■名称:国立故宮博物院
■住所:11143 台湾台北士林区至善路二段221号
■アクセス:MRT士林駅から【紅30】【815】【304】などのバスで15分から30分
■営業時間:8:30~18:30(金・土曜日は夜間18:30~21:00も営業)
■定休日:無休
■入場料:350台湾ドル(約1,230円)※2019年5月現在
■公式・関連サイトURL:https://www.npm.gov.tw/
台湾は日本から気軽に行ける観光地として人気の旅行先。台北には、国立故宮博物院や中正紀念堂、台北101など一度は行きたい、おすすめの観光スポットがたくさんあります。また、士林夜市や六合夜市、九份には、小籠包や牛肉麺、マンゴーかき氷などが食べられるグルメスポットも充実。台北エリアから新北や台南、高雄の人気の観光スポットをご紹介します。
目次
台湾でおすすめの観光スポット22選!台北から高雄まで人気の名所をご紹介
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1. 国立故宮博物院(台北)
国立故宮博物院は、台北での観光地としておすすめのミュージアムです。明・清代の皇帝が居城とした紫禁城(北京)の宝を中心に、約70万点という膨大な収蔵品を誇る國立故宮博物院は世界4大博物館の一つ。宮殿のような美しい外観で、中国文化と芸術が全て詰まったといっても過言ではないスポットです。中でも、カルセドニーという鉱物で作られた「肉形石」と天然ヒスイの色を巧みに利用した「翠玉白菜」は秘宝として必見。
他にも絵画や彫刻、書道など約8000点が展示されており、全て見ると1日がかりになる場合もあります。そのため、時間に限りがある方は、鑑賞しておきたいポイントをあらかじめ決めておくのがおすすめ。また、展示品の歴史的な経緯なども調べておくと、鑑賞のしかたも変わりますよ。国立故宮博物院は多くの観光客で混雑しているので、朝一番や夕方以降なら比較的空いているのでおすすめです。
2. 中正紀念堂(台北)
台北にある中正紀念堂(ちゅうせいきねんどう)は、ツアーでも定番の観光スポット。ここは、初代の中華民国総統である蒋介石(しょう かいせき)の偉業を讃えるために造られた施設です。入口には、高さ約30mの巨大な門があり、そのスケールの大きさに圧倒されるでしょう。中に入ると広場や美しい庭園が広がり、その奥に中正紀念堂が待ち構えています。じっくり見ると中華民国、台湾の深き歴史を感じることができますよ。
▶ 必ず訪れたい癒しの台湾・台北のおすすめ観光スポット19選!
ここでは、毎日行われる衛兵交代儀式を見るのがおすすめ!キビキビした動きを見せてくれる衛兵たちにカメラを向ける方が多いので、早めにポジションを確保しておくといいでしょう。所要時間は1時間~1時間30分ほどで十分楽しめる観光地。建物だけ見るという方でも30分もあれば見られるので、気軽に観光できるのも嬉しいですね。
■名称:中正紀念堂
■住所:台湾台北中山南路21號
■アクセス:MRT中正紀念堂駅から徒歩で約5分
■営業時間:9:00~18:00
■定休日:無休
■入場料:無料
■公式・関連サイトURL:https://www.cksmh.gov.tw/
3. 台北101(台北)
台北の世界に誇る近代的な建築といえば台北101でしょう。その高さは、101階建ての約508m!2007年にドバイのブルジュ・ハリファに抜かれるまで、世界一の高さを誇っていた台北のシンボルです。そんな台北101を観光するのに欠かせないのが地上約382mにある89階の展望フロア。360度すべてがガラス張りになっているので、台北の街を余すことなく見渡すことができます。
また天気が良ければ91階の野外展望台からは、台北を一望できるのでおすすめ。昼間の観光で訪れるのもいいですが、夜はライトアップされた台北の夜景を楽しめますよ。展望台の営業時間は、9:00~22:00でチケットの販売は21:15で終了するので時間に余裕をもって行ってくださいね。
■名称:台北101
■住所:台北市信義路五段7號89樓
■アクセス:MRT台北101/世貿(せぼう)駅から徒歩で約3分
