アメリカ合衆国の世界遺産は迫力の連続!23箇所すべて紹介します!

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アメリカ合衆国の世界遺産は迫力の連続!23箇所すべて紹介します!

アメリカ合衆国の世界遺産と言えば、グランド・キャニオンや自由の女神を思い浮かべる人も多いかもしれません。実際はその他にもたくさんの登録されている世界遺産があります。

アメリカは、23もの世界遺産が登録されており、広大な土地を誇るアメリカならではの世界遺産はどれもダイナミック!桁外れの氷河を見られる場所や、90年以上調査中で今なお全貌不明の巨大な洞窟などスケールも大きいです。

また自然以外にも、歴史や建国当時を思い起こさせるスポットもたくさんありますよ。アメリカの迫力ある世界遺産をご紹介します。

目次

アメリカ合衆国の世界遺産は迫力の連続!23箇所すべて紹介します!

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1.グランド・キャニオン国立公園

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グランドキャニオンは、言わずと知れたアメリカ合衆国を代表する世界遺産。アメリカでも最も古い国立公園の1つでもあるこの渓谷の起源は、今からなんと7,000万年前まで遡ります。グランド・キャニオンは、元は高原でしたが、今も流れるコロラドリバーが長い年月をかけて高原を侵食し、現在の地形になりました。

その峡谷の深さは1,800mにも到達し、言葉では言い表せない程の壮大な景観を生み出しています。深い歴史や地球の偉大さを肌で感じる事ができるこの世界遺産は、いつでも世界中から訪れる観光客で溢れかえっていますよ。

グランドキャニオンにはオススメの観光スポットがいくつもありますが、中でも断崖絶壁の上にせり出る様にU字に作られたスカイウォークがおすすめ。高さ1200mもの所から、アメリカの大地の広さを体感できます。底が強化ガラスで出来ており、真下が見えるのでこの上ないスリルを味わうことができますよ。

2.イエローストーン国立公園

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イエローストーン国立公園もアメリカで有名な世界遺産。世界中から年間400万人以上が、この世界遺産を訪れています。観光客のお目当てはやはり間欠泉。1~2時間ごとに吹き上げるオールド・フェイスフル・ガイザーは必ず見るべきポイントです。高さが50mにまで達するので間近でみたら圧巻です。

その他にも直径約113mの巨大なプリズム温泉と呼ばれる、エメラルドグリーンの色をしたミッドウェイ・ガイザー・ベイスン等300以上もの間欠泉があり見どころ満載。

この広大な世界遺産は、ワイオミング州の3%を占めています。アメリカならではの動物も多く、ドライブをしているとアメリカバイソンやグリズリー、狼やエルク等が横断することもあるので注意してくださいね。

3.自由の女神

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自由の女神は、ニューヨーク州を代表する世界遺産です。アメリカの独立100周年を記念して、フランスから贈呈されました。緑の身体は銅で出来ており、高さはなんと93m!間近で見ると迫力満点です。近くでは全て写真に撮ることは難しいので、自由の女神像のある島に行くフェリーに乗車した時がシャッターチャンスですよ。

自由の女神は、アメリカの民主主義を象徴する重要な世界遺産で、各国からやって来た移民にとっては新天地の象徴でした。映画『タイタニック』のラストシーンで、自由の女神が映りニューヨークに到着を遂げるクライマックスシーンを覚えている人も多いのではないでしょうか。

自由の女神の性別は実は分かっておらず、今ではこの世界遺産を「自由の像」と呼ぶ人もいます。

4.ヨセミテ国立公園

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ヨセミテ国立公園は、アメリカカリフォルニア州中央部にあるシェラネバダ山脈にある世界遺産です。かつて盗賊を追っていて偶然ヨセミテを発見した白人が、あまりにも美しいこの光景に天国の門に来たのかと勘違いし、銃を地面においたという逸話が残っています。

樹木の後ろに遠くの岩山と空が壮大な絶景を生み出している「トンネルビュー」や、世界中からクライマーが集まってくるという花崗岩の一枚岩「エル・キャピタン」、アメリカで一番の落差739mを誇る「ヨセミテ滝」は必見。

