名称:農村工芸体験館
住所:愛媛県伊予郡砥部町総津117
公式・関連サイトURL: https://www.town.tobe.ehime.jp/soshiki/30/kougeitaikenkan.html
愛媛には魅力的な特産品がたくさんあることをご存じですか?自然に恵まれ穏やかな気候の愛媛県ではみかんをはじめとする柑橘系の果物の生産が盛んです。瀬戸内海の海産物、宇和海の養殖真珠、タイやハマチなども有名で、そんな名産を使った郷土料理がたくさんあります。
また、伝統産業も盛んで、水引や桜井漆器、菊間瓦、砥部焼、和紙、伊予絣など、土産物や贈答品としても喜ばれるものが盛りだくさん。今回は、そんな愛媛の特産品作りや愛媛ならではの体験ができるオススメ観光スポット13選をご紹介します。愛媛でしか過ごせない特別な時間を体験してください。
目次
愛媛でしかできない体験をしよう!オススメ観光スポット13選
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1.砥部焼作りを体験「農村工芸体験館」
砥部焼とは愛媛県砥部町を中心に作られる二百十余年の歴史がある陶磁器。厚みのある白磁に薄い藍色の手書きの図案、頑丈でひびやかけが入りにくいことが特徴です。
愛媛県伊予郡砥部町にある「農村工芸体験館」では、この砥部焼作りが体験できます。講師の方が丁寧に教えてくださるので陶芸が初めての方も安心ですよ。お時間がある方は電動ろくろプランで実用的なお茶碗や小鉢を作るのがオススメ。練習の時間も設けられていますし、何度失敗しても時間内であればやり直しができます。
お子さんと一緒にという方、絵付けも自分でしたいという方は自由度の高い手びねりプランがオススメ。1㎏の粘土を好きな形に成形でき、素焼き前でも絵付けができます。また、陶芸は苦手という方には絵付けのみのプランもありますよ。自分にあったプランで、自分だけの器を作ってみてくださいね。
(※営業時間:9時~17時 定休日:火曜日)
2.伊予絣(かすり)を知ろう「民芸伊予かすり会館」
絣(かすり)とは、文様の図案に沿って経糸か緯糸、又は両方の糸を染めておき、それを用いて織った織物です。素朴で温かみがあり、しっかり織られた丈夫な生地でお洗濯にも強い優れもの。愛媛で作られる伊予絣は、久留米絣、備後絣とともに日本三大絣のひとつとされています。心を込めて紡いだ糸を丁寧に藍で染め、丹念に織り上げてでき上がる絣は、使えば使うほど優しくなじみ、味わいを増す魅力的な逸品です。
愛媛県松山市にある「民芸伊予かすり会館」では絣作りで大切な工程、天然の藍による染色が体験できます。
営業時間: 8時10分~16時50分(2016年12月21日より8時~16時に変更)
年中無休:(ただし12月31日、1月1日は15時まで)
料金:天然藍染体験1,800円(所要時間約1時間)
※情報は2016年11月15日現在のものです
植物染料で化学的なものを一切使っていないため、お肌に優しいハンカチを作ることができますよ。また、館内の工場で機織りを見学したり、民芸品売り場で伊予絣を使った小物や洋服を愛媛観光のお土産に買ったりするのもオススメです。
名称:民芸伊予かすり会館
住所:愛媛県松山市久万の台1200
公式・関連サイトURL: http://e-hime.jp/kasuri/index.php
3.菊間瓦の原料でオリジナル作品を作ろう「かわら館」
菊間瓦は、愛媛県今治市菊間町に由来する技や製法により製造された粘土瓦のことです。職人が一枚一枚丁寧に仕上げた瓦は、独特のいぶし銀の美しさがあり、神社仏閣に使われています。
愛媛県今治市にある「かわら館」は瓦のふるさと公園内にあり、菊間瓦の原料である瓦粘土を使ってオリジナル作品作りを体験できる愛媛の観光スポット。中でも手形作りは小さなお子さんでも簡単にできて、記念にもなるのでオススメです。好きなマスコットの灰皿や小物入れ、ペットの置物なども楽しく作れそうですね。造形が苦手な方には粘土板に絵を描いたり、文字を刻んで仕上げたりする方法もあるのでご安心ください。
営業時間:9時~17時(受付15時まで)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
※情報は2016年11月15日現在のものです
菊間瓦をテーマにした園内には遊具や展望台、菊間瓦でできた十二支のオブジェがあり、幅広い年代の方に楽しんでいただけます。
名称:瓦のふるさと公園実習館(かわら館)
住所:愛媛県今治市菊間町浜3067