■営業時間:11:00~21:30(金・土曜日、祝日の前日は11:00~22:00)
■定休日:無休
■入場料:展望台 600台湾ドル(約2,100円)※2019年5月現在
■公式・関連サイトURL:https://www.taipei-101.com.tw/jp/index.aspx
4. 士林夜市(台北)
台北で最大規模を誇る夜市といえば、士林夜市。台湾に旅行したら一度は行きたいですね。人気のB級グルメはもちろん、雑貨やおもちゃ、洋服までショッピングも楽しめる観光スポット。夕方17時頃から深夜まで営業しているので、ゆっくりできます。
士林夜市のエリアは、MRT劍潭駅から徒歩5分から15分ほどの所に広がっており、屋内の士林市場をはじめ、食べ物の屋台が中心のエリア、衣類やアクセサリーなどがメインの通り、ゲーム屋台が並ぶ所があります。なんとなく歩いても楽しめますが、かなり広いので時間があまりない方は、目的のお店を決めて行くのがおすすめ。グルメを満喫したい方は、士林夜市の有名店に行ってみましょう。「士林豪大大雞排」の巨大なフライドチキンや、「阿宗麺線」の麺線、「大腸包小腸」のホットドックや「大頭龍」の蚵仔煎(牡蠣入りオムレツ)など。またお土産を買いたい方は、大東路の通りや士林市場がおすすめです。
■名称:士林夜市
■住所:台北市士林区士林区大東路、大南路、文林路、基河路周辺
■アクセス:MRT剣潭(けんたん)駅から
■営業時間:16:00頃~1:00頃
■定休日:不定休
■公式・関連サイトURL:http://shi-lin-night-market.com.tw/
5. 猫空(台北)
出典: Kanon Tacharoenmaung/shutterstock
台北の南東部にある猫空(マオコン)は、台湾茶の産地としても知られる人気の観光スポット。台北駅からは、MRT動物園駅まで約30分、さらに動物園駅からは、猫空駅まで「猫空ロープウェイ」で20~30分ほどで到着します。ロープウェイは、全長約4000mで4つの駅を通り、観光客に大人気。ゴンドラからは、台北市を一望できるので絶景が広がります。昼間は街並み以外にも山や茶畑、夜は台北市の夜景が見えますよ。ゴンドラの一部には、床が前面シースルーのクリスタルキャビンがあるのでおすすめ。足元からも絶景が眺められるので、迫力満点です。
猫空には、茶芸館やカフェがたくさんあり、本格的な台湾茶や茶葉料理が頂けます。高台にあるので、絶景を眺めながらお茶を飲めるところが多いのも嬉しいですね。またお土産には、猫空駅にあるビジターセンターがおすすめ。台湾らしいお菓子やアイスクリーム、オリジナルグッズも販売しています。さらに周辺には、指南宮や台北市立動物園もあるので、併せて観光してみてくださいね。
■名称:猫空
■住所:台北市文山区
■アクセス:MRT動物園駅から「猫空ロープウェイ」に乗り、猫空駅からすぐ
6. 指南宮(台北)
猫空ロープウェイの停車駅「指南宮駅」から徒歩10分ほどの所にある「指南宮(しなんぐう)」は、台湾道教の大本山とされている観光スポット。台北市の南部にある指南山の麓、海抜約285mの所に鎮座しています。美しく壮麗な建物で、台湾道教の他、仏教や儒教の神様も祀られている名所。敷地内には、お釈迦様や菩薩様などの仏像がある大雄寶殿や、呂洞賓が祀られている純陽寶殿、玉皇大帝が祀られている凌霄寶殿などが並び豪華絢爛。
また、パワースポットとしても有名で国内外問わず観光客にも人気です。特にお守りの効果が抜群と言われているので、購入してみてはいかがでしょうか。さらに純陽寶殿の下にある「大衆餐廳」では、ご飯やお粥、野菜の炒め物やスープなどのベジタリアン料理が食べられます。台湾でよく食べられている精進料理なので、ぜひ味わってみてくださいね。
■名称:指南宮
■住所:台北市文山区萬壽路115号
■アクセス:MRT動物園駅から「猫空ロープウェイ」に乗り、指南駅下車
■公式・関連サイトURL:http://www.chih-nan-temple.org/index_1.php
7. 台北市立動物園(台北)