それ以外にも数え切れない程の見どころが凝縮された世界遺産で、サンフランシスコから3~4時間で行けるという立地の良さも大きな人気の理由です。

5.タオス・プエブロ

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今でもネイティブアメリカンが暮らす町、タオス・プエブロはニューメキシコ州にある貴重な世界遺産。ここでは1000年以上続くネイティブアメリカンの昔ながらの生活様式が見られます。アドビ建築様式とよばれる粘土や土、わらなどを固めてつくった茶色い建物が並び圧巻です。

まるでおもちゃのようなアドビの家は、コロンとしていて可愛らしい雰囲気。ビビットなインディアンの飾り付けがとてもオシャレに映えます。ここでは今でも数百人のネイティブアメリカンが独自の言語「ティワ語」を使って生活しています。彼らの生活を守るためこの世界遺産には車も入ることが出来ませんが、アドビの店舗もあるので買い物をしながら建物の内部を見られます。

今ではアメリカの中でも貴重になった、昔ながらの生活様式が見られる世界遺産ですよ。

6.ハワイ火山国立公園

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ハワイ火山国立公園ではアメリカだけでなく、地球上で最も活発な火山。広大な公園は今も変化し続け、地球の壮大な動きを肌で感じることができる世界遺産です。世界唯一のドライブイン火山とも言われており、カルデラを一周する17kmのドライブでは展望台や博物館、火口などメインの観光スポットに行けますよ。

キラウエア火山は、1983年以降ずっと噴火を続けており、一日に大量の溶岩を噴出しているというから驚きです。しかしながらその活動はいつまで続くか全く予測が立たず、明日活動を終えてもおかしくないそう。思い立ったらすぐにでも行くべき世界遺産です。古代からハワイ人の聖地だったので、神聖な気持ちでその大地の活動を眺めてみてはいかがでしょうか。

7.独立記念館

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ペンシルベニア州にある独立記念館はアメリカにとってこの上ない重要な世界遺産です。元々ペンシルベニア州議事堂として使用されていたこの建物は、1776年7月4日にアメリカがイギリスに対し、独立宣言を行った場所。13の植民地が集まり、トーマス・ジェファーソンが作成した独立宣言書にサインがされ、アメリカ合衆国が誕生しました。人類史上初めて自由と平等の国を作るという宣言は、アメリカのみなならず世界に対し、民主主義の影響を与えるきっかけになっています。

また、ここはアメリカの憲法が出来上がった場所。アメリカ建国の基盤となった重要な歴史を生み出したということで、世界遺産に登録されています。記念館の前には「自由の鐘」も展示されており、今でもアメリカの自由の象徴になっています。

8.メサ・ヴェルデ

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メサ・ヴェルデは、アメリカコロラド州にある世界遺産で、断崖絶壁の岩窟に建てられた集落は圧巻。少し目を離すと転げ落ちそうなところに家が建てられています。この地には、1世紀頃からメキシコ北部やアメリカ合衆国南西部に住んでいたプエブロインディアンの中でもアナサジ族という部族が住み始めました。石窟に住宅が作られたのは12世紀頃だといわれ、最盛期には100人程が住んでいました。

1888年に遺跡最大の集落である、クリフパレスが発見されたことをきっかけに調査が始まり、原住民の生活の叡智を知ることが出来るスポットとして世界遺産に登録されています。

ちなみにメサ・ヴェルデとは「美しい緑」という意味。集落は深い緑に覆われていて、絶壁とともに壮大な景色を作り出しています。アメリカの大地の広さを実感する世界遺産です。

9.レッドウッド国立・州立公園

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アメリカカリフォルニア州にあるレッドウッド国立州立公園には、希少となったレッドウッドがたくさん生えています。レッドウッドとは、セコイアという木の通称。樹脂が赤い色をしていることからアメリカではこの名前で呼ばれ、親しまれています。

この世界遺産は南北80kmに渡り、世界中のレッドウッドの約半分を保有しています。かつてはアメリカの北西部に生い茂っていたのですが、ゴールドラッシュや産業の発展とともに、加工しやすいこの木は大量伐採されてしまいました。希少となったこの木は、今では世界遺産で大切にされています。特徴は巨大な樹木で、中には100mを超える木もあり、最高樹齢のものは2200年とも言われています。