公式・関連サイトURL:http://www.city.imabari.ehime.jp/kouen/kawara/
4.大洲和紙の工場で紙漉き体験 「天神産紙工場」
愛媛県を流れる小田川の澄んだ水を使って作られる大洲和紙。その歴史は古く、平安時代から作られていたといわれています。書道用紙、寺院や茶室の障子紙、愛媛の伝統行事「大凧合戦」に貼られる凧紙に用いられ、特に書道用紙は薄くて強く、漉きむらがないため日本一と称されるほどです。
愛媛県喜多郡内子町にある「天神産紙工場」は、製造工程の見学と紙漉き体験ができるオススメ観光スポット。職人の方が手取り足取り教えてくれるので、経験がない方も安心して和紙を作ることができますよ。
営業時間、平日8時30分~17時(紙漉き体験 8時30分~15時)
定休日、土日曜日、祝日(大洲和紙会館は無休)
※情報は2016年11月15日現在のものです
また、敷地内にある大洲和紙会館では評判の書道用紙はもちろん、和紙で作られた可愛い小物やレターセットを購入することができます。伝統工芸士や職人の手作業で丁寧に作られる大洲和紙のよさを感じてみてはいかがでしょうか。
名称:天神産紙工場
住所:愛媛県喜多郡内子町平岡1240-1
公式・関連サイトURL:http://www.ikazaki.ne.jp/crafts/t-index.htm
5.水引細工を無料体験「愛媛県産業技術研究所 紙産業技術センター」
水引は元結(江戸時代に髪を束ねるために使われた細い紐)をきっかけとして、愛媛県で繁栄してきた伝統工芸です。明治以降、元結の接収が減少してからは製法の近い水引の生産に移行し、現在では長野県飯田市に次ぐ生産量を誇ります。
愛媛県四国中央市にある「愛媛県産業技術研究所 紙産業技術センター」は、紙に対する理解と関心を深め、見て触れて体験ができる観光スポット。金封や結納飾りなどに広く使われる水引細工作りが無料体験できます。あわじ結びなどの伝統的な結び方を学べる基本から、初級・中級・上級編まで、それぞれの段階に応じた作品を作ることができます。
営業時間、9時~17時(水引細工体験 10時~16時 受付15時30分まで)
定休日、月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月27日~1月5日)
料金は無料となっています。
※情報は2016年11月15日現在のものです
研究交流棟の玄関ホールにあるモニュメントは必見!一千人余りの愛媛県民と水引職人が力を合わせた素晴らしい作品もあわせて楽しんでくださいね。
名称:愛媛県産業技術研究所 紙産業技術センター
住所:愛媛県四国中央市妻鳥町乙127
公式・関連サイトURL:http://paper.iri.pref.ehime.jp/
6.みかんの皮でみかん染め体験「和楽路工房(わらじこうぼう)」
初の食品加工室
— ナナ (@pandalaion) July 9, 2013
みかん染めーーʕ•͡દ•ʔ❥ꋧ pic.twitter.com/XDRoC2JFp4
愛媛と言えばやっぱりみかん。愛媛県は一年を通して温和で、畑の土も栄養分を多く含んでいるため、水はけがよいなど、おいしいみかんを作るに適した環境が揃っています。そんな愛媛の物産のみかんを利用して染め物体験ができるのが「和楽路工房」。みかんの皮で絹を染め、美しく清澄感のある黄色に仕上げることができます。
営業時間10時~17時、定休日 盆、年末年始となっています。
※情報は2016年11月15日現在のものです
愛媛県宇和島市にある「和楽路工房」は景色を楽しむこともできるオススメスポット。工房の目の前には宇和海の穏やかな海が広がり、体験を終えた後は見晴らしの良い2階でのんびり過ごすことができます。他にも野草を使った染め物体験、昔ながらの織り機を使った織物体験もあるので、ゆっくり体験を楽しみたい方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
名称:和楽路工房
住所:愛媛県宇和島市三浦東船隠
公式・関連サイト:http://iyokannet.jp/front/spot/detail/place_id/3673/
7.生産量日本一の真珠養殖を体験「土居真珠」
暖かく波が穏やかな海が広がる愛媛県宇和島では、旧時より真珠の養殖が活発です。アコヤ貝の体内に核を入れ、およそ1年から2年ほどかけて立派な真珠へと育てます。日本一の生産量を誇る愛媛だからこそ体験の種類も豊富。今回は「土居真珠」の体験プランをご紹介します。
営業時間9時~17時、定休日は年末年始となっています。
※情報は2016年11月15日現在のものです
