を数多く残す旧市街は、主に丘の上にあり、建物が密集しています。旧市街の中のメインストリート、ロイヤルマイルはエディンバラ城からホリールード宮殿まで続く通りで中心的な場所。
エディンバラ城やホリールード宮殿、セント・ジャイルズ大聖堂など見逃せない観光スポットがたくさんあります。また狭い通路や階段の多い街並みには、スコティッシュパブや ウィスキーショップ、キルト・カシミアショップなどスコットランドの伝統的なお店が建ち並び、お土産を買うのもおすすめ。スコットランドらしい雰囲気が好きな方には、たまらない景観です。
2.エディンバラの新市街
都市計画の傑作とも言われている新市街は、1765年～1850年頃に建設されました。旧市街の城壁周辺の人口増加により区画整理されたもので、近代的なレイアウトが施されました。
メインストリートのジョージ・ストリートを中心に国立スコットランド美術館やスコットランド国立肖像画美術館、住宅街があり、格子状に道が整備されています。ショッピングスポットや宿泊施設もあるので、こちらも見逃せない所。旧市街と新市街を合わせてもコンパクトな街なので、じっくりと観光してくださいね。
3.エディンバラへのアクセスと注意点
日本からエディンバラまでの直行便がないため、ロンドンやパリなどのヨーロッパ主要都市を経由して行くことになります。ロンドンのヒースロー空港からエディンバラ空港までの所要時間は1時間15分ほどかかります。鉄道で移動する場合は、ロンドンのキングスクロス駅からエディンバラ･ウェーヴァリー 駅までブリティッシュレールで4時間半ほどかかります。
エディンバラは、ロンドンなどヨーロッパの主要都市と比べるとスリや置き引きなどの発生はそれほど多くないですが、観光地など人が多く集まる場所では、最低限の注意が必要です。また、夜間の外出についても常識の範囲内での行動をしましょう。
4.エディンバラのおすすめポイント3選
エディンバラ城
世界遺産「エディンバラの旧市街と新市街」の中でも、シンボル的な建物がエディンバラ城です。この街の名前の由来ともなった城で、高さ約130mの断崖にそびえる姿は世界遺産の街においても圧倒的な存在感。イギリスで最も歴史の古い城といわれており、世界遺産登録に一役買っています。
エディンバラは、イングランドからの独立戦争や宗教戦争などの舞台となった歴史があり、この城壁には大砲が並び戦いの面影が残されています。エディンバラの歴史を知る上では必見の観光スポット。
またこの城では、毎年8月にミリタリー・タトゥーという祭典があり、観光客に人気です。軍楽隊によるバグパイプの演奏や行進、ダンス、花火などが行われ華やかで見ごたえ抜群。ぜひ訪れてみてください。
ロイヤルマイル
出典： J A Uppendahl/shutterstock
エディンバラ城とホリルードハウス宮殿をつなぐ、1マイル（約1.6km）の道をロイヤルマイルといい、エディンバラ旧市街の目抜き通りとなっています。この通りは、世界遺産「エディンバラの旧市街と新市街」の旧市街の魅力が詰まった通りで、セント・ジャイルズ大聖堂やスコットランド国会議事堂、教会や博物館などが建ち並んでいます。
また、この通りにはお土産物屋さんやパブ、レストランなどもたくさんあり、観光客にも人気。ここでは、スコットランドの正装であるキルトと呼ばれるタータンチェックのスカートを履いた男性がバグパイプの演奏を路上で行っていることが多く、観光気分を盛り上げてくれますよ。
カールトン・ヒル
カールトン・ヒルは、エディンバラの新市街の東に位置する小高い丘で、世界遺産「エディンバラの旧市街と新市街」を一望することができる必見のスポット。ここからの風景は、世界遺産の街エディンバラのポストカードに採用されています。
観光客がよく訪れる場所で、敷地が広いので丘でゆっくりと美しい街並みを見ることができます。世界遺産の街を堪能するのには、最良の場所と言えるかもしれません。またこの丘には、国民記念碑やネルソン記念碑、パルテノン神殿にようなナショナル・モニュメント市立天文台などがあり、それも見どころの一つ。歴史のあるものばかりで、重厚な雰囲気が漂います。
◎まとめ
スコットランドの首都エディンバラの代表的な世界遺産である「エディンバラの旧市街と新市街」をご紹介しました。旧市街と新市街が交差する美しい街並みは、一見の価値があります。エディンバラは、タータンチェックのキルトやバグパイプ、スコッチウィスキーにパブなど世界遺産の街並みの他にも楽しみが盛りだくさん。ぜひ街を歩いて歴史と文化を感じてください。
