ムンバイの観光スポット36選|古き街並みも残すインドの近代都市

ムンバイの観光スポット36選|古き街並みも残すインドの近代都市

ムンバイはインド西海岸に面するマハーラーシュトラ州の州都で、インド最大の国際都市です。人口約1300万人のムンバイでは、イスラム教、ジャイナ教、仏教、ゾロアスター教、キリスト教などさまざまな宗教を信仰する人達が、独自の文化をつくっています。

また、ムンバイは南アジア屈指のビジネス都市でもあるので、市内には近代的な高層ビルが林立し、ビジネス街が広がっています。しかし一方では、イギリス統治時代の建物も数多く残る、新旧のインド文化が融合する魅力ある大都市です。

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ムンバイの観光スポット36選|古き街並みも残すインドの近代都市

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1.インド門

インド門(ムンバイ)

インド門はムンバイのタージ・マハルという人もいるほど、ムンバイ市内で一番観光客が集まる人気の観光スポット。建材に玄武岩を使って建てられた建物は力強く、当時のイギリスの権威と威厳を感じます。

インド門の反対側にはインドの「誇りと勇気」の象徴であるチャトラパティ・スヴァージーの像が建っているので、そちらも併せて観光したいですね。インド門周辺はムンバイ市内のホテル街になっているので、ホテルからもアクセスしやすい観光スポットです。

また、日が落ちるとインド門はライトアップされ、昼間とはまた違った表情を見ることができます。ホテルやレストランで食事をすませたあとに、ムンバイの街並みを散策しながら訪れてみるのもいいかもしれませんね!

2.チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(ムンバイの世界遺産)

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅はムンバイ市内に残るコロニアル様式の建物を代表する建築物でもあります。2004年にはユネスコの世界遺産にも登録された正真正銘の歴史的建造物。チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅は、観光スポットになっているだけではなく今でも駅として使われていて、インド国内では1日の最大乗降者数を誇るムンバイを代表する鉄道の駅でもあります。

外観はバラ窓や時計がついていて、ゴシック建築の要素もつかわれており、美しく壮麗でまるで教会を思わせるような建物。ムンバイ観光の際はぜひとも一枚記念写真を撮っておきたい観光スポットのひとつです。

3.ハッジ・アリー霊廟

ハッジ・アリー霊廟

ムンバイ市内のマハーラクシュミー湾に建つハッジ・アリー霊廟はイスラム教の聖地とされている観光スポット。観光客はもちろん、ムンバイに訪れたイスラム教徒達で賑わっています。

飛行機でムンバイに訪れるとハッジ・アリー霊廟は、まるで海の上に浮かんでいる建物のよう。それゆえ、観光客からはムンバイで最も印象に残る景色だと言われています。ムンバイに来たらぜひとも見ておきたい観光スポットのひとつですよね!

また、霊廟からは夜になるとオフィスビル群の夜景をみることもできます。イルミネーションで輝き、神秘的な姿になったハッジ・アリー霊廟と一緒に見るオフィスビルの夜景は、まるで映画のワンシーンのように神秘的。

4.エレファンタ石窟群

エレファンタ石窟群

エレファンタ石窟群は、ムンバイの東部の海に浮かぶエレファンタ島にあるヒンドゥー教の石窟寺院。エレファンタ島には7つの石窟寺院があって、シヴァ神を祀っています。

7つある寺院の中で、1番大きい寺院が第1窟。 装飾された沢山の柱で支えられている天井は、なんと高さ約6mもあり観光客を圧倒しています。 大ホールの壁には大きなシヴァ神の三面上半身像が彫られていて、 その迫力と彫刻の精工さに目を奪われること間違いなし!大ホールの壁には、そのほかにもさまざまなシヴァ神の像が掘り込まれていてすごく見ごたえがあり、ムンバイの遺跡観光スポットの要とも言える場所です。

5.チョウパティー・ビーチ

チョウパティー・ビーチ

チョウパーティービーチはムンバイの超高層オフィスビル群を遠くからのんびりと眺めることができる、最高のロケーションがあるビーチです。サンセットタイムには西に沈む夕日がムンバイの高層オフィスビル群のシルエットを映し出し、幻想的な風景を目にすることができます。

ロマンチックな雰囲気に浸れるのでカップルでの観光旅行者には特におすすめのムンバイ観光スポット。チョウパーティービーチで夕日をしっとりと堪能してみてはいかがでしょうか?