周りの木々が大きすぎで、まるで自分が小人になったかのような気分が味わえる世界遺産ですよ。

10.エバーグレーズ国立公園

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動物や植物が好きな方におすすめしたい世界遺産が、アメリカフロリダ州にあるエバーグレーズ国立公園です。アメリカでも3番目に広いこの公園は、茨城県とほぼ同じ面積。この広大な公園は、熱帯や温帯、亜熱帯の気候に川や湿地が存在することからたくさんの生態系を生み出しています。

園内には、ワニがたくさんおり、トレイルでのんびりしているワニもいるので注意してくださいね。その他にも、カメやアメリカマナティー、パンサーなどたくさんの動物がいます。特に鳥類は400種類以上いるというから驚き!冬の早朝には渡り鳥を観察しに大勢の人が集まります。

また別名「草の川」とよばれるこの世界遺産には、珍しい植物もたくさん生えています。一見わかりづらいですが、標高が10cm変わるだけでまったく異なる植物が生えていますよ。

11.マンモス・ケーブ国立公園

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マンモス・ケーブ国立公園は、アメリカ東部ケンタッキー州にある世界遺産。ここでは名前の通り広大な洞窟を探検することが出来ます。その長さは分かっているだけでも600km。アメリカ内だけでなく世界最大級の洞窟は今でも未確認部分が多く、調査が続けられているというから驚きです。

洞窟の下は川になっており、視力を失った魚や透明なザリガニなど地下生活に順応したおもしろい生物を見られます。巨大な洞窟とそこに暮らす珍しい生物が評価されて世界遺産に登録されました。

洞窟に入るにはレンジャー付きのツアーに参加しなくてはいけません。いくつか用意されており、気軽に行けるものから、細い場所を通るツアー、半日かかる本格的なものまであるのでご自身の体力や探索意欲と相談して世界遺産を探索しましょう。

12.カホキア墳丘群州立史跡

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アメリカイリノイ州にあるカホキア墳丘群州立史跡は、9〜14世紀ころアメリカ原住民の集落の遺跡。アメリカ大陸が白人に発見される前にミシシッピ川周辺で栄えたというミシシッピ文化がよく分かるとして世界遺産に登録されています。

特徴は、マウンドと呼ばれる頂点のない、巨大な丘のうえに神殿やお墓が造られている点です。モンクスマウンドとよばれる長さが300m、幅が240mもあり、これはピラミッドを凌ぐ大きさ。遺跡全体では120基ほどのマウンドがあります。

また、掘り起こされた副葬品からは高度な文明が発覚し、昔のルーツを知ることが出来る重要な世界遺産です。しかし衰退の理由もはっきりとわかっておらず、謎が多く残されている世界遺産でもあります。

13.チャコ文化国立歴史公園

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チャコ文化国立歴史公園は、アメリカのニューメキシコ州にある世界遺産です。その立地の悪さや道中の道が未舗装、不便なことから数あるアメリカの世界遺産の中でも「知られざる世界遺産」と言われています。

850年〜1150年にかけて栄えたプエブロ族祖先の集落があり、ここはブエブロ文化の最大の中心地でした。園内には2400箇所の遺跡があり、その多くはまだ未発掘だというからアメリカでも目が離せない世界遺産です。

特に数ある中で一番大きい、プエブロ・ボニートは必見。岩を削り固めてつくったレンガを積み上げた建物は、上にいくほどキレイに揃い、レンガを積み上げたという建物はとっても緻密。−30度から40度まで気温の変化があるという過酷な気候でこの様な建物を作りました。

14.パパハナウモクアケア

出典: Papahānaumokuākea Marine National Monument

パパハナウモクアケアは、アメリカのハワイ州にある比較的新しい世界遺産です。全長1931kmにも及ぶ、小さな島々や環礁群を含めた世界でも最大規模の海洋保護地域。絶滅危惧種に指定されているアオウミガメやモンクアザラシ、クジラなど、7,000種類以上もの生物が生息しています。

