人に自慢したくなるほどの美しさ!山口県の絶景スポット16選

画像出典:mirei/PIXTA(ピクスタ)

人に自慢したくなるほどの美しさ!山口県の絶景スポット16選

「絶景」をテーマにした旅行本がたくさん出版されるほど絶景はブームです。本当にこんな場所が実際にあるの!?と思うような場所を生で見られるのは、何物にも変えがたい素晴らしい経験ではないでしょうか。そんな絶景ブームの中、山口県は熱い視線を注がれています。

なぜなら山口県は本州の最西端に位置しているため、瀬戸内海にも日本海にも通じていて、史跡も多く絶好の絶景ポイントにたくさん恵まれているのです。山口県を訪れて帰ってきたら、必ず人に自慢したくなる人気の絶景スポットを16カ所、厳選してご紹介します。

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人に自慢したくなるほどの美しさ!山口県の絶景スポット16選

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1.南国気分を味わえる「角島大橋」

コバルトブルーの海に浮かぶ島を目指し、橋が切り裂くようにまっすぐに伸びる絶景は、まるで南国リゾートに来たかのような錯覚を起こさせてくれます。また角島大橋は車のCMでも起用されました。

日中の海と空のブルーに埋め尽くされた景観も素晴らしいですが、角島大橋へ行くなら日が沈む夕暮れ時もおすすめ。オレンジの夕焼け空と色が深くなった海の間の橋に等間隔に設置された暖色の街路灯が照らす風景は違った感慨深さを感じさせてくれます。

近くに海水浴場があるので、夏場なら海で遊びながら時間ごとに変わる景色を楽しむのもあり。

2.神秘的な鳥居が美しい「元乃隅稲成神社」

京都の伏見稲荷の千本鳥居のように丘から海岸までずらっと並ぶ朱色の鳥居の絶景は圧巻の一言。海のブルーと自然の緑、鳥居の朱色が交じり合い、まるで現実ではないような非日常の気分にさせてくれます。

元乃隅稲成神社の鳥居は123基あり竜宮の潮吹から続いています。元乃隅稲成神社は白狐の神告により島根県の津和野町、太鼓谷稲荷から、わざわざ山口県の長門市に分祀されてできた神社なのです。入り口に立つ鳥居の上方に賽銭箱がもうけられていて、投げ入れると願いが叶うと言われています。

日本のみならず海外からの評価も高く元乃隅稲成神社は山口県のアメリカのニュース放送局CNNがウェブで発表した「日本のもっとも美しい場所31選」に選ばれました。

3.山口県を代表する絶景「錦帯橋」

山口県といえば日本三名橋にも選ばれている錦帯橋を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

1922年(大正11年)には国の名勝に指定されています。季節によって表情を変えるため、何度も訪れるリピーターがいるほど。春には桜、夏には花火、秋には紅葉、冬には白雪と見事に溶け込み、息を飲む絶景となります。

五連の反り橋は世界でも類を見ない構造であり、橋の下から眺める幾何学模様のような緻密な構造は圧巻の一言。この組木技法により上からの圧力を加えられると強度が増す仕組みです。ぜひ山口県の錦帯橋を訪れた際は様々な角度から眺めてみてください。

延宝元年(1673年)に岩国藩主によって創建され、現代の錦帯橋で四代目。近代に入り、台風の大増水による流出や老朽化による立替えが起こる前、二代目の錦帯橋は276年ものの間、流出することはありませんでした。つまり、錦帯橋は流されない橋を作るという人々の長きに渡る情熱が作り出した絶景です。

4.開放感を味わえる「千畳敷」

標高333メートルの高台から日本海を一望できる山口県の絶景スポット「千畳敷(せんじょうじき)」です。

一面に広がるグリーンの高台では海から吹き付けるさわやかな風を感じながら、壮大な景色を眺めて疲れた心が癒されると評判です。ごみごみした都会のストレスから解放されスッキリしたいときには、ぜひ山口県の千畳敷を訪れてみてください。

浜木綿、躑躅、椿、山茶花等が植えられているので、季節によって様々な花を愛でることができます。夏の夜なら海に浮かぶファンタジックな漁火を見られます。キャンプ場もあるので、野外活動が好きな人には山口県を訪れた際にぜひオススメしたい絶景スポットとなっています。

5.幻想的な「周南市の工場夜景」

山口県周南市にあるコンビナートの夜景は「日本七大工場夜景」に選出された人気の絶景スポットです。暗闇の中煌々としたライトに照らされメタリックに輝く工場や、白煙をはく煙突群は、まるでファンタジー映画のよう。

また近くにある晴海親水公園から望める工場夜景は、日本夜景遺産の認定も受けているほどの絶景です。コンビナートは山口県JR徳山駅から近く、新幹線からでも眺めることができます。