台北にコアラやパンダが見られる人気の動物園がありますよ。台北駅からMRTで動物園駅までおよそ30分。アクセスも抜群なので、行きやすい観光スポットです。園内には、パンダ館やコアラ館、ペンギン館や鳥類エリアなど人気の動物たちが勢揃い。パンダ館には、パンダを見下ろせるカフェやグッズ売り場があるので、おすすめですよ。パンダ館はとても人気なので、できるだけ午前中に行ってみてくださいね。
他にもゾウやベンガルトラ、サイやカバ、タイワンザルなど見どころ満載。これだけの動物たちが見られるのに入場料が日本円でなんと300円以下なのでお得です。また動物園は、奥の方が坂になっているので、初めにシャトルに乗って奥から見ながら下って行くのがおすすめ。入口の右側にあるビジターセンターで、日本語用の園内マップを持って行ってくださいね。とても広大な動物園なので予め行きたいエリアを決めて行くとスムーズです。
■名称:台北市立動物園
■住所:台北市文山区木柵
■アクセス:MRT動物園駅下車、徒歩で約5分
■営業時間:9:00~17:00(入園は16:00まで)
■定休日:旧正月の大晦日(年によって異なるので要確認)
■入場料:大人60元(約210円)6~12歳30元(約105円)5歳以下無料(※2019年5月現在)
■公式・関連サイトURL:https://www.zoo.gov.taipei/Default.aspx
8. 迪化街(台北)
台北で、歴史のある問屋街、商店街として有名な「迪化街(ディーホアジエ)」。地元の人にはもちろん、観光客にも人気のスポットです。台北駅の西側にあり、最寄り駅はMRTの北門駅と大橋頭駅。この二つの駅の間にあり、徒歩10分ぐらいですが暑い時期に訪れる時は、台北駅からタクシーがおすすめです。
迪化街には、乾物や漢方薬、台湾茶やお菓子、雑貨などがあるのでお土産探しにもぴったり。人気のドライフルーツやからすみは、安くて品質も良いものが多いのでハマる方も多いとか。ドライフルーツのマンゴーやイチゴはおすすめ。「聯通貿易公司」というお店では、ドライフルーツやフルーツティーが小分けにされているので買いやすいですよ。また、台湾ならではのB級グルメのお店もあり、屋台やレストラン、カフェも盛りだくさん。肉まんが人気の「妙口四神湯肉包專賣店」や、ビーフンが美味しい「民楽旗魚米粉湯」、サクサクの鰆のフライと中華麺が絶妙な「永樂台南土魠魚焿」などあるので、台湾のグルメを満喫してくださいね。
■名称:迪化街
■住所:台北市大同区迪化街
■アクセス:MRT北門駅か大橋頭駅下車、徒歩で約10分
■営業時間:店舗により異なるので要確認
9. 行天宮(台北)
商売の神様が祀られていることで知られている「行天宮(シンティエンコン)」は、人気のパワースポット。地元の方や観光客も大勢参拝している伝統的な寺院です。日本と同様、参拝にはマナーやルールがありますが、中には日本語で書かれたパンフレットや日本語のモニターで解説もあるので安心。境内に入る時に段差があるのですが、踏まないように気を付けてくださいね。注意箇所には、「請勿踐踏(踏まないでください)」と書かれています。
中に入ると、水飲み場と手を洗う場所があるので、清めてから参拝を。お祈りの仕方は、写真で説明されたボードがあるので見てみてください。参拝が終わった後は、ぜひ台湾式のおみくじを引いてみてはいかがでしょうか。赤い三日月の木片を投げ、聖杯が出れば、番号が書かれた棒を引きます。その番号を覚えたまま、また三日月の木片を投げ、聖杯が出れば別室に行き、棚から番号が書かれたおみくじをいただきます。聖杯が出なかったら、またやり直しで出るまで根気よく続けてください。日本語でおみくじの内容を解説してもらえるカウンターがあるので、そちらに持って行くとお話が聞けます。詳しいやり方は、ガイドの方がいるのでぜひ聞いてみてくださいね。
■名称:行天宮
■住所:台北市民權東路二段109號
■アクセス:MRT行天宮駅下車、徒歩で約10分
■営業時間:4:00頃~22:00頃
■定休日:無休
■入場料:無料
■公式・関連サイトURL:https://www.ht.org.tw/jp/p1_about.php
10. 龍山寺(台北)