「パパ」は母である大地とサンゴ礁、「ハナウ」は出産、そして「アケア」は父である天の神を意味します。ここはハワイ先住民にとっては魂が帰る場所だと考えられており、考古遺跡や住居などもあります。アメリカの遺産の中でもハワイの世界観や伝統を知られる、神聖で貴重な場所。パパハナウモクアケアは、自然と文化の複合遺産として世界遺産に登録されています。

15.カールズバッド洞窟群国立公園

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カールズバッド洞窟群国立公園は、アメリカのニューメキシコ州にある世界遺産。ここでは3億万年前のペルム紀の化石を見られる貴重な洞窟として世界遺産に登録されています。

約489mの深さは、アメリカでも一番深い洞窟。その規模も世界クラスと言われており、長さは約203km。90年調査が続いていますが、未だ解析されていない部分もたくさんあります。

幻想的な洞窟内だけでなく、春から秋の間に見られるコウモリの大群も名物。冬の間は温かいメキシコに移り、また春になるとアメリカに戻ってきますよ。まるで黒い雲に襲われたかの様なコウモリの大群は迫力満点。また洞窟内には、カフェやレストランもあり休憩もできますよ。歩道も整備されているので、安心してゆったり過ごすことができる世界遺産です。

16.グレート・スモーキー山脈国立公園

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アメリカノースカロライナ州とテネシー州に跨る、グレート・スモーキー山脈国立公園。日本での知名度はそれほどありませんが、アメリカの公立公園の中でも最も大勢の観光客が訪れる世界遺産です。園内ではスキーやスノーボード、乗馬など様々なアクティビティもできますよ。

アメリカでは珍しく温暖で、湿気のある気候や25を超える山々が作り出す標高差により、貴重な生態系を見られます。

元々チェロキー・インディアンが居住していたこの場所では、少数ですが今でもその子孫が住んでおり、ガイドツアーで彼らの歴史や生活の様子を知ることもできますよ。

17.シャーロッツビルのモンティセロとバージニア大学

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バージニア州にある小さな都市、シャーロッツビルにある世界遺産モンティセロ。アメリカ合衆国第3代大統領トーマス・ジェファーソンが住んでいた邸宅です。

独立宣言を起案し、合衆国憲法を作った一人であるトーマス・ジェファソンは、政治家としてだけでなく、建築家や園芸学者、考古学者や発明家など幅広いジャンルで活動していました。

そんな優秀な彼がアメリカをより良い民主主義国家にするために重きを置いたのが教育です。そこで出身地に大学を設立し、設計しました。その大学の特徴は、大学の中心部に、当時では珍しく教会ではなく図書館を配置したこと。生徒と教授が一緒になって勤勉に励むことを推奨しました。アメリカ史上最も重要な人物が成した偉業が世界遺産に登録されています。

18.プエルトリコのラ・フォルタレサとサンフアン歴史地区

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プエルト・リコのラ・フォルタレサとサンファン国定史跡は、アメリカの自由連合州でカリブ海に浮かぶ島、プエルト・リコにある世界遺産。ラ・フォルタレサは、元々スペイン統治時代の総督官邸で、現在は州知事官邸として使われています。

サンファンはプエルト・リコの首都で「聖ヨハネ」という意味。1500年代、サンファンはその便利な位置から、ヨーロッパと中南米を結ぶ重要な役割を果たしていました。しかし、同時に当時カリブ海にはびこっていた海賊の攻撃対象となり、いくつもの要塞が建設されます。そういった歴史を検証できる重要な場所として、アメリカの世界遺産に登録されています。

アメリカの領土となった今でもかつての城壁を見ることができます。サンファンの町並みは真っ青なブルーの海とマッチしてカリブ海リゾートの雰囲気がたっぷり。町歩きをするだけで楽しめる世界遺産です。

19.ポヴァティ・ポイントの記念碑的土塁群

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ポヴァティ・ポイントの記念碑的土塁群は、2014年に登録されたアメリカでも比較的新しい、ルイジアナ州にある世界遺産です。この世界遺産の起源は古く、B.C.1500〜700年にアメリカの先住民が狩猟や生活、祭礼の場所として使われていた場所です。