愛媛県宇和島市にある「土居真珠」の真珠養殖体験ツアーは、真珠の元となる核をアコヤ貝の体内に入れる核入れ作業と、真珠を取り出す玉出し作業を見学・体験することができる貴重なスポット。良質な真珠の選び方などのセミナーもあり、真珠の知識を深められるので一石二鳥。体験をするだけの通常コースと取り出した真珠を持ち帰ることができるおみやげつきコースがあるのでお好きな方を選んでくださいね。
貝が苦手という方にはオリジナルアクセサリー作りの体験コースもありますよ。
名称:有限会社土居真珠
住所:愛媛県宇和島市三浦西5121-9
公式・関連サイトURL:http://www.doi-pearl.co.jp/
8.ハタダ栗タルト道場に入門しよう「ハタダお菓子館」
愛媛銘菓の「タルト」は約350年も前に長崎から伝えられました。愛媛特産の生柚子を使った香りのよい柚子餡に、栗を組み合わせたのはハタダだけ。菓子大博覧会で最高名誉総裁賞を受賞したハタダの栗タルトはご進物として、愛媛土産としてオススメのお菓子です。
「ハタダお菓子館」は愛媛銘菓のタルトを自分で巻くことができるとても楽しい体験スポット。道場のハッピを着て巻いた自分だけのタルトを、専用箱に詰めて持ち帰ることができます。
営業時間:8時30分~20時(タルト手巻き体験は9時~16時)、定休日:無休
※情報は2016年11月15日現在のものです
スタッフが優しく指導してくれるので、小さなお子さんでも安心して挑戦できますよ。また、製造工程が無料で見学でき、栗タルトの誕生の歴史を紙芝居で学ぶこともできます。茶屋も併設されているため、旅の疲れをゆっくり取ることができるオススメ癒やしスポットです。
名称:ハタダお菓子館
住所:愛媛県東温市牛渕1008-1
公式・関連サイトURL:http://www.hatada.co.jp/shop/okashi-kan.html
9.愛媛の郷土料理を体験「谷本蒲鉾店じゃこ天製造体験工場 できるん」
じゃこ天とはホタルジャコの小魚を骨、皮ごとすり身にして油で揚げた「揚げかまぼこ」のこと。愛媛県の郷土料理です。頭と内臓を除いた小魚をすべて使用しているためカルシウムなどの栄養分も豊富。店舗によってそれぞれ特徴があるため食べ比べをするのも楽しめそうですね。愛媛に行ったら必ず食べたい一品です。
谷本蒲鉾店じゃこ天製造体験工場「できるん」は、じゃこ天の他、ちくわ作りも味わえるおいしい観光スポット。愛媛で捕れた新鮮な小魚とこだわりの塩を使ったできたてのじゃこ天を食べられる贅沢な体験を是非どうぞ。
敷地内には商品販売所「練技館」が隣接しているので、体験では食べられないじゃこカツやかまぼこ、皮ちくわを購入することができます。
名称:谷本蒲鉾店じゃこ天製造体験工場「できるん」
住所:愛媛県八幡浜市駅前1
公式・関連サイトURL:http://www.jyakoten.co.jp/index.html
10.キウイフルーツ王国で収穫体験「自然派農園 愚禿山(ぐとくさん)」
愛媛で有名なフルーツはみかんだけではありません。愛媛県のキウイフルーツの生産量はなんと全国ナンバーワン。種類も大変豊富です。キウイは大きくわけると3種類に分かれます。おなじみの甘みと酸味のバランスがよい緑。大きめサイズでビタミンC豊富な黄。薄黄色の果肉の中央に美しい朱がさし、とっても甘い赤。愚禿山では約12種類のキウイを栽培していますので、きっとお好みに合ったキウイが見つかりますよ。
愛媛県西条市の愚禿山をオススメスポットとして紹介するのは無農薬栽培にこだわりを持っているため。摘み取り園では季節によりほかの無農薬果物の収穫体験もできます。
営業時間、9時~17時 (キウイフルーツ収穫体験は10月中旬から12月中旬)、期間中は無休となっています。 料金は大人1,200円、子供1,000円、幼児600円 ※情報は2016年11月15日現在のものです。
愚禿山オリジナルのキウイを使った珍しい焼肉ダレ、キウイドレッシングなど、ちょっと変わった愛媛土産も購入できますよ。
名称:自然派農園 愚禿山(ぐとくさん)
住所:愛媛県西条市丹原町長野915
公式・関連サイトURL:http://gutokusan.michikusa.jp/index.html
11. 西日本唯一の体験教室「シーボーンアート愛南教室」
シーボーンアート
— ゆらり内海 (@yurariuchiumi) November 19, 2015
海からの贈り物 pic.twitter.com/qRqarVNDNC