6.カンヘーリー石窟寺院

カンヘーリー石窟寺院

ムンバイ市内の中心部から北へおよそ42kmにあるサンジャイ・ガンディー・ナショナルパーク。このサンジャイ・ガンディー・ナショナルパークは仏教の石窟寺院群で、全部でなんと109もの石窟を観光できるスポットです。

石窟の中は長い時のあいだにかなり風化していますが、2000年以上前に造られたとはとても思えないほど保存状態がいいものもあります。細かい彫刻やダイナミックかつ精工につくられた仏像は思わず時間を忘れて眺めてしまうことでしょう。

また、この国立公園の中にはムンバイ周辺の貴重な自然動物や植物なども多数生息しているので、広大な敷地の中を散策してみると思わぬ動植物に出会えるかもしれません。

7.チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ(旧:プリンス・オブ・ウェールズ博物館)

チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤ(旧:プリンス・オブ・ウェールズ博物館)

チャトラパティ シバジ マハラジ バストゥ サングラハラヤは、旧名:プリンス・オブ・ウェールズ博物館という名前のムンバイで一番有名な博物館です。博物館の外観はドーム型の屋根をもつインド風の建物で、周りにはヤシの木や南国の植物が植えられ、ジャングルのような敷地の中に建っている観光スポット。

館内は、「美術」「考古学部門」「自然史部門」で分かれた展示になっており、ムンバイの歴史や文化、芸術を順をおって知ることができます。視覚的にも楽しめる展示内容ですが、日本語のオーディオガイドもレンタルできるので、外国語の苦手な観光客でもムンバイの歴史を深く知ることができるのはうれしいですね。

また、この博物館では料金こそかかるものの、カメラを持ち込んで撮影することもできます。ムンバイ観光の記念に思い出の一枚をどうでしょうか?

8.マウントメアリー教会

マウントメアリー教会(ムンバイ)

聖母マリアを祀っているこの教会はムンバイで最も有名で権威のあるカトリック教会。ムンバイで最も美しい教会とも言われており、観光客からも人気のある観光スポットです。

キリスト教徒ではない観光客でも、教会の中に入ることができます。ドーム型の天井や内壁に描かれた宗教画は、カトリック教徒でなくても思わず見入ってしまうパワーがあり、惹きつけられるものがあります。

教会の近くには露店なども出店されているので、ムンバイの街をゆっくりと歩いて観光する際にはぜひとも立ち寄りたい観光スポットのひとつです。美しい教会の前で記念撮影をすれば、忘れられないムンバイ観光の思い出になることでしょう。

9.ムンバーデーヴィー寺院

ムンバーデーヴィー寺院

ムンバイのフォート地区の北側に位置するムンバーディーヴィー寺院は下町情緒の溢れる、ムンバイ市民に愛されているヒンドゥー教寺院の観光スポットです。

ムンバーディーヴィー寺院では「ムンバディ」という名前の女神を祀っていて、この女神の名前が「ムンバイ」という街の名前の由来にもなったそうですよ。ムンバイ市民から親しまれているムンバディーヴィー寺院は、いつも多くの祈りを捧げるヒンドゥー教信者や観光客で賑わっています。カラフルな色で塗装された仏塔門の細かい装飾がも必見。ムンバイの寺院観光では外せない観光スポットのひとつですね。

10.DR. バウ・ダジ・ラッド・ミュージアム

DR. バウ・ダジ・ラッド・ミュージアム

DR. バウ・ダジ・ラッド・ミュージアムは旧名ヴィクトリア アンド アルバート博物館と呼ばれていた博物館で、たいへん歴史のある博物館です。

この博物館の展示をみれば、ムンバイの歴史をひと通り知ることができます。ムンバイ観光のはじめにはまずこの博物館をみておくと、ムンバイの観光スポットがより深く楽しめるかもしれませんね。ムンバイ市内を模型で見ることもできるなど貴重な展示が多いですが、中でもパールスィー葬場「沈黙の塔」のレプリカは必見!

