名称:ノートルダム大聖堂
住所:Rue Boteille, 12000 Aveyron France Rodez, France
公式・関連サイトURL:https://www.greifenberger-institut.de/en/wissenswertes/orgel/frankreich/rodez_text.php
フランス南西部に広がる美しいミディ・ピレネー地方。その中でも「ロデーズ」は、大聖堂を中心とした旧市街がとても魅力的な美しい町です。大自然に囲まれ古くからの歴史を持つアヴェロン県の中心で、中世からの街並みに荘厳な大聖堂、世界的に有名な美術館など、ロデーズの町を訪れる多くの観光客の人々がその独特の文化と歴史に魅了されています。
雄大な自然と歴史ロマンあふれるアヴェロン県観光の拠点、そして歴史的建造物と芸術を堪能できる観光地として多くの魅力を秘めているロデーズ。今回はそんなロデーズの魅力が凝縮されたおすすめの観光スポットをご紹介します。
目次
フランス「ロデーズ」のおすすめ観光スポット4選|中世の街並みが魅力!
1. ノートルダム大聖堂
ロデーズの町のシンボル「ノートルダム大聖堂」は、ロデーズ観光のハイライトともいえるスポットです。ピンク色の砂岩で作られたノートルダム大聖堂。約87mという高さを誇る鐘楼は、何世紀もの間変わらぬ姿でロデーズの町のシンボルとしてそびえています。
13世紀に軍事的建築物としての建設が始まり、3世紀をかけて線状細工の施された鐘楼を要する大聖堂が完成しました。その圧倒的な存在感から、フランス南部を代表するゴシック建築の大聖堂のひとつとして多くの観光客が訪れる観光スポットとなっています。
堂内に足を踏み入れた先で迎えてくれるのは、現代作家による素晴らしいステンドグラス。新旧の見事な融合はまさにため息の出るような美しさ。繊細な装飾が施されたパイプオルガンも見どころです。
夜になると美しくライトアップが施され、闇の中で幻想的な姿を見せてくれますよ。ロデーズが誇る壮大なスケールの大聖堂、必見です。
2. ロデーズ旧市街
ノートルダム大聖堂の周りに広がる中世からの美しい旧市街の街並みも、ロデーズでのおすすめ観光スポットのひとつ。歩行者専用の道の両脇にはルネッサンス様式の中世からの建物が立ち並び、観光客が散策を楽しむ姿が多く見られます。
旧市街には17世紀に建てられた司教の邸宅やイングリッシュ・ハウスとして知られる14世紀の邸宅、またマーケットタウンであった辺りには16世紀のものとされる裕福な商人の邸宅も残されており、見ごたえも雰囲気も抜群です。
ノートルダム大聖堂を訪れたら、ぜひその周りの旧市街もゆっくり散策してみてください。散策の途中に旧市街のカフェでお茶を飲んで一休み、というのもロデーズ観光での醍醐味ですよ。
またノートルダム大聖堂と旧市街エリアのガイドツアーも行なわれているので、より深くロデーズの歴史を探訪したい方にはおすすめです。
名称:ロデーズ旧市街
住所:12000 Aveyron France Rodez, France
3. ピエール・スーラージュ美術館
「ピエール・スーラージュ美術館」は、ロデーズの新たな観光名所として注目を集めているスポットです。"黒の画家"として世界的に有名な画家のピエール・スーラージュは、1919年にロデーズで生まれました。2013年に生まれ故郷であるロデーズにオープンしたのがこのピエール・スーラージュ美術館です。
美術館には絵画や版画、彫刻など様々な技法で創作されたスーラージュの作品が数多く展示されています。すべてスーラージュ夫妻から寄贈されたものとのこと、スーラージュの地元への愛が感じられますね。スーラージュファンならずとも見ごたえのある展示が、観光客に人気の美術館となっています。
また美術館に併設されているレストラン「THE CAFÉ BRAS」は、とてもお洒落で観光の合間に一息つくのにもぴったり。ロデーズ市民に愛されるスーラージュの世界、ぜひじっくりと堪能してくださいね。
名称:ピエール・スーラージュ美術館(Musée Soulages, Rodez)
住所:Jardin du Foirail, 12000 Rodez, FranceAveyron France Rodez, France
公式・関連サイトURL:https://musee-soulages-rodez.fr/
4. フナイユ美術館
出典: By MOSSOT - Self-photographed, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=22020874 (CC BY-SA 3.0)
ロデーズのもうひとつの美術館である「フナイユ美術館」も、ロデーズ観光では外せないスポットです。長い歴史を持つ旧市街の「Jquery Hotel」内にあり、貴重な資料とロデーズ周辺の歴史と美術に関する素晴らしいコレクションを誇ります。
美術館は先史時代のメンヒル(巨石記念物)、古代時代のロデーズ、中世のルエルグ地方、そして16世紀及びルネッサンス期という4つのテーマにわかれています。特に5000年前に彫刻されたというメンヒルのコレクションは西ヨーロッパで最古のものといわれていて、この美術館のハイライトともいえる逸品です。
美術館のコレクションを堪能したあとは、Jouery Hotelの美しい中庭に出ます。とても素敵な美術館ですので、ぜひロデーズ観光のコースに加えてくださいね。
名称:フナイユ美術館(Musée Fenaille)
住所:14 place Eugène Raynaldy, 12 000 Rodez, France
公式・関連サイトURL:https://musee-fenaille.rodezagglo.fr/
◎ロデーズの観光スポットまとめ
ミディ・ピレネー地方、中世の面影を色濃く残す町ロデーズのおすすめ観光スポットをご紹介しました。町のシンボルであるノートルダム大聖堂の周りに美しい旧市街や素敵な美術館があり、長い歴史と芸術を堪能できる素敵な町ですね。
ロデーズ郊外には散策にキャンプや乗馬も楽しめる広大な公園もありますし、車で少し足を延ばしてアヴェロン県の観光名所、コンクの町やマルシヤック谷のブドウ畑やワイナリーを訪れることもできます。星付きのレストランや近隣のグルメ巡りをしたり、ゴルフ場でプレイを楽しんだりと色々な可能性を秘めている観光地ロデーズ。フランスを訪れた際はぜひ一度足を運んでみてくださいね。