土が掘られ、6つの八角形が描かれており、一番大きいものは直径1.3kmほどあるのでこの時代にどのようにして描いたのか驚きですね。しかも、毎年春分、秋分の日には八角形の中心点から太陽が昇ってくる様になっているというから計算されて作られたものだということがわかります。

しかしながら、かつてこの地で貿易が行われていたという事以外はわからない点が多く、アメリカの世界遺産の中でもミステリアスな場所です。

20.サン・アントニオ・ミッションズ

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広大なテキサス州で初めて登録された世界遺産なのが、サン・アントニオ・ミッションズです。年間250万人が訪れるこの人気の観光スポットは、18世紀に建てられた5箇所の伝道所から構成されています。

どれもフランシスコ会によって建設されたキリスト教の伝道所で、スペインの植民活動や布教活動、防衛を象徴するもの。それだけではなくこの伝道所は、アメリカ先住民やメキシコ等にも影響を受け、テキサス特有の文化が見られる大切な建物として世界遺産に登録されました。

周囲には教会だけでなく穀物の倉庫や家屋も残っています。無料のガイドツアーがあるので参加すると当時の歴史に詳しくなりますよ。

21.クルエーン/ランゲル=セント・イライアス/グレイシャー・ベイ/タッチェンシニー=アルセク

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クルエーン/ランゲル=セント・イライアス/グレイシャー・ベイ/タッチェンシニー=アルセクは、アメリカアラスカ州とカナダに存在する世界遺産です。今でも数多くの自然が残る公園地帯で、多数の滝や湖があり豊かな生態系が広がる地帯。

海にはラッコやアザラシ、トド等が生息し、それを捕獲しに来るグリズリーと呼ばれるハイイログマやトナカイ、ヘラジカ等を見ることが出来ます。

冬には、極寒となるこの地では壮大な氷河や広大な雪原を見ることができます。実際に自分の目で見てみると、大きすぎるその自然の脅威を感じる程です。アメリカは、中々気軽に足を運べる場所ではないですが、自然や動物を愛する人にとって一度は足を運びたいアメリカの世界遺産です。

22.オリンピック国立公園

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ワシントン州にあるオリンピック国立公園は、3つの公園が一つになった場所と言われる世界遺産です。アメリカで最も美しいビーチに選ばれた幾つものビーチや熱帯雨林、積雪のある山々があるこの世界遺産では、他では見られない多様な生物や植物を見ることもできます。

見どころポイントはたくさんありますが、エメラルドブルーの湖、レイク・クレセントは見逃せません。窒素濃度が高いためにプランクトンが生息できないというこの湖は息を呑む美しさで、いつまでも見ていられますよ。また日本人にとっては、ソルダック・ホットスプリングスも寄りたいスポット。水着着用ですが、森林の中で入る温泉は最高です。

また100m以上もの樹木が生い茂るホー・レインフォレストも訪れるべきポイント。シアトルからも車で約2時間30分と、比較的訪れやすい、オススメの世界遺産です。

23.ウォータートン・グレーシャー国際平和自然公園

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ウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園は、アメリカ合衆国とカナダにまたがる珍しい世界遺産です。アメリカ側は、グレイシャー国立公園、カナダ側はウォータートンレイク国立公園で、移動にはパスポートの提示が必要。

年間でも、夏の間の3ヶ月半程しかオープンしないので、時期を選んで訪れてみてくださいね。ロッキー山脈にある、広大な公園の総面積は、東京都の2倍もあり、園内には200以上もの湖や沼、森林や川など大自然が広がります。

運が良ければヘラジカやコヨーテを見かけることもありますよ。また、ボートにのって氷河が作り出したという渓谷も楽しめます。北アメリカならではの壮大な景色を堪能できますよ。

◎まとめ

アメリカの迫力の大自然を感じられる世界遺産をご紹介しました。この世のものとは思えないほどの、神秘的な景色が見られる場所がたくさんあります。中には動物園でも見ることの出来ない様なめずらしい動物に出会えることもありますよ。ぜひ世界遺産を巡り、体感してみてくださいね。

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