みなさんもまずはディーアール・バウ・ダジ・ラッド・ミュージアムでムンバイの歴史を予習してから街をまわり、深くムンバイ観光を楽しんでください。

※改修のため、2024年9月時点では現在見学できません。

11.ムンバイ動物園

ムンバイ動物園

ムンバイ動物園はムンバイ市内のジジャマータ・ユーディアン(Veermata Jijabai Udyan)に併設されている、インドで最古の動物園。こじんまりとした動物園ですが、小さな子供を連れて観光するのにはちょうどいい大きさの動物園です。子供はもちろん楽しめる施設ですが、異国の地で動物園にきてみるというのは大人にとっても日本との違いを感じられて面白いかもしれません。

12.マニ・バワン

マニ・バワン

マニ・バワンは、「インド建国の父」として知られるマハトマ・ガンディーがムンバイで滞在していた個人宅を記念館としてリノベーションした観光施設です。この施設に来ればマハトマ・ガンディーのすべてが分かる!といってもいいくらいガンディー関連の展示が充実。マニ・バワンのまたの名はガンディー博物館というのも納得できます。

1階はガンディーの著書や関連書籍などが集められた図書館になっています。2階の展示室にはガンディーが生前におこなった活動が人形にして再現されていて、外国語が苦手な観光客でも充分楽しめる内容になっていますよ。3階には実際にガンディーが使っていた遺品や部屋が保存してあり、興味深い観光スポットになってます。マニ・バワンもムンバイ観光のオススメ観光スポットのひとつです。

13.沈黙の塔

沈黙の塔(ムンバイ)

出典: PP Yoonus (CC BY-SA 3.0)

沈黙の塔は、紀元前6世紀頃にインドで誕生した宗教で、世界で最も古い一神教とよばれている宗教「ゾロアスター教」の施設。今でも10万人の信者がインド国内にいるそうで、そのムンバイでゾロアスター教の儀式が執り行われる場所がこの「沈黙の塔」です。

「仏教」「ヒンドゥー教」を産んだ宗教大国インドの旅で、インドが産んだもう一つの古代宗教「ゾロアスター教」が残した遺跡を観光してみてはいかがでしょうか?

14.ドビー・ガード

ドビー・ガード

マハラクシュミ駅の線路沿いにムンバイ最大の洗濯場である「ドービーガード」があります。ドビーというのは、インドの階級制度「カースト制度」の中で、洗濯をする人たちのこと。このエリアの人達は今でも、手洗いで洗濯をしています。

ドービーガードの中に入ることもできますが、法外なチップを請求されるなど治安が良い場所とは言えません。マハーラクシュミー駅の南にある橋からドービーガードの様子を上から観光することができるので、観光客はそこからカメラで撮影するようにしましょう。

15.タージ・マハルホテル

タージ・マハルホテル

タージマハルホテルは世界中のVIP御用達の、ムンバイはもとよりインド国内でも最高級のハイクラスホテル。インド門と同じくらい有名な観光スポットのひとつで、泊まらなくても観光の記念に写真を撮りたい観光スポットです。

タージマハルホテルは客室数565室の内、スイートルームが46室!ムンバイ港の中心地に建っていて、海に面してパレス棟とタワー棟が建っています。隣にはムンバイを代表する観光スポットのインド門があり、立地もサービスも文句の付けどころがないホテルです。

16.サンジャイ・ガンジー国立公園

サンジャイ・ガンジー国立公園

ムンバイ市内中心部から北へ42kmほどいったところにサンジャイ・ガンジー国立公園があります。サンジャイ国立公園の中にはカンヘーリー石窟寺院や、ライオンサファリなどの観光スポットが入っています。この公園はなんといっても東京ドーム22個分の敷地面積を誇る巨大パークなので、ある程度体力がある時に訪れたい観光スポットです。

公園内にはムンバイ周辺の動物が野生に近い状態で飼われています。野生のトラやサル、ヒョウも生息。8月から11月には蝶類が、10月から4月は鳥類を見ることができ、中には珍しい希少種がいるかもしれません。ムンバイ観光の際はサンジャイ・ガンジー国立公園で、インドの大自然を感じてみませんか。

17.グローバル・ヴィパッサナー・パゴダ

グローバル・ヴィパッサナー・パゴダ

グローバル・ヴィパッサナー・パゴダはムンバイ市内にある金色に輝くミャンマー式の仏塔です。ここグローバル・ヴィパッサナー・パゴダには毎日仏教信者や観光客が訪れ賑わっています。パゴダの中には、ブッダの生涯とブッダの教えについての絵が100枚以上展示されています。言葉がわからなくても楽しめる内容になっているので、外国語の苦手な観光客にはありがたいですね。

このパゴダはヴィパッサナー瞑想を実践するための場所です。ヴィパッサナー瞑想とは「ものごとをありのままに見る」というインドで1番古く歴史のある瞑想法のひとつ。せっかくのインド、ムンバイへの観光旅行なので、アナタもヴィパッサナー瞑想を体験してみてはいかがですか?