台北で最古の寺院「龍山寺(ロンシャンスー)」は、美しい装飾が魅了的な観光名所です。台北駅からMRTで2駅の「龍山寺」駅から歩いてすぐなので、アクセスも便利。台北で最強のパワースポットとも言われ、地元の方々に絶大な人気を誇ります。これまで戦争や地震、自然災害などにより何度も破損しましたが、修復されました。
健康や学業、恋愛など様々なご利益があるので、参拝してくださいね。境内の中にある「文昌帝君」は、学問の神様で、「註生娘娘」は安産の神様、「月老神君」は恋愛の神様です。参拝方法やおみくじの引き方は、入口に日本で説明があるので安心ですよ。ボランティアの方も説明してくださるので、聞いてみてください。出口には、お守りや数珠などが販売されているお店があるのでおすすめ。学業や長寿、安産祈願など100種類以上のお守りがあるので、お土産にも良いですね。早朝から夜まで開放されているので、時間があまりない方でも訪れやすいですよ。夜のライトアップもおすすめです。
■名称:龍山寺
■住所:台北市廣州街211号
■アクセス:MRT龍山寺駅下車、徒歩で約3分
■営業時間:6:00~22:00(金・土曜日は夜間18:30~21:00も営業)
■定休日:無休
■入場料:無料
■公式・関連サイトURL:http://www.lungshan.org.tw/
11. 北投温泉(台北)
出典: Russarin Sakkamjorn/shutterstock
台北の中心部から40分ほどの所にある「北投温泉(ベイトウ・ウェンチュエン)」。MRTの「新北投」駅を降りると徒歩約3分で温泉街に着きます。ここでは、白硫黄泉や青硫黄泉、鉄硫黄泉と3種類のお湯に入ることができますよ。美肌や疲労回復には白硫黄泉、病気療養には青硫黄泉、神経痛やリウマチには鉄硫黄泉がおすすめ。
また周辺には、老舗の旅館から高級温泉リゾートホテルまで宿泊施設がたくさんあるので、泊まってゆっくりするのも良いですね。もちろん、日帰りでの利用や公衆浴場もあるので、リーズナブルな価格で利用できます。台湾の温泉施設では、水着の着用や水泳帽が必要な所もあるのでご注意を。中には裸で入浴できる所もあるので、事前に確認してくださいね。周辺には、世界で最も美しい図書館にランクインした北投図書館や、1900年代はじめに建設されたレンガ造りの北投温泉博物館もあるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
■名称:北投温泉
■住所:台北市北投区
■アクセス:MRT新北投駅下車、徒歩で約5分
12. 台北市立美術館(台北)
台北市立美術館は、4000点以上のコレクションをもつ広々とした美術館です。オープンから30年以上経ち、現代美術展やコレクション展、写真展など多くの企画展を開催してきた人気の観光スポット。大体3ヶ月ごとに展示が入れ替わるので、何度行っても楽しめますよ。
館内には、1階と地下1階にショップがあり、美術館オリジナルのグッズやアーティストのグッズ、お土産にぴったりな雑貨など盛りだくさん。他にも台湾のアーティストの本や美術関係の書籍も扱っているので、アートが好きな方にはおすすめです。また、地下1階にあるイタリアンのカフェ「Cosi O Cosi 」では、ケーキやイタリアンジェラート、パスタやサラダも食べられ、子供連れの方にも人気。広々とした店内には、子供たちが自由に遊べるプレイスペースがあり、絵本やおもちゃもあるので嬉しいですね。
■名称:台北市立美術館
■住所:台北市中山北路三段181号
■アクセス:MRT圓山駅下車、徒歩で約10分
■営業時間:9:30~17:30(土曜日は9:30~20:30)
■定休日:月曜日
■入場料:30元(約105円)※2019年5月現在
■公式・関連サイトURL:https://www.tfam.museum/index.aspx?ddlLang=zh-tw
13. 九份(新北)
台湾で人気の観光地としても知られている、九份(きゅうふん)。ジブリ映画『千と千尋の神隠し』のようなノスタルジックな所で、夜になると灯る暖かな明かりが街を幻想的な雰囲気に包みます。狭い路地には、お土産屋や食堂が所せましと立ち並び、歩いて見るだけでも楽しめますよ。
