金沢城に気多大社など!加賀百万石で有名な石川の歴史スポット7選

画像出典:Kentaro Ohno

金沢城に気多大社など!加賀百万石で有名な石川の歴史スポット7選

石川県は県都金沢を中心として、古来より歴史スポットとしての文化遺産が多く残されています。とりわけ江戸時代には加賀百万石と謳われ隆盛を誇った加賀藩が奨励してきた伝統工芸や文化、それに伴う史跡などが数多く残されています。ここでは石川県にある色々な史跡をあげながら歴史スポットをご紹介します。

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金沢城に気多大社など!加賀百万石で有名な石川の歴史スポット7選

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1.縁結びの神様として有名な「気多大社」

石川県羽咋市に鎮座する気多大社は古来より格式の高い神社として、奈良時代には北陸の大社として京の朝廷にもその名が知られ、万葉集にも大伴家持が参詣した折の歌が残されています。

能登地方の総鎮守として地域だけでなく全国からも信仰を集める神社で、近年では、御祭神の大国主神(おおくにぬしのかみ)と須勢理毘売命(すせりびめのみこと)が数多くの困難を乗り越えて結ばれたという故事から、縁結びのご利益があるということで、良縁と恋愛成就を願う人たちが多く参拝に訪れているという石川屈指の歴史スポットです。

境内には“入らずの森”と呼ばれる広大な社叢があり、その内に一般の方の参拝は不可能となっている奥宮が安置されており、約3万㎡の中に様々な常緑広葉樹が密生していて、樹齢百年を超える樹木が多くあり、国の天然記念物に指定されています。

2.文化の象徴!「金沢城」

石川県のシンボルで、文化の象徴でもある金沢城は訪れる価値ありの歴史スポットです。加賀一向一揆により実質実権を手にした本願寺が天文15年(1546)に金沢御堂(尾山御坊)を建立したのですが、同じ地に天正8年(1580)に佐久間盛政が築城しました。

その後初代加賀藩主前田利家が入城して本格的な城造りがなされ、以降加賀百万石前田家の居城として栄華を誇り、外庭であった岡山後楽園や水戸偕楽園とともに日本三大名園のひとつとされる兼六園とともに歴史的な意義を含め石川県民の誇りでもあり宝とされている歴史スポットとなっているのです。

良く知られている「石川門」や「三十間長屋」といった歴史的な建物の他、近年になって再建された菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓も一見の価値があり、兼六園内の構造物や植物なども含め見どころがいっぱいです。

3.歌舞伎勧進帳でご存じ「安宅の関」

安宅の関は、石川県小松市安宅町の遠くに霊峰白山や日本海を望む風光明媚な小高い砂丘と松林のなかに遺跡として残されている歴史スポットです。判官びいきの言葉言葉の由来ともなった悲運の武将源義経には日本全国に多くの義経伝説が残されていますが、石川県内にも加賀や能登地方に幾多の伝説が伝えられていて、中でも安宅の関での逸話が有名となっています。

義経が兄頼朝の怒りに触れて討伐の憂き目にあい、奥州平泉に落ち延びようと、この安宅の関を通る際に、関守富樫左衛門泰家に見とがめられて厳しい尋問を受け、家来弁慶が機転をきかして危機を乗り切ったという逸話が謡曲や歌舞伎「勧進帳」によって良くご存知のことでしょう。

清きは文治三年の関の歌碑が建てられていて、台石に”智・仁・勇”と刻まれた義経、弁慶、富樫の像も建てられています。

4.縄文文化の貴重な遺跡が残されている石川県の歴史スポット「真脇縄文遺跡」

石川県鳳珠郡能登町の真脇遺跡周辺の丘陵地に位置し、今から約6000年前の縄文時代前期初期~約2300年前の晩期終末の遺跡です。周辺には遺跡にちなんだ施設などが整備されていて、土器、石器、木製品などが展示されている歴史スポット。なかでも前期末から中期初頭(約5000年前)の層からは大量のイルカの骨が出土したことから、当地の縄文人はイルカ漁をしていたと言われています。