18.シュリー・シッディビナヤック寺院

シュリー・シッディビナヤック寺院

シュリー・シッディビナヤック寺院は、象の顔と人間の体を持つ日本でも有名なヒンドゥー教の神様”ガネーシャ神"を祀っているムンバイ市内の寺院です。

たくさんの神さまがいるインドでも、ガネーシャは絶大な人気がある神様。商売の神様として広く知られているガネーシャ神ですが、実は学問の神様でもあります。ガネーシャ像は、学生さんへのお土産にもぴったりです。

19.マハーラクシュミー寺院

マハーラクシュミー寺院

出典: By No machine-readable author provided. Nichalp assumed (based on copyright claims). - No machine-readable source provided. Own work assumed (based on copyright claims)., CC BY 2.5, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=619875 (CC BY 2.5)

マハラクシュミ寺院は女神マハラクシュミ寺院を祀っているヒンドゥー教の寺院です。地元の人から愛されている寺院で、毎日ムンバイに住むたくさんのヒンドゥー教信者が訪れ、開運や商売繁盛を祈っています。観光客でも入りやすい雰囲気の寺院なので、マハラクシュミ寺院寺院を観光するとムンバイの人々の気取らない日常が垣間見れるでしょう。

また、寺院の本堂から後ろにある海まで降りることができる階段があり、降りていくと海に突き出した、ハッジ・アリー廟を眺めることができますよ。寺院の周りにはショッピングスポットになっていて、高級ショップから屋台までが軒を連ねるムンバイらしいエリアなので、歩いて観光してみると面白いかもしれません。

20.コンチネンタル・ジュエラーズ

コンチネンタル・ジュエラーズはムンバイ在住の日本人や日本人観光客御用達の高級ジュエリー店。店内は清潔で高級感があり、質の良いジュエリーを安心して購入できます。

王朝時代のデザインを用いたブローチやネックレスなど、インドならではの高いデザインのジュエリーが揃っているコンチネンタル・ジュエラーズ。男性は奥さんや彼女へムンバイ観光土産を購入するのにもオススメできるショッピングスポットです。女性はムンバイ観光の記念に、自分へのご褒美としていかがでしょうか。

21.ワルケーシュワル寺院

ワルケーシュワル寺院(ムンバイ)

出典: By 邰秉宥 - originally posted to Flickr as Banganga, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5873712 (CC BY-SA 2.0)

マラーバル・ヒルの端に位置するワルケーシュワル寺院はムンバイにある建築物の中で1番古い寺院建築です。熱心な地元ムンバイのヒンドゥー教徒たちが、常に線香をたやすことなく焚き、いつもたくさんの供え物がささげられています。

近代化したオフィス街がある一方で、ワルケーシュワルのような古い寺院も残っており、新旧が混じり合っているのがムンバイの大きな魅力。そういう意味ではワルケーシュワル寺院はムンバイの魅力を1番感じられる観光スポットともいえるでしょう。

22.ジャイナ寺院

ジャイナ寺院(Jain Temple)

出典: originally posted to Flickr as Jain temple in Bombay (CC BY-SA 2.0)

ジャイナ寺院(Jain Temple)はムンバイのマラーバル・ヒルにあるジャイナ教の寺院です。日本人観光客にはあまり縁のないジャイナ教ですが、ジャイナ教は一切の殺生を禁じている宗教。ヒンドゥー教の寺院と比較すると静かで落ち着いている雰囲気が感じられます。

Jain Templeはジャイナ教信者ではない観光客でも、靴を脱いで中を拝観することができるのがうれしいですね。お寺の内装は大理石で造られていて、奥には本尊が飾られています。内壁は柱や壁に繊細な彫刻や宗教画が施されいて見ごたえがある観光スポット。ムンバイの寺院観光にはぜひとも来たい寺院のひとつです。