九份で食べたいグルメといえば、人気のスイーツ「芋圓(うえん)」は外せません。芋圓とは、タロイモや小麦粉を練って団子状にしたもの。これに小豆や豆、氷が入っており、モチモチした食感とほんのりとした甘さが楽しめます。他にも小籠包やイノシシのソーセージ、魚団子のスープなどがあるので、台湾らしいグルメを味わってみてはいかがでしょうか。夜になると閉店してしまう店も多いで、お土産を買いたい場合は早めに買っておいてくださいね。
また美しい夕日も見ることができるので、少し早い時間に訪れて夕日を眺めるのもおすすめ。九份へは台北から長距離バスで約1時間30分でアクセス可能です。夜になると台北行きのバスはかなり並ぶ場合もあるので、時間に余裕をもって行ってください。
■名称:九份
■住所:新北市瑞芳区九份
■アクセス:MRT忠孝復興駅下車、「台北1062 金瓜石」行きのバスで九份老街下車
14. 十分(新北)
台湾の北部、十分(シーフェン)というエリアで天燈上げ体験ができるのはご存知ですか?天燈とは熱気球の原理で大空に舞い上がる大型のランタンのこと。この大型のランタンに願い事を書いて空に飛ばすと願いが叶うといわれていますよ。
毎年、旧正月の2月から3月頃に十分の街で天燈祭りが開催されます。夜空に舞い上がる天燈は幻想的で一度は見たい光景。当日は観光客で溢れ、人気の観光スポットです。天燈上げはこの祭りの時だけではなく、許可された地域でいつでも体験できるのでおすすめ。天燈は色がついており、1色から4色あります。それぞれ意味合いが異なるので、願い事に合わせて選べますよ。何か願い事がある方はぜひ、お試しください。個人で行くのが不安な方は、平渓天燈祭ツアーも多くあるのでぜひ参加してみてくださいね。
■名称:十分
■住所:新北市平渓区
■アクセス:台北駅からTRAに乗り瑞芳駅で乗り換え、平渓線で十分駅下車
15. 淡水(新北)
台湾で美しい夕日を鑑賞できるスポットとして有名な観光地「淡水(たんすい)」。台湾のベニスとも呼ばれ、川沿いには遊歩道やカフェがあります。かつて世界に向けられて開発された港町なので、異国情緒あふれる雰囲気が魅力的。夕暮れ時はより一層ロマンティックなので、地元の台湾の若者たちのデートスポットとして人気です。
散歩やレンタサイクルも良いですが、フェリーで淡水河クルーズもおすすめ。対岸まで約10分のショートクルーズや、ブルーラインという台北の大稲埕から淡水まで約2時間のクルーズもありますよ。台北からのアクセスも良く、台北駅でMRTに乗って50分もあれば到着するので、気軽に観光できます。台湾8景にも選ばれた淡水の夕日を眺めにぜひ、訪れてみてください。
■名称:淡水
■住所:新北市淡水区
■アクセス:MRT淡水駅下車、徒歩で約10分
16. 野柳地質公園(新北)
野柳地質公園(やりゅうちしつこうえん)は、風化や海により浸食されてできた個性的な奇岩がある公園です。特異な地形が広がり、無数の奇岩が立ち並ぶ風景に圧倒されることでしょう。海岸に突出した細長い岬にあり、1000万年に及ぶ地殻運動や浸食を受けて、今の姿となりました。
奇岩の中には、女王の頭のような形から「女王の頭」と呼ばれる岩や亀の甲羅のようなカメ岩、美女のサンダル岩などがあり、見どころ満載。ただ公園内には、様々なルールがあるので、表示や指示には従ってくださいね。野柳地質公園へは、車でのアクセスも簡単ですが、野柳駅から徒歩約3分程度なので、鉄道で訪れるのにも便利な観光名所です。興味のある方はぜひ、ツアーに参加してガイドさんの解説を聞くのもおすすめですよ。
■名称:野柳地質公園
■住所:新北市萬里区野柳里港東路167-1号
■アクセス:台北駅から「國光客運1815」のバスで野柳下車、徒歩で約15分
■営業時間:8:00~17:00
■入場料:80元(約280円)※2019年5月現在
■公式・関連サイトURL:http://www.ylgeopark.org.tw/JPN/info/YlIntroduction_jp.aspx
17. 赤崁楼(台南)