シーボーンアートとは海から生まれた美術品という意味。海岸に流れ着いた貝殻や海藻、流木やガラスなどを海からの贈り物として捉え、美術品として蘇らせます。海岸をきれいにでき、なおかつ作品も作れるシーボーンアート。西日本で体験できるのはこの教室だけという愛媛の限定スポットです。
愛媛県南宇和郡にある「シーボーンアート愛南教室」では様々なコースがあります。観光で愛媛を訪れた方には一日で制作できるミニランプ・フォトフレーム製作コースがオススメです。貝殻や海で拾った石から作り出す作品は色味も自然で美しく、インテリアとしても楽しめます。定期的に開かれるシーボーンアート展示会では海藻アートやカラフルなヒオウギガイのステンドグラスなど自然の生んだ素晴らしい作品にも出会えますよ。
名称:シーボーンアート愛南教室
住所:愛媛県南宇和郡愛南町須ノ川286(ゆらり内海2F)
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/2IHWWz
12.気分は海賊!「宮窪瀬戸潮流体験・能島水軍」村上水軍博物館
鳴門の渦潮や来島海峡が有名ですが、日本最強の海賊と言われた村上水軍の本拠地で、要塞に囲まれた「能島」周辺は常に激しい潮流があり、大潮時には最大10ノット(時速約18km)が流れていて、大島と伯方島との間を流れる日本有数の潮流を、間近で体感できます。
営業時間:9時~16時30分
※11月から3月の最終受付は16時)
定休日:月曜日
料金は一般1,000円、小学生500円(小学生未満無料)となっています。
※情報は2016年11月15日現在のものです
愛媛県今治市にある村上水軍博物館は動乱の戦国時代、瀬戸内海を圧制した村上水軍のふるさとを身近に感じられることから、歴史好きにもうれしい体験スポット。村上水軍博物館前をスタート地点とし、能島城跡~船折瀬戸~見近島~伯方・大島大橋を巡る凄烈なクルージングが楽しめます。複雑な潮の流れを熟知した船頭の軽快な舵さばきで波をかき分け、村上海賊の気分を味わってみてはいかがでしょうか。
名称:能島水軍
住所:愛媛県今治市宮窪町宮窪1293-2
公式・関連サイトURL:http://www.noshima.jp/
13.心も体も温まる休憩所で昔の着物体験「文化の里休憩所」
ちなみに、文化の里休憩所では男女ともに着付けをして頂くことができます*\(^o^)/*休日に綺麗な着物でレトロな卯之町の道を歩いて優雅に過ごすことができます🍀 pic.twitter.com/lxHFChI2CV
— せいよ部マネージャー (@SeiyoManager) November 15, 2014
かつて宇和島藩の在郷町・宿場町として栄えていた宇和町卯之町。現代もとどめる情緒ある町並みの中に無料休憩所「文化の里休憩所」があります。古い民家を復元した休憩所には誰でも気軽に立ち寄ることができます。お茶の接待もあるため、ほっと一息つくことができる愛媛のオススメ癒やしスポット。
愛媛県西予市にある「文化の里休憩所」では愛媛の風情ある町並みを着物で散策できる着付け体験ができます。
営業時間:は9時~17時(着付の受付16時まで)、定休日は月曜日、年末年始(12月28日から1月3日)料金は3,000円となっています。
※情報は2016年11月15日現在のものです
100着以上の着物の中からお好きな1着を見つけてくださいね。着物を着たら町を散策。宇和町卯之町には江戸や明治時代から続く老舗旅館や造り酒屋、醤油屋などがあり、和装がとってもなじみます。散策に疲れたら休憩所に戻って、昔懐かしい駄菓子やラムネで一休み。愛媛旅行で古き良き日本の情緒を満喫してはいかがでしょうか。
名称:文化の里休憩所
住所:愛媛県西予市宇和町卯之町3-223
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/H3DCVv
◎まとめ
今回はどれも愛媛でしか味わえない体験プランを集めてみました。特に前半でご紹介した5軒は愛媛の伝統工芸品として国や県から定められているものも多く、古くから伝わるものの独特の良さが感じられること間違いなしです。また、ここでは紹介していませんがマリンスポーツ体験も種類が豊富ですし、みかんの収穫体験ができる農園も数多くあります。リバーストライクという日本では珍しいバイクにのる体験も楽しそうですね。
せっかく新幹線や飛行機を使って遠くまで行ったのに、温泉とグルメだけだなんてもったいないとは思いませんか?愛媛で今までとは一味違う旅スタイルを体験してみましょう。
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