また他にも板敷土壌墓が4基と、晩期(約2800年前)の層からは栗の巨木を半分に割り、円形に立てて並べた「環状木柱列」が見つかっています。この様に多彩な遺跡物が出土した真脇遺跡は縄文文化を改めて見直す貴重な遺跡として位置づけられていて、平成元年に遺跡そのものの約37000㎡が区に指定史跡に指定されました。

歴史スポットとして遺跡公園内には「真脇遺跡体験村」が併設されていて縄文真脇温泉や宿泊施設も整備されているので、家族でゆっくりと古代文化を楽しんで下さいね。

5.平氏が建てた豪壮な屋敷「時国家」

石川県輪島市から約19㎞ほどの地に特徴的な岩肌を見せる岩倉山の山麓にあって、周りの風景にもうまく融け込んだ茅葺きの上時国家と下時国家の2軒が建てられています。

屋敷の構造は、間口13間、奥行き8間、総面積108坪で、木造平屋建ての茅葺き入母屋造り。自然の山を背景とした池泉回遊式の庭園は国の名勝指定を受けており、建物は昭和38年(1963)に国の重要文化財に指定されていています。

邸内には大納言の格式を思わせる「縁金折上格天井」や「大納言の間(別名 御前の間)」があり、広間の襖には平家定紋の「丸に揚羽蝶」を金箔で描いて連ねているのが見ることができます。他にも見ごたえのある珍しい造りなどが見学できるので、石川県能登地方を訪れたらぜひ立ち寄ってみてください。

6.能登一の大伽藍を有する大寺「妙成寺」

金栄山妙成寺は北陸における日蓮宗の本山であり、永仁2年(1294)に日蓮上人の弟子であった日像が法華経の布教のために京に向かう途中、石動山天平寺の修験者であった満蔵法印(後の日乗上人)に出会い、日蓮の教えを説いて改宗させ日像と共に石動山などで民衆に説法しました。

しかし却って反発をかい豪族の柴原将監のもとに身をよせましたが、日蓮宗に帰依した柴原将監の援助のもと滝谷に妙成寺を建立したのが始まりです。江戸時代には妙成寺は加賀藩前田家から手厚い加護を受け隆盛を誇ります。

寺内には重要文化財の堂宇が建ち並び、特に五重塔は北陸随一といわれ、その威容は圧巻です。また、山畔を利用した池泉と枯山水併用の庭園の美しさは定評があり、訪れる観光客の癒しのスポットといって良いでしょう。

7.真言宗の古刹「来迎寺」

来迎寺という寺名の寺院は全国に多く存在しますが、こちら石川県穴水町にある来迎寺(らいこうじ)は、弘仁5年(814)に嵯峨天皇の命により創建されました。「勅定山」という名前になり、その後平安時代の末期に平家物語にも登場している武将「長谷部信連(はせべのぶつら)」の祈願寺となり、寺の名を「来迎寺」と改めた真言宗の古刹です。

境内の庭園は心字池を中心にして700年ほど前に築庭されているもので石川県の名所にも指定されている。樹齢600年と言われ、花弁の数が300枚を超えるという古木の「来迎寺キクザクラ」が目を引き、四季ごとの風景も美しく訪れる人の心も癒されることでしょう。落着いた雰囲気がとても魅力的な観光スポットと言って良いですね。

◎まとめ

石川県の歴史は、一向一揆が起こり、その後約100年に渡って一向宗の支配が続き、後に加賀前田藩によって伝統・文化を重んじ奨励してきた芸術的な工芸品や数々の歴史的史跡が多く残されています。そんな歴史スポットをご紹介しましたが、北陸新幹線の開通によって訪れやすくなったので、ぜひ古の文化に触れてみてはいかがでしょうか。

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