23.クロフォード・マーケット

クロフォード・マーケット

ムンバイ最大級のマーケットがこちらのクロフォードマーケット。食料品はもちろんのこと生活雑貨もズラリと並んでいます。オススメなのはスパイス類です。ムンバイ観光のお土産に買っていくと喜ばれるかもしれませんね。

石造りの外観もまたこのマーケットの魅力の一つ。ぶらぶらと散策するだけでも楽しめること間違いなしですよ。

24.ムンバイ大学

ムンバイ大学

世界の美しい大学10選にも選ばれたムンバイ大学は、イギリス人の建築家ギルバート・スコットによりデザインされたコロニアル建築の建物です。

ロンドンを彷彿とさせるタワーやキャンパスの中央に立つ高さ80mのゴシック様式の時計塔は、ムンバイ大学のシンボル「ラジャバイ時計台」。キャンパス内には撮影スポットが沢山あるので、カメラ片手に歩いてみるのも楽しいかもしれません。

25.エッセルワールド

エッセルワールド

出典: KartikMistry (CC BY-SA 4.0)

エッセルワールドはムンバイで最も人気のあるアミューズメントパーク。地元ムンバイのカップルや若者からも大人気です。

エッセルワールドは大人も楽しめるアミューズメントパークになっているので、家族連れの観光客はもちろん老若男女みんなが楽しむことができますよ。アクティブな観光を楽しみたい方におすすめのスポットです。

26.ジャハンギール・アート・ギャラリー

ジャハンギール・アート・ギャラリー

出典: Suryanarayan Ganesh - originally posted to Flickr as mum 028 (CC BY-SA 2.0)

ムンバイ中心部、プリンス・オブ・ウェールズ博物館の隣に1952年にオープンしたのがジャハンギール・アート・ギャラリー美術館です。プリンス・オブ・ウェールズ博物館ではインドの伝統工芸や伝統的な絵画作品を展示していましたが、ジャハンギール・アート・ギャラリーではインドの現代アートが展示されています。新旧の芸術を比較してみるのも面白いムンバイ観光になるでしょう。

館内に設けられた展示ホールでは、観光客向けに色々なアートイベントを開催。施設内にはオシャレなカフェがあり、のんびりとした時間を過ごすことができます。現代インドの芸術に触れながら、ゆっくりとした時間を過ごせるスポットです。

27.ボンベイストア

ボンベイストア

出典: Kambletrupti (CC BY-SA 3.0)

ボンベイストアは、インド土産が揃うムンバイのデパート。サリー、インド紙、紅茶、人気のエッセンシャルオイルやアロマキャンドルまで、ボンベイストアに来ればムンバイ観光土産にありそうなものは大抵揃っています。

ほかにも大理石の仏像や、真鍮のガネーシャ神やブッダなど、ヒンドゥーや仏教やジャイナ教の置物など、ムンバイならではの商品は見るだけでも楽しいですね。ムンバイ土産を買うには一押しのスポットです。

28.マリーン・ドライブ

マリーン・ドライブ

マリーン・ドライブは別名「女王のネックレス」とも呼ばれていて、半円形の湾に沿うように美しく弧を描くように計画された、散歩道と車道からなる道路のこと。夜になって街灯が点灯すると、まるで女王のネックレスのように美しく輝きます。

マリーン・ドライブは夕方頃になると、地元ムンバイのカップルや、若者達がどこからともなく集まってきて賑わいます。潮風に吹かれながらムンバイの夕日が沈んでいくのを眺めるのも素敵ですね。

29.ラジャバイ時計台

ムンバイ大学 ラジャバイ時計台

ムンバイ大学の図書館の入口にラジャバイ時計台があります。ラジャバイ時計台は1878年にイギリスの建築デザイナー、ジョージ ギルバート スコットのデザインによって建てられた観光スポット。ロンドンのビック・ベンをモデルにして建てられたこともあり、インドがイギリスに統治されていた時代を感じる建物です。

高さは85mのイタリア風のネオゴシック様式のオシャレな建造物で、今はムンバイ大学キャンパスのランドマークとなっています。美しい外観をしているのでムンバイ観光の記念に写真に残しておきたい、観光モニュメントの一つです。

30.マハラクシュミ・レース・コース(競馬場)

マハラクシュミ・レース・コース(競馬場)

マハラクシュミ・レース・コースはムンバイ市内の美しい景色をみることができるムンバイの競馬場です。普段から競馬好きな方には当然オススメの観光スポットですが、競馬に興味の無い方でも洗練されたボディのサラブレッドが走る向こう側にムンバイの超高層ビル群が立ち並ぶ景色は壮観!

