西尾市観光の厳選6スポット!歴史と文化が薫る抹茶の里

画像出典:Yoshin / PIXTA(ピクスタ)

西尾市観光の厳選6スポット!歴史と文化が薫る抹茶の里

西尾市は山・川・海に囲まれた豊かな自然が自慢の土地で、ぜひ訪れてみたい観光スポット満載の素敵な街。忠臣蔵で知られる吉良上野介ゆかりの地でもあり、人気の高いアートの島「佐久島」もあります。

また、西尾市は日本一の抹茶の生産地として知られ、そのルーツは13世紀まで遡ります。江戸時代にはお茶栽培が盛んに奨励され、明治に入って本格的な生産が始まりました。西尾と抹茶は切っても切れない関係!名古屋や浜松からも近いので、ドライブがてら観光をして、お抹茶で一服。歴史に文化・抹茶まで、いろんな表情を持つ西尾市の人気観光スポット6選をご紹介します。

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西尾市観光の厳選6スポット!歴史と文化が薫る抹茶の里

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1.かつての城下町「西尾市歴史公園」

西尾市歴史公園は江戸の昔、西尾藩6万石のシンボル・西尾城があった場所です。築城はもっと時代をさかのぼり、鎌倉時代の初めに足利義氏が築いた西条城が起源とも言われています。その後、次々と城主を変えてきたお城は、明治維新を迎えると、天守閣をはじめその大半は、解体されてしまうことになりました。

現在は建物の一部を復元・再建した公園になっています。小規模ながら見ごたえのある建築物や庭園が一般に開放されており、本丸丑寅櫓(ほんまるうしとらやぐら)や真鍮が飾られていたという鍮石門(ちゅうじゃくもん)、茶の湯文化を伝える数奇屋風邸宅の旧近衛邸、目に美しい京風庭園の尚古荘などが見どころです。旧近衛邸では名産のお抹茶のサービスがありますよ。

2.西尾に来たなら「あいや」で一服

1888年創業の老舗抹茶メーカー「あいや」。観光の休憩がてら、こちらでお抹茶をいただきましょう。「あいや」はただの御茶所ではなく、抹茶の歴史やその製造過程を紹介する工場見学ができます。自分自身で茶葉をひいたり、お抹茶を点てたりできますので、ぜひ体験したいもの。

また、店舗では抹茶をはじめとした玉露や煎茶などの各種茶葉、抹茶のお菓子、茶道具などを購入できます。大切な人や自分自身へのお土産に買っていく観光客も多いんですよ。西尾観光の休憩は抹茶で決まり!ぜひおいしい抹茶を堪能してくださいね。

3.独創的な体験型ミュージアム「三河工芸ガラス美術館」

市内にある観光スポット「三河工芸ガラス美術館」は、一般的なガラス美術館とは全く異なったコンセプトで設立された、非常にユニークなガラスミュージアム。展示物であるガラスと、それを見る人を限りなく一体化させるような、ただ見るだけでは終わらないアプローチが自慢です。

見どころは2000年にギネス登録された当時世界最大の巨大万華鏡。人が万華鏡に入って中から眺めることができるという他ではできない体験です。また、ガラス工芸を体験できるコースやオリジナルのガラス製品をオーダーメイドできるのも魅力的。ショッピングコーナーでは、万華鏡の自作キットも販売しているので、お土産にひとついかがですか?楽しい観光スポット「三河工芸ガラス美術館」へ行ってみましょう。

4.吉良家ゆかりの菩提寺「華蔵寺」

歴史ファンには名高い観光スポットがここ「華蔵寺(けぞうじ)」。このお寺は「忠臣蔵」の適役として有名な吉良上野介義央ほか、吉良家代々のお墓がある菩提寺です。吉良上野介というと悪役のイメージがあるかもしれませんが、地元では名君との誉高い吉良領主でした。

塩田開発や治水など、領民のために善政を行っていたため、現在でも命日の12月14日には、毎歳忌(まいさいき)法要が行われ、たくさんの参拝客が訪れています。そんな華蔵寺の見どころは、大家・池大雅作が花鳥風月を描いた44面ものふすま絵や、枯山水が見事な庭園です。吉良上野介義央の木像ほか、吉良家にまつわる文化財も多数見学できます。

5.子どもたちものびのび!「愛知こどもの国」

西尾観光で子供と一緒に楽しむなら、「愛知こどもの国」がオススメ!100万平方メートルにもおよぶ三河湾に面した広大な敷地に、子どもたちが思いっきり楽しんで遊べる施設がたくさんあります。入園無料なのもうれしいポイント!「あさひが丘」「ゆうひが丘」という2つの山があり、自然いっぱいの中に施設が点在しているので、大人も子どもも気持ちよく過ごすことができますよ。

「ゆうひが丘」では、工作をしたり乗り物や遊具で遊んだり。虹の広場で海を眺めるのも素敵です。、「あさひが丘」では、ザイルクライミングや「ドラゴン」という全長130mにも及ぶトンネル型ジャングルジム、全長100mもの長い滑り台が楽しめます。他にもアクティビティはたくさんある「愛知こどもの国」で思いっきり遊び尽くしましょう!

6.日本初の古書ミュージアム「西尾市岩瀬文庫」

出典: ja.wikipedia.org

市内の観光スポット「西尾市岩瀬文庫」は、創立してから100年にもなる「古書の博物館」。西尾市出身の瀬弥助氏が、1908年(明治41年)に私立図書館というスタイルで西尾市岩瀬文庫を設立。戦後、市に経営が移行し、2003年(平成15年)に日本で最初の「古書の博物館」として心機一転、オープンしました。

西尾市岩瀬文庫には膨大な数の蔵書があり、江戸時代より前の古書から近代の実用書に至るまで、重要文化財も含め約8万冊!そんな中から公開された希少な蔵書を見学していると、古書を通して、様々な角度から日本の歴史に触れることができますよ。体験型のユニークな展示コーナーもあるので、ゆっくりと時間をとって見学したい観光スポットです。月曜は休館日、スケジュールを確認して出かけましょう。

◎まとめ

今回は、歴史と文化が薫る抹茶の里と題して、西尾の観光スポットを厳選してご紹介しました。西尾観光において抹茶ははずせません。西尾市観光協会のマスコットキャラクター「まーちゃ」もあなたを待っていますよ!美味しい抹茶で一休みしながら、市内各所の観光スポットを巡ってみてください。

西尾城の跡地「西尾市歴史公園」や吉良家ゆかりの菩提寺「華蔵寺」、江戸時代の古書を見学できる「西尾市岩瀬文庫」など見どころがたくさん。子どもたちが目いっぱい遊べる「愛知こどもの国」や「三河工芸ガラス美術館」の巨大万華鏡もお忘れなく!歴史も文化も抹茶も、全部まとめて楽しめる街です。ぜひ下調べを万全にしてお出かけ下さいね。

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