瀬戸内海の自然を体感できる!向島のおすすめ観光スポット9選

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瀬戸内海の自然を体感できる!向島のおすすめ観光スポット9選

美しい自然で知られるしまなみ海道の中でも人気が高いのが向島。こちらは、渡し船で約5分で着く島で、多くのサイクリング客も訪れます。向島観光のメインは何と言っても海と果物とレトロな雰囲気でしょう。映画のロケ地として名高い場所もあれば、みかんやいちじくが最高の農園もあります。向島は、瀬戸内海の中でも有名な花の島なので美しい花が見られる所も多いでしょう。

季節によって花は異なりますが温室もあるので見られないことはありません。そこにしかない絶品スイーツから、地元の人と触れ合える場所もあるのが向島。日本の良い所を凝縮したような場所なので一度は行ってみたいという人が後を絶たないでしょう。自然とグルメとサイクリングが楽しめる向島の観光スポットをご紹介します。

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瀬戸内海の自然を体感できる!向島のおすすめ観光スポット9選

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1.花の島を代表する「向島洋らんセンター」

1995年に開園した向島洋らんセンターは、花の栽培が盛んな向島の代表的な施設。向島の高見山の麓にある公園で、風光明媚な場所にあり地元のラン農家によって運営されています。1965年頃(昭和40年)から向島ではランの栽培が行われるようになり、年間切り花が6万本、鉢植えが11万本生産されているのです。向島洋らんセンターには、様々なイベントやコンサートが行われる展示棟を始め、講演会や研修ができる研修室があります。

広い芝生広場では週末を中心に多くの家族連れの姿も見られ、のどかな雰囲気が漂っているでしょう。センター内には向島で大切に育てられた美しいランも販売してます。季節によっては、シンビジウムやオンシジウムなどのランも販売していますがやっぱり一番人気は胡蝶蘭。お祝いなどにもピッタリな胡蝶蘭をお土産に購入される方がたくさんいらっしゃいます。

2.日本一の規模を誇る海辺のいちじく園「万汐農園」

海辺のいちじく園として知られる万汐農園は、日本でも有数の規模を誇るいちじく園として有名。園内は2000㎡の広さを誇り、無農薬・無化学肥料の果樹や農産物を生産しています。こちらの農園は、いちじく狩り体験だけではなく様々な体験ができることでも知られていて人気。春には花見まつりが開催されますし、梅もぎ体験や梅の加工体験もできます。

秋にはファンが多いいちじく狩りが行われ多くの方が海辺のいちじく園を目指すのです。食べ放題コースもありますし、お持ち帰りコースならで量り売りでお持ち帰りもできます。瀬戸内海の潮風を受けて育ったいちじくは絶品でおいしいと評判ですので一度は味わってみてください。観光品もたくさん販売されていますのでお土産にもピッタリでしょう。四季折々で楽しめるイベントも多いので万汐農園で家族で農業体験もおすすめ。

3.瀬戸内のおいしいみかんなら「高橋みかん狩センター」

瀬戸内 みかん

日本にはみかんがおいしい場所がたくさんありますが瀬戸内海はおいしいみかんの産地としてもトップクラス。向島でみかん狩りを楽しむならば高橋みかん狩センターが良いでしょう。こちらでは温州みかんを丁寧に栽培しているので安全でおいしいと好評。岩子島が望める農園の方からは、向島大橋を見ることもでき、絶景の中でのみかん狩りができます。

こちらのみかん狩りは、食べ放題なのでみかん好きにはたまらないです。瀬戸内海の潮風をあびたみかんは甘くていくらでも食べられます。しまなみ海道サイクリングロードの近くにありますので、自転車で行かれても良いでしょう。10月下旬から12月上旬までのみかん狩りシーズンは休まず営業しています。家族でみかん狩りも良いですし、お友達と一緒にみかん狩りも楽しそう。測り売りでお持ち帰りもできますのでお土産もこちらで調達しましょう。

4.瀬戸の海を楽しむなら「尾道市マリン・ユース・センター」

こちらは、マリンスポーツはもちろん、様々なスポーツを楽しめキャンプもできる人気スポット。マリンスポーツでは、美しい瀬戸内海の海でバナナボートやカヌーも楽しめます。海水浴だけというのも良いですが、綺麗な海でのカヌーは思い出になるのです。アリーナでは、ドーム型の室内でバレーやバスケットが楽しめるでしょう。

遊具としては、ローラースライダーやロープウェイがあるのでお子様も大満足できます。船の形の遊具は村上水軍にちなんで海賊船をイメージしたデザイン。小さなお子様でも遊べる遊具で大人も安心でしょう。海の近くにあるキャンプサイトでは魚釣りやバーベキューもできるのです。1日中体を動かして疲れたらキャンプサイトでのんびりできます。夏のお出かけもタープの貸し出しがあるので尾道市マリン・ユース・センター なら手ぶらで行けるでしょう。

5.しまなみ海道の絶景を上から眺められる「高見山」

高見山から眺めるしまなみ海道

標高283mの場所にある高見山は、向島の絶景の風景をより一層美しく見ることができるビューポイント。岩子島や尾道大橋なども一望でき遠くの島々まで眺められるでしょう。西側の展望台からは青い海に映える因島大橋も見ることができます。山頂まで車でそのまま行くことが可能ですのでシルバー世代の方にもおすすめ。昔は、この地に村上水軍の見張り台があったと言われていますが、見晴らしの良さを考えるとなぜここだったか納得できるでしょう。