台南最古の建造物として知られている「赤崁楼(チーカンロウ)」。1600年代半ば頃にオランダ人によって建設されましたが、自然災害や意図的な破壊により外壁しか残らなかった時期もありました。現在の建物は、19世紀後半に建てられたもので中国様式のもの。敷地内には、海神廟や文昌閣、蓬壺書院などが建ち、これまでの歴史を説明する展示物や船の模型、鬼の形相である魁星爺など展示されています。
詳しく知りたい方には、日本語のパンフレットや有料で日本語のガイド(要予約)をつけることもできます。また園内のショップには、赤崁楼の写真集や幸福を祈願するお札、ミニチュア模型や雑貨が並び、お土産にもおすすめ。さらに庭の一角には休憩コーナーがあり、ドリンクやアイスクリームも販売されているので、ゆっくり休めますよ。
■名称:赤崁楼
■住所:台南市民族路212号
■アクセス:台南駅から「3・5・77・88・99号」のバスで赤崁樓下車すぐ
■営業時間:8:00~21:30
■定休日:無休
■入場料:50元(約175円)※2019年5月現在
■公式・関連サイトURL:https://culture.tainan.gov.tw/historic/content/index.php?m2=185
18. 台南孔子廟(台南)
台湾で最古の孔子廟として知られている「台南孔子廟(たいなんこうしびょう)」。1665年に鄭成功(てい せいこう)の息子鄭経(てい けい)により、学問のための施設として建てられました。敷地内には、孔子が祀られている「大成殿」や三重の塔「文昌閣」、学校の「明倫堂」などがあります。
一部のエリアは無料で見られ、東大成坊や明倫堂、文昌閣は入れますが、曜日や時間帯によって閉まっていることもあるので、事前にご確認ください。西側にある「文廟」のエリアは有料となっており、入るには入場料がかかります。ここには、大成門や大成殿があり、儀式の時に使用される楽器や制服が展示されています。また禮門近くに売店があるのでお土産にもおすすめ。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
■名称:台南孔子廟
■住所:台南市南門路2号
■アクセス:台南駅から「2・6番」のバスで建興國中下車、徒歩で約5分
■営業時間:8:30~17:30
■定休日:無休
■入場料:25元(約87円)※2019年5月現在
■公式・関連サイトURL:https://www.twtainan.net/zh-tw/Attractions/Detail/800
19. 花園夜市(台南)
台南で最大級の夜市といえば「花園夜市」が有名。台鉄「台南」駅からバスで15分程の所にあり、海安路と和緯路の交差点近くの巨大な敷地です。台北では、毎日開催される夜市ですが、台南の夜市は定休日がある流動夜市というもの。花園夜市は、木曜日、土曜日、日曜日の開催なので注意してくださいね。夕方17時頃から始まり、20時頃が最も混雑する時間帯。トイレも混むので、事前に済ませ、スリに気を付けてください。
花園夜市で人気のグルメは、「排骨酥」という豚肉のから揚げです。味付けされたサクサクの衣とジューシーなお肉は相性抜群!他にも旗魚(カジキ)のすり身を棒に巻いて揚げた「旗魚黑輪」や、牛肉をスープでいただく「牛肉湯」、レタスやもやしが入った「牡蠣オムレツ」などたくさんありますよ。デザートには、せんべいのような生地で果物やチョコレートを包んだ「可麗餅」やグァバはいかがでしょうか。日本にはない珍しいグルメが充実しているので、ぜひチャレンジしてくださいね。またゲームコーナーもたくさんあり、子供連れの方も楽しめますよ。
■名称:花園夜市
■住所:台南市北區海安路三段533號
■アクセス:台南駅から「11番」のバスで花園夜市(和緯路)下車
■営業時間:17:00頃~0:00頃
■開催日:木・土・日曜日
■公式・関連サイトURL:https://www.facebook.com/TainanGNM/
20. 蓮池潭(高雄)
台湾・高雄の代表的な観光地、蓮池潭(レンチタン)。パワースポットとして多くの観光客が足を運びます。蓮池潭には、「龍虎塔」と呼ばれる2つの塔があり、開運効果があるパワースポットとして有名。ツアーなどで訪れる際も、ほぼ間違いなく連れて行ってもらえるスポットです。
▶ 台湾第二の都市・高雄で外せないおすすめ観光スポット25選!