以前はマニアの中だけで有名でしたか、今では山口県や周南市も力を入れており、民官が協力し船やタクシーのツアーや宿泊プランなども用意されています。

周南市の夜間景観はほかのとくらべても街から近く、より身近に感じられるのが魅力。これまで工場夜景を見たことがある人もきっと気に入る絶景です。

6.日本最大級のカルスト台地「秋吉台」

山口県にある秋吉台は国内最大のカルスト台地であり、草原の中に並ぶ白い石灰岩の絶景です。秋吉台ははるか昔はサンゴ礁のある海の底でした。そのため、石灰岩の中にはサンゴやウミユリの化石を見られます。その海の底が長い年月を経て隆起し、そこに雨水が流れ石灰岩を溶かして現在のような珍しい地形となりました。

また秋吉台はかつては森林だったころには牧畜や農業のために木は取り除かれ、現在のような草原へと姿を変えました。歩道が整備されているので、トレッキングやハイキングをしながらゆっくり見て回るのがおすすめです。

最も高い場所でも標高425mほどで、スニーカーで気軽に歩けるコースも充実。四季折々の草花が鑑賞でき、夏には花火大会やレーザーショーも楽しめます。秋吉台カルスト展望台へ登れば、丸い展望部から360度の絶景パノラマを鑑賞することも可能です。

また毎年2月の第3日曜日に山焼きが行われ、草原を炎が駆け巡る珍しい絶景を鑑賞することもできます。

7.洞窟探検を味わえる「秋芳洞」

山口県秋吉台の南側の麓にある日本屈指の大鍾乳洞です。地下100mに広がる堂内は地底探検をしているような気持ちにさせてくれます。一般の人が行けるルートは1kmほど整備されています。

正面入り口から懐中電灯を持って岩肌に設置されたはしごを登っていく「秋芳洞冒険コース」、入洞時間終了後に懐中電灯一本で歩く「秋芳洞闇のロマン探検」(要予約)など、面白い観光ルートもあるのでぜひ体験してみましょう。

天井から床までおよそ15mも繋がる巨大な鍾乳洞の「黄金柱」、トルコのパムッカレのようにお皿状の池が段々畑のように広がる「百枚皿」、赤ん坊のキリストを抱っこしているマリア様のように見える石筍の「マリア観音」など、堂内には見どころの絶景が満載です。

所要時間は40〜1時間程度で、入り口付近はスロープ化されているので車椅子でも3分の1程度まで観覧可能となっています。体が不自由な方にもぜひ訪れていただきたい山口県の絶景です。

8.観光船やダイビングが人気の景勝地「青海島」

日本海の荒波により奇岩や洞門や絶壁などが楽しめる山口県を代表する景勝地。国の景勝および天然記念物に定められている絶景です。紺碧の海で山口の海上アルプスとも呼ばれるほど岩礁や絶壁の絶景を楽しめます。

透き通った海と奇岩が織りなす美しさは海中からも楽しめるため、青海島はスキューバダイビングでも人気のスポットとなっています。山口県の中でも青海島周辺は対馬暖流が流れ込んでくるので年間を通して暖かく、青く澄んだ海水は美しい絶景を見せてくれると評判。

毎日、数本の定期観光船が出ており、好きな時間に乗船できるのも嬉しいところです。

9.透き通ったブルーとスピリチュアルが魅力の「別府弁天池」

秋吉台がある山口県美祢市にある別府弁天池。湧き水がこんこんと湧き出ているため、池とは思えないほど透き通った青色を楽しめます。太陽光の角度によって池の色は青からエメラルドグリーンへ姿を変え、透明度の高さから日本の名水百選にも選ばれています。

この池の由来は水不足に悩んだ長者が夢のお告げを受けたことから始まります。芸事、音楽、金運のご利益があるとされている弁財天を勧請したところ、そこから水が湧き出したことからこの名がつけられました。パワーを授かりたい人にはぜひ訪れてたい山口県の絶景スポットです。

10.本州と九州の境目を見るなら「火の山公園展望台」

標高268mの山頂にあり、火の山公園展望台は本州の下関と九州の門司をつなぐ開門海峡を見下ろせます。瀬戸内海と日本海、本州と九州が交わる景色を一望するなら、火の山公園展望台がベスト。自然を満喫しながら登った先で見る絶景は、一味違った感慨を与えてくれます。

特にきらきらと輝く街の夜景とライトアップされた開門海峡は宝石箱をひっくり返したように美しく、夜景百選に選ばれています。ロマンチックな絶景なので、デートコースとしても人気。ロープウェイもあるので、乗り込んでゆっくり景色を楽しむのもおすすめです。

また火の山公園は桜やツツジの名所でもあるため、春に時期をあわせれば一緒に花見やツツジ狩りを楽しめますよ。

11.海底を歩ける「関門トンネル人道」

関門トンネル人道では海峡の下を歩いて渡れる珍しいトンネル。山口県と福岡県をつないでいる関門トンネルは二重構造になっています。上方は車道で下方は人道になっているので、海底を歩いて渡ることができる国内では数少ない場所です。

