名称:ホヤ・デ・セレン考古遺跡
住所:kilometer 35 along the road to San Juan Opico in La Libertad Department, San Salvador, El Salvador
エルサルバドルは小さな国の集まる中央アメリカの中でもさらに小さく、日本の四国ほどの面積しかありません。しかし、勤勉かつ根っからの明るい気質の人々が盛り上げるこの国には見るべきものがいっぱい!マヤ文明の遺跡も多く、歴史を感じさせる建造物もたくさんあります。また火山が多いことも特徴でこの国の景観を美しくしています。国の通貨がアメリカドルであることも何かと旅行者には便利ですよね。
そんな陽気なラテンの国、エルサルバドルのおすすめの観光スポットを6つ選んで紹介します。
目次
エルサルバドルの観光スポット6選 陽気なラテンの国を楽しもう!
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1.ホヤ・デ・セレン考古遺跡
マヤ時代に農耕民の集落だったこの場所に悲劇が襲ったのは14世紀も昔。近隣の火山の噴火で集落は数時間で火山灰にすっぽり覆われてしまいました。そのため、よい保存状態で発見されたのです。そしてここは、エルサルバドルの中でも「中米のポンペイ」と呼ばれ世界遺産としても登録されています。
スペイン語で「セレンの宝石」を意味するその遺跡の名前はまさにその遺跡の保存状態の良さから来ているんです。調査によって村民たちが食べかけの食事を残してあわただしく避難したことまでわかっています。ここはそんなマヤの庶民の暮らしぶりがどんなものだったのかをよく見ることができる観光地です。
2.ロザリオ教会
エルサルバドルの首都、サンサルバドル市内にあるこの教会は、外観が地味なので知らないと通り過ごしてしまいそうですが、見るべきものはその内部様式です。ステンドグラスが埋め込まれている壁面が弧を描いているのです!ですからお勧めは昼間、教会内部に太陽の光が差し込むときに行くことです。とても幻想的な光景を目にすることができますよ!
また、ここは中米の大都市の中にあって静かな空間を提供してくれます。都市での滞在で味わった緊張感もほぐれるでしょう。ステンドグラス越しに差し込む光が疲れた観光客を優しく癒してくれますよ!
名称:ロザリオ教会
住所:6a Avenida | Parque Libertad, San Salvador, El Salvador
3.コアテペケ湖
熱帯の国エルサルバドルで観光をしていると、涼しいところが恋しくなります。そうしたら、コアテペケ湖に行きましょう!ここは周囲を山で囲まれた透明度の高いカルデラ湖で、エルサルバドルで有数の避暑地となっています。緑で埋め尽くされた周囲の景色は素晴らしいです!できれば少し登ったところにある展望台から湖と周囲の美しい火山を見るのがおすすめです!
湖の周囲はほとんどが私有地となっているため、大きなリゾート開発で損なわれていない美しい景観を湖畔での郷土料理とともに味わうのはいかかでしょうか。もちろん、アクティビティに興じるもよし。例えばウォータースポーツならジェットスキーが格安で楽しめる観光地です!
名称:コアテペケ湖
住所:Coatepeque, El Salvador
4.サンタアナ火山
小さな面積のエルサルバドル国内には20を超える火山がありますが、その中でもアクセスの良さ、登りやすさ、そしてそこからの素晴らしい景観でサンタアナ火山は観光客にとても人気があります。拠点となるのは同じ名前の国内第二の都市、サンタアナ。登山の所要時間はおよそ一時間で観光ツアーに参加して登るのが一般的です。頂上付近からセロベルデ火山、イサルコ火山がまじかに見ることができ迫力がありますよ。
火山と言えば巨大なクレーターとその底にある水白色の火口湖!もちろん、ここでも見れます。それに加えてここから見下ろすカルデラの湖、コアテペケ湖も眼下に見え、登ってきたかいがある景色を堪能できます!
名称:サンタアナ火山
住所:Parque Nacional Cerro Verde, Santa Ana 2201, El Salvador
5.カテドラル(サンタアナ)
「このカテドラル(大聖堂)があるから、わざわざエルサルバドルのサンタアナに来た」という人がいるほど、観光客をひきつけてやまないサンタアナのカテドラル。それはほかのラテンアメリカのカテドラルが一般的にバロック調の教会建築で建てられているのに対して、ここのカテドラルはゴシック様式で建てられているからです。もともと古都サンタアナは美しい建築物が多いので街の景観がとても良いところです。
そこにこのカテドラルはとても異彩を放っている。つまりヨーロッパでよく見るようなカテドラルがあるので、そこを止まらずに通過することはあり得ないといっても過言ではありません。
名称:カテドラル(サンタアナ)
住所:frente al Parque Libertad,, 1a Avenida Sur, Santa Ana, El Salvador
6.エル・ボケロン国立公園
エルサルバドルの首都のサンサルバドルから日帰りで行けるエル・ボケロン国立公園にも、やはりサンサルバドル山という火山があります。ここの見どころは直径約1.5㎞、深さ558mの巨大なクレーターですが、サンタアナ火山とは違い、火山の山肌だけでなくクレーター内も緑で覆われているので、普通のイメージのクレーターと異なってすがすがしい印象です。また、公園内には固有の色とりどりの植物があり多くの観光客を都会の喧騒から解放してくれています。
山頂からはこの火山の山麓に首都があることがよくわかる素晴らしい景色が広がっています。大都市を真下に眺めながら自然を楽しむ、このギャップにきっと引きつけられることでしょう。
名称:エル・ボケロン国立公園
住所: Calle al Parque Nacional El Boqueron, San Salvador, El Salvador
◎まとめ:陽気なラテンアメリカを旅する!
中米アメリカの小国エルサルバドルは数々の内乱を乗り越えて、今やその国の持っている歴史、文化、自然を財産として観光にも力を入れています。暗い過去を感じさせない陽気なラテンアメリカを旅する、次回のあなたの旅先としてエルサルバドルはいかがですか。