この龍虎塔の前には、カラフルで大きな龍と虎がシンボルとして存在。塔へは龍と虎の口から入ることができ、塔の上まで登ることができます。とても高い塔で内部の壁には、親孝行の物語を表した像や、中華風の装飾が施されているので、楽しみながら登ることができますよ。他にも北を司る神様の北極玄帝の巨大な像もあり、迫力満点!鮮やかな色彩も見どころなので、お見逃しなく。
■名称:蓮池潭
■住所:高雄市左営区翠華路1435号
■アクセス:左營駅から台鉄に乗り「左營火車駅」下車、徒歩で約15分
■営業時間:8:00~17:00
■定休日:無休
■入場料:無料
21. 六合夜市(高雄)
高雄で観光客に人気の大規模な夜市、六合夜市(ろくごうよいち)。高雄へ行ったら、必ず訪れたいグルメスポットで、台湾ならではの料理が楽しめます。港町らしいエビやイカ、カニなどのシーフードはもちろん、担仔麺や水餃子、臭豆腐など一度は食べておきたいものばかり。全長約380mの道路に170ほどの屋台がひしめき合っていて、地元の人や観光客で賑やかです。
夜市には食べ物はもちろん、衣類や雑貨の店もあるので、お土産を探している方にもおすすめ。また店によっては値段交渉もできるので、トライしてみてはいかがでしょうか。夜市の営業時間は、18時頃から深夜まで。営業時間中は、歩行者天国となり道の真ん中にテーブルが置かれます。テイクアウトした料理を気軽に食べられるので、観光しながら気軽に立ち寄れますよ。MRT「美麗島」駅からすぐなので、おすすめです。
■名称:六合夜市
■住所:高雄市新興区六合二路
■アクセス:高雄MRT「美麗島」駅下車すぐ
■営業時間:18:00頃~1:00頃まで(店舗によって異なるため要確認)
■定休日:無休
■公式・関連サイトURL:https://www.taiwan.net.tw/m1.aspx?sno=0001121&id=2245
22. 駁二芸術特区(高雄)
高雄港の旧倉庫街をリノベーションした巨大なアートスペース「駁二芸術特区(ばくにげいじゅつとっく)」。元々は、1973年に港湾倉庫街として使われていましたが、2002年にアートスペースとして生まれ変わりました。大勇倉庫群、蓬莱倉庫群、大義倉庫群と3つのエリアがあり、スケールの大きさに驚くでしょう。カラフルなイラストが描かれた倉庫やビッグなオブジェなど、様々なアート作品が見られる人気の観光スポットです。
蓬莱倉庫群のエリアは、鉄道車両基地の跡地を公園にしたこともあり無数の線路が残ったシュールなスポット。近くには、哈瑪星台湾鉄道館(はませんたいわんてつどうかん)もあるので、鉄道好きな方におすすめ。風情のある倉庫群の中には、小劇場やショップ、屋台もあるので休憩もできます。また中心にある大勇倉庫群のエリアには、映画館や書店、レストランなどもあり、オシャレな雰囲気。ハンドメイドの雑貨や洋服も売っているので、お土産にもいいですね。さらに大義倉庫群には、モダンな雰囲気のショップが並び、カフェや雑貨店、フラワーショップなど盛りだくさん。奥には、パイナップルケーキで有名なサニーヒルズがあり、ケーキとお茶がいただけます。
■名称:駁二芸術特区
■住所:高雄市鹽埕区
■アクセス:KRT「鹽埕埔」駅下車、徒歩で約5分
■営業時間:10:00~18:00(金・土・日曜日は10:00~20:00)
■定休日:無休
■公式・関連サイトURL:http://pier-2.khcc.gov.tw/home01.aspx?ID=1
◎まとめ
台湾ならではのおすすめ観光スポットをご紹介しました。台湾に旅行する時は、台北が中心に観光する方も多いかと思いますが、少し足を延ばすだけで人気の観光地に行けますよ。ツアーも多く出ているので、効率よく台湾の旅行を楽しんでくださいね。