通行料は無料で人道へはエレベーターを利用して入っていきます。深さはなんと55m〜60m。高い建物で上に昇るのはありますが、これほど地中深く潜っていく経験はなかなかできません。

観光で訪れた際は、ぜひ海底トンネル内にある山口県と福岡県の県境ラインで記念撮影を行いましょう。海上では県境ラインなんてありませんから開門トンネル内だけでしか撮影できない絶景が待ってます。

12.国宝の五重塔が美しい「瑠璃光寺」

山口県の香山町にある曹洞宗の寺院である瑠璃光寺。中でも見どころは1442年に建設された五重塔です。高さは31.2mも有り、日本で10番目に古い塔だとされています。奈良の法隆寺と京都の醍醐寺と並ぶ日本三名塔に数えられる山口県の国宝です。

池のほとりに立つ五重塔は年間を通して23:00までライトアップされています。夜に狙って明かりに照らされた絶景を見に行くのもおすすめ。

敷地内には他にも、薩摩の西郷隆盛や小松帯刀が長州側と面会した「枕流亭」、擦るように歩くとウグイスの鳴き声の音がする「ウグイス張りの石畳」、毛利家墓所の一つである「香山墓所」など絶景以外にも楽しめる見どころがあります。瑠璃光寺は桜や梅の名所としても有名なので、春に山口へ行くならぜひ訪れていただきたい観光地です。

13.幕末~明治の歴史に触れたいなら「松陰神社」

高杉晋作や伊藤博文など江戸末期~明治時代を代表する人物を門下生としていた松下塾。その松下塾を開いていた松下松陰を祭神とする神社です。御神体は松陰愛用のすずりと文章です。

また、境内では初代内閣総理大臣を務めた伊藤博文の旧邸など、歴史的価値の高い建物や資料を眺められます。多くの偉人に教えを説いた松下松陰は、現在では学問の神として信仰されています。歴史好きな方も歴史に興味がない方も、ご利益のためにお参りをしてみてはいかがでしょうか。

14.漁火と棚田の奇跡のコラボ「東後畑棚田」

急傾斜地に段々に階段状に作られた棚田。棚田は全国にありますが、東後畑棚田(ひがしうしろばたたなだ)は日本の棚田百選に選ばれた一際美しい棚田です。

海岸部にまで迫った棚田は日本海に続いており、昼間は空の青と海の紺碧(こんぺき)、水田の緑のコントラストが目に楽しいです。

しかし、東後畑棚田がもっとも美しくなるのは夕方。日か沈むころになるとイカ釣り漁船が出港し、漁を開始するため漁火がいくつもキラキラと海面に浮かび、他ではみられない絶景を演出します。毎年4月下旬から6月まで見られます。

幻想的で綺麗な絶景ですが、山口県のこの場所は観光地ではなく農家の方が一生懸命手入れされています。見学の際は農家の方に迷惑のかからないようしてくださいね。

15.山口を遥か先まで見渡せる「岩国城」

山口県の岩国城は慶長13年(1608年)に初代岩国藩主、吉川広家が横山の山頂に築城し、一度幕府の命令により取り壊しになったお城です。昭和三十七年(一九六二年)に再建設されました。

山の頂上にある天守閣は展望台から錦帯橋や城下町を一望できるだけでなく、宮島など瀬戸内海の島々まで確認できます。錦帯橋からよく見えるように復元時には位置をずらして建設されました。

場内には武具や甲冑など歴史的に貴重な資料も展示されています。創建当時の石垣は当時の技術通りに修復されていて、見学が可能です。吉香公園から山頂まではロープウェーが通っていて、ゴンドラ内部では音声ガイドによる岩国の歴史を聞けます。

16.日本屈指の透明度を誇る「二位ノ浜海水浴場」

二位ノ浜海水浴場は山口県の日本海側にある400mほどの小さな浜辺。環境省が発表した日本でもっとも水の綺麗な海水浴場のうちの一つとして選ばれました。白い砂浜とコバルトブルーの海のコントラストは一見の価値があります。

名前の由来は、源平合戦が行われた壇ノ浦で破れた平家の二位の局が幼い安徳天皇ともに身投げした際、亡骸が山口県のこの浜に流れ着いたためとされています。

また二位ノ浜海水浴場には県指定の天然記念物であるハマユウの群生地。白い花弁が特徴的な常緑樹であるハマユウからは浜木綿が取れます。暖かい場所でしか見られない植物なので、山口県以北では見られません。花が咲くのは7〜8月なのですので観光と一緒に探してみてください。

◎まとめ

山口県では多種多様な絶景を堪能できます。

ぜひカメラを抱えて山口県の絶景に出向いてみるのはいかがでしょう。ただ絶景を眺めたり写真を撮ったりするだけでは味わえない、驚きの体験や思い出が生まれるはずです。山口県まで足を運んで、あなたの目で美しい絶景を見てみてください。

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