レースは毎週日曜日に行われており、マハラクシュミ・レース・コース観光のベストシーズンは11月から4月です。日本で競馬をやらない方も、ムンバイ観光の機会に競馬デビューしてみてはどうでしょうか。きっと忘れられないムンバイ観光の思い出になりますよ。

31.ホーニマン・サークル・ガーデン

ホーニマン・サークル・ガーデン

ホーニマン・サークル・ガーデンはムンバイ南部にある公園の中で1番大きい公園。商業施設や高層ビルが立ち並ぶオフィス街のちょうど中心にあります。昼になると地元のオフィスワーカーや住民もこの公園に癒しを求めて集まってきます。

ムンバイ中心部を観光していて一息つきたい時には、おすすめの観光スポット。観光にちょっと疲れたら、ホーニマン・サークル・ガーデンに立ち寄ってみてください。

32.ハンギング・ガーデン

ハンギング・ガーデン(ムンバイ)

ハンギング・ガーデンは1880年に造られた歴史のあるムンバイの公園です。1921年に今の大きさまで拡大されました。カムラ・ネルー公園の向かいにあって、整備された綺麗な花壇もある緑豊かなムンバイの観光スポットです。

園内にはゾウや馬やガチョウや牛やカバなど動物の形に形造られた植栽は、ハンギング・ガーデンの名物。家族連れでの観光に特にオススメのスポットです。

33.ワンケデ・スタジアム

ワンケデ・スタジアム(ムンバイ)

出典: G patkar (CC BY-SA 3.0)

インドの国技「クリケット」の聖地と呼ばれているワンキード・スタジアム。クリケットワールドカップのスタジアムとして使用されたこともあり、インドを代表するクリケットのスタジアムです。

ムンバイ観光の際はワンキード・スタジアムに来て、熱いインド人サポーターたちとクリケットを観戦してみてはどうでしょうか。インドの熱気を感じることができる観光スポットです。

34.アフガン教会

アフガン教会(ムンバイ)

アフガン教会は、第1次アフガン戦争の犠牲者を弔うためにイギリスによってムンバイに建てられた教会で、信者ではない観光客も中に入ることができます。

チャペル内部には美しいステンドグラスがあり、陽が射し込むと芸術的な景色が広がります!柱や壁には細部まで繊細な装飾が施されたアフガン教会は、見ごたえのある観光施設。クリスマスイブにはなんと数千人もの観光客がこの教会に訪れるそうですよ。

35.ネイルー・サイエンス・センター

ネイルー・サイエンス・センター

出典: Ananyaalien (CC BY-SA 3.0)

ムンバイ市内にあるネイルー・サイエンス・センターは、科学に関する展示をしているサイエンスアミューズメントパーク。展示の内容が体験型だったり視覚的に楽しむものが多いので、外国語が苦手な観光客の方でも楽しめます。

ユニークでダイナミックな展示が多く、中でも巨大な人間の心臓のモデルには人が入ることもできますよ!子供はもちろん、大人でも楽しめるネイルー・サイエンス・センターは3D映画の上映もおこなっています。雨の日のムンバイでも安心して遊べる観光スポットとして、家族連れには特にオススメしたいムンバイの屋内施設です。

36.ケネセス・アリヤフ・シナゴーグ

ケネセス・アリヤフ・シナゴーグ

ケネセス・アリヤフ・シナゴーグは、現役の最も古いユダヤ教の教会です。ムンバイで最古のビクトリアン様式で造られた建築物で、美しい水色の塗装が鮮やかな外観が目を引きます。

内部のステンドグラスも見事で、太陽の光が差し込むと芸術的な柄を床に映し出しますよ!現在でもムンバイに住むユダヤ教徒たちの信仰の中心として、心の拠り所になっている観光スポットです。

◎ムンバイの観光スポットまとめ

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(ムンバイの世界遺産)

遺跡をはじめとした歴史ある観光スポットから、近代的なアミューズメントパークまで見どころが盛りだくさんのムンバイ。人口も増え、発展目覚ましいインドなので、ムンバイにはこれからアミューズメントパークや観光施設がどんどん増えていくでしょう。次の大型連休を利用してあなたもムンバイ観光にでかけてみてはいかがですか。

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