本州一早い春を見に行こう。山口県の6つの観光地へおでかけ

本州一早い春を見に行こう。山口県の6つの観光地へおでかけ

山口県は本州最西端に位置する県。本州の中でも早く春が訪れます。春こそ、思い切って山口県に観光へ出かけてみませんか?

冬の寒さや日照不足で鬱々としていた気持ちをすっきり晴らせるので、ぜひ山口県へ春を探しに観光へ行きましょう。山口県の中でも特に春におすすめの観光スポットを厳選して6つご紹介します。


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本州一早い春を見に行こう。山口県の6つの観光地へおでかけ

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1. 錦帯橋

桜と錦帯橋

山口県で思い浮かぶ観光地と言ったら錦帯橋をあげる人も多いのではないでしょうか。錦帯橋は岩国藩主第三代吉川広嘉によって延宝元年(1673年)に創建された、山口県を代表する五連橋です。

川を横切るアーチ上の木造橋はそれだけでも一見の価値がありますが、錦帯橋がもっとも美しいのは春だと言う人も多いのです。錦帯橋の周辺には橋を取り囲むようにして、この季節に見事な花を咲かせるソメイヨシノが、川の土手に約3,000本も植えられています。春先にはソメイヨシノの薄ピンクの花弁に囲まれた錦帯橋を眺めることができるのです。

桜で囲まれた日本三名橋を眺められる期間は短く、タイミングが合えばまさにプレミアムな経験をすることができます。錦帯橋の横にある吉香公園も春には桜の名所となっています。両方そろって、山口県のナンバー1春のお花見観光スポットです。

ただし、あまりの人気に毎年、春には40万人もの人が集まる観光スポット。行くときは朝早めに出るなど、混雑を避けたほうがいいでしょう。

2. 瑠璃光寺

桜と瑠璃光寺五重塔

瑠璃光寺といえば五重塔があることで人気の山口県の観光スポットです。応仁の乱で亡くなった兄の大内義弘を弔うために、弟の盛見が建設を計画し、嘉吉2年(1442年)に完成しました。

室町時代の建築学の粋を集めて建設された五重塔は中期頃に建設された建造物の中でもっとも優れているとされ、国宝に指定されています。奈良は法隆寺、京都は醍醐寺、山口は瑠璃光寺の五重塔と並び、日本三大名塔のひとつ。

瑠璃光寺の春は梅から始まり、桜やツツジも美しいと評判です。さらに夜間は季節や花のあるなしに関わらず、通年ライトアップが行われています。潔く散る桜と五重塔のコントラストも美しいですが、ほころぶように静かに咲く梅や華々しく咲き誇るツツジとの春のコラボもなかなか良いものではないでしょうか。

春の中でも混雑する桜の季節をわざとずらしてみるもの上手な観光の楽しみ方ですよ。

3. 火の山公園

火の山公園 桜と関門海峡

火の山公園は上から日本海と瀬戸内海、本州と九州を一度に眺められる観光スポットです。山口県と福岡にまたがる関門海峡も公園からはばっちり確認ができます。

夜は北九州市と下関市の街の明かりが美しく、夜景が美しい場所としても人気。火の山公園は高さ268mのヤマの頂上にありますが、ここは春になると桜とツツジがきれいに咲き誇る場所としても知られています。凛と咲く桜やツツジと紺碧の海のコントラストは春だけ味わえる絶景です。

火の山公園 ロープウェイ

またこの時期に火の山公園へ赴けば福岡と山口の春、どちらも一度に感じられます。火の山は標高が低いので歩いて登ることもできますが、山頂へはロープウェイも通っているため、この季節にゴンドラへ乗ればじっくり花と景色を堪能できますよ。桜の時期とツツジの時期はそれぞれ花の季節に合わせ、春のスケッチ大会が行われます。

4. 秋吉台

秋吉台

山口県の秋吉台は日本最大のカルスト台地です。石灰岩でできた岩があちこちからポコポコと顔を覗かせています。

はるか昔は海の底だったため、長い年月をかけて多くの岩が突出する景色となりました。春夏秋冬、四季折々の自然を楽しめる山口県有数の観光スポットです。特に春の秋吉台ではヒバリやカッコウなど春をつげる鳥の声を聞けて、ワラビやオキナグサ、ヒトリシズカなどこの季節にしか見ることのできない野草を観察できます。

また数多くの観光コースが用意されているので、自分の体力や気分にあったコースを選択し楽しみながら季節を満喫しましょう。

ウォーキング、トレッキング、ランニングと自由に使用できるのも秋吉台の良いところ。冬の寒さのせいで凝り固まった身体をほぐすのには、春の秋吉台がちょうどいいのかもしれません。

6. 一の坂川

桜満開の一の坂川

一の坂川は山口市を流れる清流です。国の天然記念物ゲンジボタルも生息しており、透明度は市内を流れる川とは思えないほど。一の坂川は京都の鴨川に見立てられ、山口市内を整備すると同時に、川も綺麗に整備されました。

両岸には600mに渡り、ソメイヨシノが植えられています。毎年サクラの咲く春頃には夜の時間帯はライトアップが行われ、夜の闇に浮かぶサクラとその下をゆったり流れる澄んだ清流の織りなす幻想的な風景は、これまで多くの観光客を魅了してきました。

桜のライトアップはいたるところで行われていますが一の坂の春のライトアップは中でも格別です。できれば、ぜひ日中と夜間どちらも風景を楽しんでいただきたい春の絶景です。

7. 萩城下町

春の萩城下町

山口県萩市にある萩城は1604年に毛利輝義が築城しました。その下に広がる城下町は江戸時代が終わるまで260年間も栄えてきたのです。

萩城城下町は現代でも江戸情緒を感じさせる武家屋敷や土塀がたくさん残っている日本でも数少ない地域.。川から町並みを楽しめる遊覧船が通っており、開花している時期だけしか行われない桜鑑賞コースは遊覧船の春の人気観光コースです。

また萩城下町の真っ白な土塀の奥には夏みかんの木がたくさん茂っています。オレンジの実がなる夏もさわやかな気分を感じさせてくれますが、春が終わる五月頃には夏みかんの木では真っ白い花が咲き、花の甘い香りに城下町全体が包まれるのです。

甘い香りは環境省が選定する「かおり風景100選」にも選ばれました。旅先の観光で春を香りで感じられる観光スポットです。

◎春の山口県ではオススメ観光スポットまとめ

春の山口県ではオススメ観光スポットがめじろ押しです。春を探しに観光へ行くのもいいのではないでしょうか。

お寺、川、公園など山口県の有名な観光地で素敵な春の思い出が作れること間違いありません。山口県ならではの春の観光を味わってみませんか。

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