その風光明媚な景色からこちらは国立公園に指定されています。360度何も遮ることがない瀬戸内海の風景は、夕日の時間帯が最高。展望台にはベンチがあり、カップルで夕日の時間に訪れる姿も見られます。展望台から見える島々が何という島なのか案内図もありますのでご覧ください。こちらで瀬戸内海の島々と記念写真を撮影する人の姿もよく見かけます。

6.レトロな昭和を体感できる「向島兼吉地区」

向島の兼吉

尾道渡船約5分船に乗ると向島兼吉地区という所に到着します。こちらは、今も昭和の時代の日本を感じさせてくれるような風景が残る場所。映画のロケ地としても知られている向島兼吉地区は、港の側にシュガー・シャックと呼ばれる船の待合所があります。その近くに映画のロケセットであるバスの待合所を見つけられるでしょう。

このバス亭は映画ファン必見と言われていて、映画の聖地のようになっています。大きな文殊菩薩を安置してある文殊菩薩堂がある他、レトロな雰囲気のパン屋さんを見つけられるでしょう。どんどん歩いていくと戦争の時に欧米人の捕虜を収容していた施設があります。

更に歩いた所にラムネの旗と後藤鉱泉所を見つけられるでしょう。希少なラムネですのでぜひ飲んでみてください。向島兼吉地区は昭和にタイムスリップしたような錯覚を覚えるはず。

7.自転車でレトロな島を1周!「向島でサイクリング」

しまなみ海道をサイクリング

しまなみ海道はサイクリングロードが整ったサイクリストの憧れの場所です。その中でも一度は行ってみたいという人が多いのが向島でしょう。向島は、尾道水道を渡し船で渡って上陸します。わずか5分程度の船旅ですが、自転車で渡る人も多いのです。向島に渡ると港の周辺からレトロな雰囲気を感じることができるでしょう。映画のロケセットや様々なお店、お堂など現代日本では失われた風景が向島にはあります。

向島のお店に立ち寄れば地元の人との触れ合いも楽しむ事ができます。サイクリングで訪れる人がかなり多いので、地元の人も歓迎してくれるでしょう。それらの風景をゆっくりと眺めながらサイクリングできるのが向島サイクリングの醍醐味。自動車も歩行者も少なく自転車が走りやすいという人も多いでしょう。向島の自然豊かな風景を感じながら走れるので心も体も癒されます。

8.今では珍しい本物のラムネ!「後藤飲料水工業所」

向島に観光でいくならば、ぜひ立ち寄って頂きたいのが後藤飲料水工業所。外見も看板もレトロ感がっぷりで期待に胸が膨らむでしょう。ちょっと見たところではお店なのだろうか?倉庫だろうか?と思うかもしれません。しかし、根強いファンも多く昔ながらの飲み物を製造販売しています。ラムネの旗がはためいているので、ラムネを飲まれる人もいるでしょう。

他にもサイダーやミルクセーキ、クリームソーダなどを販売しています。自動販売機のジュースには無い独特の味わいを感じることができるでしょう。サイクリングなどで喉が乾いたらこちらのお店でラムネ等を飲みながらご主人との会話を楽しむのも良いでしょう。とても優しいご主人が向島やしまなみ海道の事を色々話してくれます。後藤飲料水工業所は、向島の住民の方と触れ合える場所でもあるのです。

9.新しい時代のチョコレート!「USHIO CHOCOLATL」

レトロな雰囲気漂う向島で異色を放っているのがUSHIO CHOCOLATLでしょう。USHIO CHOCOLATLは、若者3人が作るシンプルだけどおいしくて新しいチョコレート。カカオと砂糖から作るそのチョコレートは、外国の農園からダイレクトに輸入しています。チョコレートの常識を破ったと言われるUSHIO CHOCOLATLですが、おいしさだけではなく面白さも追求しているのです。

3人で歌を歌いながら作るというそのチョコレートは、まさに異色のチョコですが最高においしいでしょう。向島の向上に直接行くと、できたてほやほやのチョコを買う事ができるだけではなくテイクアウトドリンクも買えます。向島の港から気合いを入れて歩けば20分程で工場に着くのですが、できれば、車か自転車で行かれた方が良いです。

景色の美しいUSHIO CHOCOLATLの工場で、若者たちが作る新感覚のチョコレートと出会ってみてください。

◎まとめ

しまなみ海道でも向島はちょっと寄り道という感じで行かれる方が多いです。サイクリングなら向島の目的地を事前に調べておいて数時間で立ち去る方もいるでしょう。しかし、それではもったいない位奥が深いのが向島の観光スポット。瀬戸内海には、海が美しく見える場所がたくさんあります。もちろん向島にもそういう所が多いですが、それよりも地元の人と触れ合える確率が増える場所です。

せっかく、渡し船に乗って向島に渡るならば景色を眺めるだけではなく地元の人との接点を見つけてみましょう。それにはやっぱりサイクリングが一番良いかもしれません。

しまなみ海道を何度も訪れているけどまだ向島に行った事が無いならそんな穴場スポットを見つけてみましょう。
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