古い歴史を感じる合肥観光！史跡や古代遺跡をめぐる歴史散策の旅を堪能

中国安徽省にある合肥市は、政治・経済・文化の中心地。その歴史は紀元前3世紀にまで遡り、現在は史跡や古代遺跡などが街中に数多く存在しています。一方で、多くのショップが建ち並ぶ歩行者天国がある人気の観光スポットでもあるんですよ！今回は、そんな合肥市でおすすめの見どころを7ヶ所ご紹介していきます！

1.三国遺址公園

合肥は三国時代に、魏と呉がしのぎを削った地。両軍は度々この地で激突しましたが、最終的に魏が耐え抜きました。その三国志の時代の合肥を知ることができるのが、三国遺址公園です。園内には博物館や土塁が残り、三国志ファンにはたまらない歴史スポットとなっていますよ！

三国遺址公園から20kmほどの距離のところにある逍遥津公園もまた、三国志好きならぜひ訪れたい観光スポット。ここには、合肥の戦いで大活躍した張遼という武将の勇ましい像もあります。三国遺址公園と合わせて訪れると良いでしょう。

三国遺跡公園は、合肥駅からタクシーに乗って約40分で到着します。行きも帰りもタクシーを使うと便利な場所ですが、帰りのタクシーがなかなかつかまらないので要注意！タクシードライバーと事前に待ち合わせ時間を決めて、観光することをおすすめします。

2.包公祠（包公墓園）

包公祠は包拯（ほうじょう）を祀った観光スポット。包拯とは、11世紀に活躍した政治家です。中国では知らない人がいないほど人気の人物で、清廉潔白で公平無私な生き様は多くの故事を生みました。その故事は今でも語り継がれ、素晴らしい人物の例として敬われていることから「包公」と呼ばれています。

最大の見どころは、メインホールにある金ぴかの包公の像。長い時を経ても多くの人々から尊敬の念を集めてることが分かります。合肥の歴史観光では「三国志ゆかりの地」巡りがメジャーですが、包公祠も忘れてはならない観光スポットですよ。

3.明教寺

逍遥津公園の南に位置する明教寺は、三国志で有名な曹操が兵の訓練をした場所として有名です。何度も何度も破壊され、その後1500年もの間に度重なる修復がされてきました。見どころは境内にある「教弩台」。曹操はここに弓の名手を配置し、合肥の戦いに備えたと伝えられています。

三国遺産ショールームには、3つの王国の旗とあらゆる種類の古代武器、そして石弓などが展示されていますよ。5つの仏像など宝物も展示されているので、そちらもお見逃しなく！合肥の繁華街にある明教寺は規模がさほど大きくないため、さらっと見て回ることができます。近くに李鴻章故居や逍遥津公園などもあるので、セットで観光してみるのも良いかも。

4.合肥廬州府城隍廟

合肥廬州府城隍廟には、様々なジャンルの露店が出ています。露店めぐりは地元の人たちとコミュニケーションが取れる場でもあるので、何か新しい発見や出会いがあるかもしれません。品物はどれもお手頃価格で、購入のしやすさもウリの一つ。突如現れる思恵楼もぜひ眺めてみましょう。

平日はもちろん、休日になるとより一層賑わいを見せるので、活気ある合肥廬州府城隍廟を満喫したい方は週末に訪れるのがおすすめ。ぜひとっておきのお土産を見つけてみてくださいね。

5.合肥准河路歩行街

幅22m、長さ920mある道路が歩行者天国になっている合肥准河路歩行街。いつも多くの人でにぎやかな雰囲気に包まれています。歩行街には、約150の店舗が立ち並び、夜になればネオン街に。合肥の地元の人や観光客があちこちから引き寄せられるかのように集り、賑わいを見せます。

合肥准河路歩行街は、洋服や靴、雑貨屋などがあるエリアと飲食店エリアで大きく分かれています。また、ハムスターやウサギなどの小動物が景品になっている、輪投げや射的などの露店が出ているので、小さなお子様でも楽しめますよ。合肥観光でぜひ立ち寄ってみたい、おすすめスポットです。

6.逍遥津公園

合肥の公園といえば、三国遺址公園と逍遥津公園は代表格。逍遥津公園では歴史を感じることができ、歴史愛好家にとっては逍遥津公園はぜひ訪れたい観光スポットです。中でも張遼の像は見もので、勇ましい姿からその抜群の武勇を思わせます。

合肥に観光に訪れた人たちも、歩行者天国の近くにもある公園とあって、込み合うエリアからホッと一息つきに立ち寄っています。天気のいい日にはピクニック、リラックスするのに心地いい芝や緑がたくさんある逍遥津公園は、合肥の地元の人たちの憩いの場にもなっているのだとか。都会の喧騒から逃れて、緑あふれる逍遥津公園でゆったりとした時間を過ごすのも良いですね。

7.李鴻章故居

李鴻章は清朝末期の政治や軍事を指導した偉人で、日本史でも下関講和会議で全権大使として登場する人物です。そんな李鴻章の旧邸をリーハウス博物館として展示物を展示したり、旧邸そのものを見て回ることができるように開放したのが李鴻章故居。総面積3500万平方mの広大な敷地が自慢の観光スポットです。

お庭も含め見応えがあるので、合肥観光では必須のスポットと言えるでしょう。
「李鴻章ゆかりの地」としてもぜひ訪れておきたいですね。

◎まとめ

合肥市は、中国では歴史のある地級市です。史跡や歴史的建造物、古代遺跡など見どころ満載。美しい自然もたくさんあるので、出かけてみる価値は充分にありますよ。合肥観光へ行かれる際には、ぜひこの記事を参考に観光スポット選定をしてみてくださいね。

古い歴史を感じる合肥観光！史跡や古代遺跡をめぐる歴史散策の旅を堪能